2012年8月25日 別府湾(大分市)、掃海艇、ミサイル艇見学


今日は娘がランチを御馳走してくれるとのことで別府の旅館に行くことになった。自宅から高速を使い別府インタ
ーおり3分「眺望の宿しおり」http://www.yado-shiori.jp/の到着。
予約していたランチメニュー¥1680を満喫する。ランチは5種類の中より選べる。蒸し豚はとても柔らかく満足し
た。ランチ注文のお客は温泉も利用できるので、かみさんと娘が食べている間私は一人で大浴場、露天風呂を楽し
む。娘は別府で用事があるのでかみさんと愛犬ミントを公園で走らせるために海岸に向かう。向かう途中で港に自
衛隊の艦橋と日の丸が見えたので港に立ち寄ることにした。別府観光港に掃海艇が入港している。駐車場を探すが
艦艇見学用の駐車場がないので近くの木陰に車をとめカミサンとミントはここで休憩とし、私は徒歩で見学に行く
。係留されている艦艇は「掃海艇とよしま」であった。


掃海艇とよしま 主要性能要目

■基準排水量 510t
■主要寸法 全長54.0m 幅9.4m 深さ4.2m

■主要機関 ディーゼル機関  2基、
      補助電気推進130km 2基

■速力   14kt 時速26km

■主要兵装 20mm機関砲×1、掃海掃討装置1式

■乗員   37名


乗船してみるとやはり木造の船体でる、機雷捜索、処分が目的のため機雷が船舶の音や磁気を感じて反応しないよ
うに船体は木造、エンジン機関等はアルミ合金、銅合金等を使用している。又静粛性向上のため電気推進器を搭載
している。
船首には20mm機関砲を設置してある、主に機雷等の破壊を目的に使用するらしい。
トリガーを引いてみるとバルカン砲が回転をはじめた。これを人力で撃つのだから相当の振動があるにちがいない



20mm機関砲,手動で操作する。
 次に操舵室を見学して後部に移動

後部には機雷捜索用のフロート、機雷処分具、係維掃海具が設置されている。


■主な掃海作業

機雷には、係維式機雷(ワイヤー等で錘に係維されたもので触発式と感応式がある)、沈底式感応機雷(海底に沈
めたもので艦艇が通過する時の磁気、水圧の変化や推進器音に感応して爆発するもの)などがある。

係維掃海は船尾にカッター付のワイヤを曳航し係維器のワイヤーを切ることで係維式機雷を水面に浮かせ20mm
機関砲により処分する。機雷掃討は機雷処分具をリモートコントロールし、係維機雷はカッターによる係維索を
切断した後に銃撃又は爆薬により処分、沈底機雷は、小型爆薬により処分します。機雷処分具がない場合は、処
分員が機雷まで潜水し、爆薬等をしかけて処分する。

大変危険な任務ご苦労様です、気をつけて職務に励んでください。応援します。

掃海艇とよしまを下船した時に娘から連絡がはいり娘も用事が終わったので、カミサン、ミントと娘を迎えに行
く。娘を乗せて戻るときにもう一隻見たいので再度港に行く。私が見学している間にカミサンと娘はドッグラン
に行くそうだ、私は港で下してもらい再度見学に行く。

2012年8月25日 ミサイル艇「しらたか」見学

ミサイル艦は、機動性、即応性及び打撃力に優れた小型高速艇で、我が国周辺海域において、侵攻してくる敵の
海兵兵力を撃破するための局地要撃及び不審船等の行動に対処する哨戒及び沿岸警備が主な任務とされている。

主要性能要目

■基準排水量 200t
■主要寸法  全長50.1m 幅8.4m深さ4.2m
       喫水1.7m

■主要機関  ガスタービン 3基、
推進装置  ウォータージェット3基 
       速力44kt 時速80km

■主要兵装  62口径76mm速射砲1門 
       12.7m重機関銃×2、

       対艦ミサイルシステム(SSM−1B1式
■乗員    21名


対艦ミサイルシステム(SSM−1B)の発射の様子。

ステルス仕様で斜めに切り取られた砲塔部分 62口径76mm速射砲、


艦橋の様子、凪の湾内でも結構揺れる。スピード重視の艦艇のため喫水が浅く、平になっているからしかたがない
とのこと。これで80km/hで走ると相当の波と揺れが想像できる。近くの自衛官もめちゃくちゃ揺れるので何度
ももどしたと話してくれた。この艦は18名で任務にあたるため泊の任務はないため、厨房等もないそうだ。基本
はその高速をいかした日帰り任務と言っていた。


船尾にミサイルランチャーが3基設置されている。ミサイル3発撃ち終わると基地み戻り再度新しいミサイルを積
み替えて出航するそうだ、艦内には予備のミサイルはないそうである。積み替え時間は10分・でおわるそうだ。
説明の自衛官はまだ一度もミサイルを発射したことはないそうである。1発ん億円だそうだ。

このミサイル艇はスピード重視のため計量化されアルミ製とのことだ。


艦艇を降りて船尾にまわってみるとちょっと違う。聞いてみるとスクリュウ推進ではなくウォータージェット推進
だそうだ、それで80kmもスピードがでるのが納得できた。


ウォータージェット推進装置は、海上自衛隊では200トン型ミサイル艦で初めて採用された推進装置。原理はガス
タービン主機により、ウォータージェットポンプを回転させることで、船底かtら「吸い込み管路」に海水を取り
入れて¥、出口側の噴射ノズルでジェット水流を船尾方向に噴射することにより前進推進する。

(後退する場合は、艇尾側への通路を閉鎖し、ジェット水流を前方斜下方向に噴射させる。)
また、噴射ノズルは舵としての機能も有しており、ノズルの方向を左右に変化させることによって、艇の進路を
自由に変えることができる。


ウォータージェットによる走行を見学するには26日の朝7:00に別府をはなれるとのこと、その時は見学できる
とのことだった。
今回は偶然通りすがりの見学のためデジカメではなく携帯で撮影した画像のため画質が良くない。又、一部海上自衛隊
の画像や他のサイトからお借りした画像も使用しています。

いつものように記念撮影をして見学を終了する。日本を取り巻く状況は韓国との竹島、中国、台湾との尖閣諸島、
ロシアの北方4島の問題がある。日本の軍備に消極的な政党や日教組は本当にそれでよいのかと問いたい。日本に
自衛隊がなかったら、日米安全保障条約がなかったら尖閣や対馬、沖縄まで中国に実行支配されているだろう。

日本防衛のためより強い自衛隊であってほしい。毎日の勤務お疲れ様です。がんばれ自衛隊.

  

  更新日2012.9.1


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