レオンとソニアは似ている?
悲しいことに無かったことにされた「悪魔城ドラキュラ〜漆黒たる前奏曲〜」のソニア・ベルモンド。
その後、本当のベルモンド一族の祖先とされた「キャッスルヴァニア」のレオン・ベルモンド。
どちらも後に夜を狩る一族となるベルモンド一族のご先祖様です。
さて、私なりの意見ですが、この二人は同じベルモンドのご先祖だけでなく、どこか似ている感じがするのです。
ソニアは、伯爵の僕たちにより、家族を失いました。
レオンは、婚約者サラを助けるためすべてを捨て、そしてそのサラも、ヴァルターによりヴァンパイアにされ、結局は救うことが出来ませんでした・・・
(というか・・ちょっと難しいけれど、天国にはいけなかったけれどもレオンと一緒にいるって感じですね・・・)
二人とも、失ったものは大きいと思います。
大切なものを奪われたことで、怒りと悲しみは深く・・・「どうして私が」とも思ったかもしれません。「復讐する」と思ったかもしれません。彼らだって人間です。
レオンの「憎しみがないといえば嘘になる」という言葉通り、憎しみを持って彼らを倒した、ということももちろんありえます。
でも、二人とも哀れみを入れることを忘れませんでした。レオンの、マティアスに対する「哀れだな」という台詞と、ソニアの伯爵に対する「悲しみの魔王(もしくは、「かわいそうな人」)という台詞に、これが現れています。
敵に対する「哀れみ」があったからこそ彼らは彼らを倒すことが出来たのだと思います。安易な憎しみでは、きっと伯爵やヴァルターと同じに、もしくは飲み込まれていたかもしれません。
人を哀れみ、案ずる気持ちは人にしかありません。人だからこそ倒せたのだと私は思っています。これは、レオンやソニアだけに当てはまりません。
夜を狩る一族となる宿命を喜んで受け入れたソニア、
呪われた運命を増やさないでほしい、というサラの願いを叶えるため、そして人であることを捨てたマティアスを滅ぼすため(滅ぼす、という表現はちょっと違うかな・・・レオンは「追い詰める」と言っていたけれど・・)、夜を狩る一族となる宿命を背負ったレオン。
二人の背負った宿命と悲しみ(いや、嘆き?)は大きく、また同じ。
失ったもの、敵に抱いた思い・・・以上から、とても二人は似ていると思いました。
しかし、こうも思うのです。
母性と父性・・・ソニアが母のような暖かさなら、レオンは父のような厳しさを感じさせます。
相対している性質を持ちながらも、やっぱり二人はどこか似ていると思うのです。