ロード用のツールの紹介です。

品質は3流のものばかりの紹介になりますがご容赦ください。

LEE製のLOAD-ALL2というローダーです。

なんといっても廉価。
6000円で購入。海外通販だと50ドル位で購入できます。

殆ど全ての部品がプラで出来ているので軽量です。
強度はまぁ、それなりでしょう。


MEC製のものは殆ど全てが金属製です。
その代わり、価格と重量が増します。
エントリーモデルでも国内価格が3万弱、海外通販でも160ドル位します。

RCBSのローダーであれば130ドル位で買えますが、それでも高価ですよね。

個人的には半値以下で買えますからLEE製で問題ないと思います。


チャージバーです。
ここのレバーを操作することで薬莢にパウダーやショットを入れます。

前面にあるビスを外すとチャージバーが外れます。


ビスを外したところです。


チャージバーは簡単に外れます。

右側のパウダーブッシングの大きさを変えることでパウダーとショットの量を調節する事ができます。

しかし作りが安っぽいです。実際、安いので仕方ないんですけど。


フタ。

パウダーとショットの入るケースのフタです。

弁当箱みたいな形状になっているので内部に使ってないブッシングを入れたりできます。
便利、便利。


LEEのローダーを使うにあたり必須になる木の板です。

1枚300円程度の板ですがコレを2枚ホームセンターにて購入。


ローダーの下側にビスで木を固定します。
ちなみに固定用のビスも付属してますが、かなり長いので切って使ってます。

木に固定しないと、ローダーの台座が小さい為にフラフラするので、
LEEのローダーを使用するのであればこの作業は必須になると思います。


もう一枚の板の使い方。

左側はLEE製のパウダーメジャーです。大体25ドル位。
パウダーメジャーを木に固定します。
パウダーの計量に便利なメジャーです。


右側のは同じくLEE製のパウダースケールです。こちらも同じく大体25ドル位。
0.1グレイン単位で計量できますが、初期の調整が超面倒です。

デジタルスケール買ったので今は使ってません。
デジタルマジ偉大です。


HORNADY製のパウダートリックラーです。12ドル位。

火薬の計量に使いますがあまり必要ないと思います。
ノブを回すとチューブの先からパウダーが少しづつ出てくるという代物。


トリックラーの内部構造。
こんなモノで12ドルとか高すぎる気がします。

プラのケースに穴の開いた真鍮製のパイプが刺さっているだけ。
パイプの抜け止めはOリングという。


ステンレス製のはさみです。
11ドル位。
刃の形状がキザキザになっていて硬いものも切れます。

ショットシェルをロールクリンプする際、シェルの口を切ったりするのに使います。
他の用途としてはワッズを切ったりするのにも使えます。

わざわざ専用品を買うまでも無いかな、とは思います。


英語でハルスカイバーて名前です。
Hull Skiverと。
20ドル位です。

シェルの口の部分のクリンプの曲がり直しと内側を若干削る役目をします。
無くても良いと思います。


ロールクリンパー。
ロールクリンプをするのに使います。コレは28ドル位。

ボール盤等にチャックしてシェルの口を閉じるのに使います。

クリーンパーの中のピンがコレは1本しか無いタイプです。
廉価版みたいな感じ。


2つ目のロールクリンパー。
コレは39ドル位です。

クリンパーの中のピンに注目。
上のクリンパーと見比べると分かるのですが、このロールクリンパーは内部のピンが2本あります。

HPには約半分の時間でクリンプ出来る、と書いています。
後は油を塗って使えとか、ショットシェルを若干切れとか書いてます。

海外のHPで2種類売っていて価格差の違いは何ぞ?と思い、
1つあれば十分なロールクリンパを2種類も買ってしまうとかね。

しっかしまぁ、ロールクリンプは面倒です。


総括:
LEEのローダーは良いにしても、パウダーメジャーとパウダースケールのチャチさは酷い。

正直なところですが、計量の為の道具に関してはLEE製はお勧めしません。
パウダースケールは0点の調整が非常に手間ですし、簡単に調整が狂います。

使用には問題ないと思いますけどね。

道具は選びましょう。