2006.8.20 Y旅行社のお鉢巡り富士登山ツアーに大分から参加。
九州地方で募集し、32名の参加者があり、羽田空港に集合し、そこから貸切バスで富士山5合目まで行き余分な手荷物はレストハウスに預ける。
登山ガイドさんと合流し、これからの予定や注意事項の説明を聞き「いよいよ」期待に胸膨らませながら足取りも軽く午後3時に出発。
五合目付近は高山植物の宝庫で、ホタルブクロ、アキノキリンソウ、ピンクのいたどり、トモエシオガマ等の花々が迎えてくれました。
ガイドさんは歩き方や呼吸方法を指導をしながら15分歩くと休憩を取り、こんなにゆっくりで、行き着くのかしらと思うくらいスローペースで物足りなさを感じる。
このゆっくり登山が高山病にかからない為の対策だそうです。私は森林限界線の木々を観察しながら楽しく歩く。
6合目の半分ぐらい登った頃より、頭痛、倦怠感、欠伸が何回も出るのでもしかして・・と嫌な予感がした。
以前、西穂高に登山した時に高山病に悩まされた経験があるので、今回の富士登山には呑む酸素を購入したり、毎日近くの山でトレーニングを積んで万全の筈だったのに嘔吐が始まり、やっとの思いで7合目の鎌岩館に到着したのは午後6時。
嘔吐を繰り返すので夕食もとれずそのまま就寝。
翌朝4時30分に起床、気分は爽快、朝食は塩鮭、お味噌汁と大変美味しく頂き、ご来光を仰ぎ、写真撮影もパッチリ。
高山病も治ったと思ったのも、束の間8合目を目指して30分ぐらい歩くとまた、頭痛、嘔吐をが激しくなり8合目の太子館で私一人留まることになる。

他の人たちはここで荷物を置き、必要な雨具とお弁当だけの軽装で頂上を目指し出発した。
私は狭い寝床の中で嘔吐を繰り返し、水も受け付けず苦しいので8合目にある救護所を訪ね診察をして頂くと「高山病ですよ」高山病の治療は下山するしか方法はありませんね!いますぐ下山しなさい!と言われたけど・・・・私は団体行動なので「なすすべもなく」じっと安静にして寝床に横たわって皆の帰りを待った。
夕方6時に仲間たちは“へとへと”に疲れて帰ってきたが私と同じく高山病に掛かり4人が8合目半ばで、ダウンし最終目標のお鉢めぐりが出来たのは14人に過ぎなかったようです。
私の高山病は悪化する一方で水分が全然取れず下山できるかと・・・不安になってきたが翌朝になると気分も良くなっていたので下山準備も整い「いざ歩き始めると」また、嘔吐を何回も繰り返すので登山ガイドさんが「あなたは危険な状態なので私を背負って下山すると言って聞きません!
私は意識も有り、体力も十分残っているので歩けることを伝えガイドさんの申し出を固辞した。
200メートル下山した頃より頭痛、嘔吐がなくなり魔法が解けたような感じで自力で五合目の登山口に帰り着くことが出来た。
とても苦しく辛い富士登山でしたが又機会があれば再挑戦したい気持ちが湧くのはなぜかしら?・・・・
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