美紀の話を聞き入れた、修一。しかし、起きて来た楓も、修一の事が好きで
片思いであった事が、解った。互いの事を全て話す事が出来た。
様々な思いをこめて話された、3人の会話。楓の真実が明らかになったものの
自分には、誰も愛されない事が、自分にとっては何よりの傷になっていた
楓:私を、好きになってくれる人なんて、誰も居ないのです・・・・。新田先輩は
片思いでしたし、私の憧れた人にはもう恋人がいた・・・・。
修一:そんな事は無いよ。楓ちゃんには、もう1人良い人がいるじゃないの。
楓:私に・・・・良い人・・・・そんな人・・・・私には・・・・・
美紀:修一さん、それって・・・・・もしかして・・・・・
修一:そう、お互いに同級生で、いつも一緒に居てくれている、浩二君の事よ
楓:浩二君が・・・・私の・・・・・良い人・・・・・あ、確かに、入学して来た時も
一緒に、記念写真を取ったのも、浩二君と一緒だった。でも、浩二君、私の事なんて
美紀:浩二君が、楓ちゃんを慕っている事は解っていましたよ。入学して来た時から
私に、河合先輩、女性が喜びそうな事って何ですか?って真剣に聞いてきた事も
ありましたよ。それだけ、楓ちゃんを慕っていると言う事は、本気で好きになっている事
楓ちゃんは、気が着いてなくても、浩二君には、楓ちゃんを片思いで慕っている事は
間違いないと思いますよ。もっと、自分に自信を持って浩二君に接してみてはどうです?
楓:でも、私は。男の人と話すのが苦手ですし、男性恐怖症ですから、緊張するし
格闘技しているから、下手したら、人に暴力を振るってしまいそうで恐いです・・・・・。
美紀:そこは、修一さんの出番ですね。そう言うレクチャーは、修一さん
得意分野ですから。ね〜、修さん。
修一:あ、そうですね・・・・え!お!!俺!!!美紀さん。何で、俺なのですか。
俺は確かに、人を見る事は出来ますけど、そこまでは、俺の得意分野ではないですよ
楓ちゃんの、気持ちの問題ですけどね。この場合は。
美紀:修一さん、楓ちゃんの、男性恐怖症を治してあげて下さい。これでは
楓ちゃんが、可愛そうですよ。人を好きになる事が出来なかったら、1人のままですよ
美紀の積極的な、発言に修一も、言葉が無かった。
修一:ま、出来るかどうかは解らないですけど。やるだけの事はやりますよ。
でも、一体どうやって???恐怖症を治せば良いのです????美紀さん
美紀:私を、抱きしめたように、楓ちゃんを、優しく抱いてあげれば良いのですよ
恐怖感は自然と、消えて、緊張感も無くなります。修一さんなら出来ますよ
楓:新田先輩・・・・私からも・・・・・お願いします。
2人の頼みとあっては、断る事は出来なかった修一。恐怖感を無くす為に
修一の目が光る。恐怖感が無い様に、しないと、心に誓った
修一:解りました。楓ちゃんの恐怖感を、治して見ますね。出来るかは解らないですけど
楓:先輩に・・・・して貰えるなんて・・・・・私・・・緊張しています。
美紀:良かったですね。楓ちゃん。恐がらないで、全てを受け止めるのですよ
今の時間は、夜中の5時30分。楓を真夜中の夜に、抱きしめる事になった
次回予告
恐怖感を無くす為に、修一は、楓を抱きしめる事に。果たして、恐怖感を治す事は
NEXT 優しさを受け止めて
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!