九重・白口岳で秋空を満喫する
平成15(’03)年10月18日
九重・立中山〜白口岳 (ソロ、日帰り)
沢水キャンプ場(09:15)〜展望台(09:30)〜くたみ岐れ(09:55)〜鍋割峠(10:50)
〜鉾立峠(11:30、11:40)〜立中山(11:55)〜鉾立峠(12:05、13:10)〜白口岳(14:10、
14:35)〜稲星越(14:45)〜沢水キャンプ場(16:30)
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ここ数日、澄み切った秋空が続いている。広く真っ青な空を見に山へ行こうと思い立った。
広い空なら九重がいい。それも喧噪の北側コースより静かな南側コースがいい。
そんなわけで立中山〜白口岳を目指した。
沢水キャンプ場を横切ってしばらく
行くと展望台がある。
そこから今日歩くコースが望める。
(写真右半分を反時計回りに周回し、
キャンプ場に戻る。)
登山口の駐車スペースには僅か
数台の車しかなかった。
長者原や牧の戸峠のある北側登山
口ではおそらく数百台の車が止まっ
ていることだろう。
このコースの良さを知る人は少ない
と言うことか。
それにしてもこの空の広さ、青さは
どうだ。くたみ岐れから鍋割峠に至る小径
は、ここホントに九重?と思うほど静
かである。
道幅いっぱいに枯れ葉とドングリが
散らばり、時折暖かな木漏れ日が
射す。聞こえるのは風の音と野鳥の
さえずり、大地を踏みしめる山靴の
歌のみ。本当に気持ちがいい。
このコース、1級の穴場だと思う。
峠まで誰に会うこともなかった。鍋割峠をしばらく下ると目の前が
急にぽっかりと開ける。
佐渡窪と呼ばれる湿地帯である。
木道が続いているが、大雨になる
と水没するとかで巻き道もついて
いる。
正面左側に立中山が見える。
紅葉にはまだ少し間があるようだ。
佐渡窪を抜けてしばらく登ると鉾立
峠である。
腰を降ろし、これから登る白口岳を望
む。
堂々たる姿で登路も結構厳しそうに
見える。
右奥のピークは九州本土最高峰の
中岳か。
目を右に転ずれば眼下に法華院温泉
が望まれる。
まずは立中山ピストンとする。立中山は変哲のない鈍頂で大船山
が間近に見えただけであった。
峠に戻り、昼食とする。
今日のメニューは、ギョーザ、焼ホタテ、
鮭缶、いなり寿司。コンビニの総菜も
競争が激しいためか、火を通すと結構
いける。
あとはビールに熱燗。
いつものことだが、ここで酔っぱらいに
へんしーん。
白口岳の登りがきつい?
なんぼのもんじゃー、てな調子。
(気持ちは前向きになるが、体力が
追いつかない・・・)ヘロヘロになりながら白口岳山頂に
達する。
アルコール分は完全に水と炭酸ガス
に分解してしまったが、酒を飲んで登
るとかえってきつい。
良い子は絶対にまねをしないように。
山頂から大船山が正面に、その左
下に立中山と鉾立峠が見える。
その昔、ここにテントを張って、満天
の星空を楽しんだ。その場所や正面
に見えた山肌は当時のままである。
変化の激しい今の世の中、
不変のものに心を動かせられる。稲星越からの下山路は岩くれだらけ
で歩きづらかった。
戻ってきたキャンプ場は広々とした場
所ですぐに立ち去るのが惜しまれた。
西日を浴びながらコーヒーをいれ、景
観を存分に楽しんだ。
遠景は祖母山〜傾山の山並み。
帰りに七里田温泉館に立ち寄った。建物は田園地帯の中ほどにある。
湯は緑色がかった黄土色、湯船もタイルも温泉成分で変色しており、見るからに効きそー、と言う
風であった。
入浴客はほとんどが地元の人のようであったが、よそ者の私に対しても何人かが挨拶してくれた。
女湯の方からのんびりした口調で、チンゲン菜のできがどうのこうのと言う話し声が聞こえてくる。
いいねー。くつろげるねー。 チンゲン菜、おいしく育ちますように。