サボットスラッグ・ライフルドスラッグの弾は高価。

という事でリロード用の弾頭を鋳造します。

ポットに鉛を投下。

釣り用のおもりです。

2kgで1000円程で、4kgを一応購入。

画像の量で大体2kgです。


溶けてきました。


デロデロに溶けたらモールドとひしゃくを中に漬けます。

モールドの温度が低いとまともにキャスト出来ません。


キャストした弾頭を冷やすために水を用意します。
バケツに布と水を入れます。

布を入れると弾頭を落としたときに弾頭が変形しない(らしい)です。


溶けた鉛です。

有毒なガスが出てますのでマスクをつけましょう。
後、熱いので革手袋必須です。

ひしゃくを使ってモールドに鉛を流し込みます。


流し込んで、モールドからあふれてきたら5〜10秒ほど固まるまで放置します。


湯口である上側のフタを木槌で叩いてスライドさせます。
おすすめしませんが、革手袋していれば手でも大丈夫ですけどね。

弾頭の頭がこの作業で平らになります。


裏側のプラグを抜きます。

プラグを抜いたら水の中に落とします。

弾頭が張り付いている場合、モールドの外側に衝撃をあたえると外れます。


12番のフォスタースラッグです。

中は中空です。
475グレイン。


12番のサボットスラッグです。

スタンダードなワッズに包んで使え、って説明書に書いてます。
コレも中空で525グレインです。


麺棒の容器に入れてます。

サボットスラッグが49発
フォスタースラッグは15発

フォスタースラッグの数が少ないのは、
モールドの底のプラグを抜くのに力が要るので、挫折しました。

というわけでサボットスラッグの方が多いという。


弾頭比較です。

左下の小さいのはエアライフル用の4.5mmの弾です。
コレも中空です。ちなみに8.2グレインです。

弾頭の重心を前にするために中空になっているみたいです。


右下のは6mmのBB弾です。


総括:
案外サクっと完成します。

ポットは無くてもカセットコンロと鍋で十分です。
もとい、ポットは温度上昇が遅いのでコンロのほうが良いかも。

2時間程で65発の弾を製作。
ハンドルとモールドが結構重いので左手が筋肉痛です。

歩止まりが悪いのでもう少し手順を考えないと駄目かも。
モールドと鉛の温度は高いほうが綺麗にキャストできるみたいです。