大分県、 泌尿器科/ 前立腺・前立腺がん・前立腺肥大症・結石 包茎/ HoLEP・レーザー・HIFU
【寿町泌尿器科】〒870-0036
大分県大分市寿町8−2
TEL:097−537-3366
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全ての尿路結石を粉々にする!
内視鏡的尿路結石レーザー破砕術(レーザーTUL)
 “院長自身が尿管結石患者”となりレーザーTUL導入を決定!
 昨年(平成19年)の11月に院長である私自身が左尿管結石となり、泌尿器科医としてとても貴重な経験をしました。尿管結石特有の左背部から側j腹部にかけての耐え難い痛み、水腎症による鈍痛と吐き気を認め、自然排石をあきらめESWL(体外衝撃波結石破砕術)を受けました。
 これまで泌尿器科医師として数え切れないくらいESWLによる治療を行ってきましたが、ESWL中のなんともいえない痛み(内臓痛)とESWL後の結石下降時の持続的な鈍痛、完全排石までの精神的苦痛がこれほどとは思いませんでした。完全排石までの約1ヶ月間、夜間は自院で点滴、日中は座薬を使いながら診療を行い、地獄のような日々が続きました。最後の一個(米粒大の結石)が排泄した時のすっきり感、うれしさは格別なものでした。
 この経験により大分による尿路結石治療で当院(自分)がなにをすべきかを学びました。尿路結石の中で痛みを伴う結石はほとんどが尿管結石ですが、表1の尿路結石治療ガイドラインに示すように尿管結石の治療はESWLとTUL(経尿道的結石破砕術)がメインであり、両治療を結石・患者さんの状態で使い分ける必要があります。しかしながら、大分での尿路結石治療はESWL単独治療が中心で多くの施設で施行されていますが、TULを積極的に施行している施設は少なく、完全排石までに長期間の治療(入院・外来)がかかります。

 今回、ホルミウム・ヤグレーザーの導入により、1回のTUL手術、3日間の入院で尿管結石の完全破砕・完全摘出を行い、早期の社会復帰が可能となりました。
 
あの耐え難い痛みを経験する尿管結石患者の一人として、大分での内視鏡的結石治療は自分の泌尿器科医としての使命であると考えました。
 ホルミウムレーザーによる内視鏡手術(レーザーTUL)の利点・必要性
ホルミウム・ヤグレーザーはその特徴として強力な破砕力により尿路に発生する全ての結石を破砕する事が可能です。また組織への熱侵襲が極めて少ないため治療部位以外への損傷を抑える事ができます。このレーザーの出現により、尿管に細い内視鏡を挿入し尿管結石を直接破砕する経尿道的結石破砕術(TUL)が飛躍的に発展しました。尿管に挿入する内視鏡である尿管鏡がさらに細くなり、以前のように尿管の走行によってはとどかなかった腎臓付近までの上部尿管までの治療が安全にできるようになりました。またこのTUL技術が発達したことにより、ESWL単独では完全に破砕・摘出する事が困難な結石を、TULとの組み合わせにより安全に破砕・摘出することができるようになりました。
以上のようにレーザーを使用したTULは現在、尿路結石治療において必要不可欠な手技となっています。

 当院によるレーザーTULの適応
当院では腎結石以外の全ての尿管結石、膀胱結石、尿道結石をホルミウム・ヤグレーザーを使用したTULの適応としています。また、ESWL施行後の尿管への破砕片の結石嵌頓(破砕片が詰まって尿管にはまり込む事)結石停滞(詰まってしまって破砕片の道になる事=stone street)結石癒着(破砕片が尿管の壁にくっついてしまう事)に対してもレーザーTULが適応となります。
他院でESWLなどの治療をすでに施行された患者さんでも積極的にレーザーTULを施行しております。また、尿路結石に対する御質問のみの受診も受け付けておりますので、ご遠慮なさらず御連絡ください。
 レーザーTUL後の注意点
結石の大きさや形によっては治療前よりすでに尿管への損傷を認める場合があります。この場合、結石破砕・摘出後に尿管へステントと呼ばれる細い管を留置します(体外からは見えません)。ステント留置期間は損傷程度により術後1日−14日間ですが、退院時あるいは退院後に外来で抜去します。