ATARI MEGA-STE 内部配置

 

◎ 本体を上のふたをあけて、基板を上からみたところです。

CPUは、68HC000はPLCCのソケットになっています。モトローラの石がついていたのですが、発熱してるのが気になったので東芝の石に交換してあります。発熱はほどんど無く安定した動作です。(ST,STEでも東芝の石に交換すれば発熱で不安定になることはなくなるとおもいますが、東芝は生産を止めていると思うので、店頭在庫限りだと思います。)さすがにmade in JAPANですね。右下にコ・プロセッサ用のソケットがあります。試しに入れてみましたが、起動しなくなったので、はずしました。どこかのGALを交換する必要があるのでしょう。

TOS2.06のROMとFDCのICは FDDの1.44MB化キットを入れたときに交換しました。FDDはその後壊れてしまって、もとのものに戻しました。

電源ファンは、もともとはプラスチック製の安っぽいDCファンがついてあったのですが、風切り音がブィ〜ンとうるさいので、金属製のAC100Vのファンに交換しました。音はかなり静かになりました。ファンがあるコンピュータは、音楽の制作に使うときは気になりますね。その点はST,STEともファンがないというのは良い点でした。でもその分電源が弱いということですよね。

基板のまわりにみえる赤っぽい色のものは、ボディ内部のシールドのための銅の導電塗料です。プラスチックの箱ですので、なんらかのシールドをしなきゃならんわけですね。(STEだと板金のシールドだったのですが)ちなみに、上のふたをあけたまま電源入れて動作させるとシールド効果がなくなって動作が不安定になりました。ちゃんと効いているのですね。


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