直流安定化電源の製作です。

キットを箱に収めて見栄えを良くするだけという簡単仕様ですが。

大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用
アナログ・標準パネルメーター(DC15V)
スイッチングACアダプター(15V0.8A)

といった感じの部品を使います。後は細かい部品とか。全て秋月電子で購入しました。

ACアダプタを電源として使い、出力の電圧を可変させるという事で。
合計3300円程の材料代で製作できます。

部品の配置を決めます。


部品の配置を決めたら下書き。


プラスティックの箱の加工のためにニブラー買ったんですけど、
箱の材質が厚すぎて使用できなかったので、
結局ボール盤で穴を開けてニッパーで切ってつなげるという王道で作業を実施。

楽するために折角ニブラーまで買ったのですが…。

薄板だったら本当に楽なんですが<ハンドニブラー



部品を取り付けました。

メーター横のシーソースイッチは出力電圧のレンジ切り替えスイッチです。


キットの製作です。

三端子レギュレータで電圧を制御していますので、
当然なのですが入力電圧以上の電圧を作ることは当然出来ません。

製作したものは15Vの入力電圧で、大体12.5Vまで出力電圧を制御できます。
電源電圧上げれば、少し高い電圧までは取り出せるみたいですが。


チョコチョコっと配線します。

ヒューズ入れ忘れた。


出力電圧の点検です。

大体あってますね。


総括:
とりあえず、車のLEDの電飾関係の作動点検と、
5V作動の論理回路だけ動かせればいいので満足できるものが出来ました。

箱の加工が一番面倒です。薄板のスチール箱でも使えばよかったな、と。
ニブラーで加工できれば簡単だったんですがね。

入力が15Vの700mAのスイッチングのアダプタなので、大電流は取り出せません。
電源を変えればもう少し高い出力が得られます。

パソコン用のATXを電源に転用するのも良いかもしれませんね。