佐田の名所

こしき石(いわ)


 キーワード: 寺社仏閣・信仰
 滑川沿いの田圃の中に建つ巨石。

 地上に露出している部分だけでも高さ1.5m、周囲1mあります。60度傾いた状態で地面に刺さっており、その先端は、米神山山頂の環状列石を示していると言われています。
 また、頂に乗る帽子のような「笠石」を動かすと、嵐が来たりたたりがあるとされています。


 苗代に水ひきかけて こしき石  
     むすとや苔乃 幾代かへらん 


 と、帆足万里もこの石を八景和歌に詠んでいます。


  • [参考文献]安心院町身心すこやか事業推進委員会(1988)『ふるさと佐田』
  •  巨石祭の頃のこしき石 
  •  米神山の山頂を向くこしき石