幕末降臨伝ONI

¥12800    1996.2.2   バンプレスト/パンドラボックス


以下の情報はB-Fさんよりご提供頂きました。ありがとうございました!

(Ending)

リッシュ
「な、なぜ勝てない!?
スクワントとオレでは、
どんな違いがあると

いうのだ!?」

十郎太
「邪悪な心を持つ
おまえが、この国を
救おうと命をかける

私たちに、勝てる
はずがないだろう」

リッシュ
「そんなはずはない……
力こそ正義では
ないのか?

三博士は、そう
教えてくれたのに…」

夏芽
「力なんかじゃないわ。
正義は、心の中に
あるのよ……

それもわからない
なんて、
かわいそうな人」

リッシュ
「かわいそう……?」


タミアラ
「あなたには、
人間の心がないの
ですか?

かわいそうな人……」

リッシュ
「なぜだ!?
なぜ、おまえが
死ななければ

ならない!?」

タミアラ
「あなたは
かわいそうな人……
でも、わたくしさえ

いなければ……」


リッシュ
「タミアラ、
おまえがいいた
かったのは…………

オレをかわいそうだ
といったのは!」

スクワント
「リッシュ……」

リッシュ
「オレはタミアラが
欲しかった……
なぜかはわからん。

しかし、いっしょに
いたかったのだ………
死なせたくはなかった、
タミアラ……」

スクワント
「……一足先に、
タミアラに会いに
行くがいい」

十郎太
「げんかいか!
“霊穴”が、
もう保たないんだ!!」

夏芽
「今の戦いで、力を使い
過ぎちゃった……
こんなじょうたいの

“霊穴”を、封印
できる自信がないわ!!」

大和丸
「…………一つだけ、
方法があるぜ」

十郎太
「それは!?」

大和丸
「四人で、“霊穴”に
飛び込むんだ。
オレたちが、体ごと

力をぶつければ、
封印できるかも
しれねえ」

十郎太
「……しょうりつの低い
かけだな。

だが、なにもやらない
よりはマシだ」

夏芽
「あたしもやる。
もし、死んじゃっても
……きっと冬夜兄さん、

ほめてくれるわ」

スクワント
「オレはかけはきらいだ。
絶対に、封印する
つもりで行くぞ」

大和丸
「よし!!」

スクワント
「すべての力を使い、
“霊穴”の封印をする

………………
覚悟はいいな?」

夏芽
「ええ、この国の
みんなのために!!」

十郎太
「この国を誰よりも
あんじていた、
イヒカたちの恩に

報いるために!!」

大和丸
「オレたちの戦いに、
ケリをつけるために!!
行くぜ!!」


土方
「妖怪が消えた……!?」


「やった、
やっつけたんだ!!」


「助かったのねーー!?」


「バンザーイ!!」

土方
「あいつらは……
大和丸たちは!?」

「まさか…………!?」


土方
「あんたと、こうして
話をする日が
来るなんてな」

竜馬
「ああ、それもみんな、
大和丸たちの
おかげじゃき」

土方
「ああ……」

竜馬
「大和丸たちの
行方は、まだ、
わからないまま

なのか?」

土方
「……そうなのだ。
あの日、富士の
ひょうけつに

消えたまま……」

竜馬
「な、なーに。
ヤツらが、そんな
かんたんに

どうにかなる
わけないぜよ」

土方
「……そうだな、
オレも信じている」

「では、オレたちは行く。
函館には、
たった一つ残った

“霊穴”があると
いうからな」

竜馬
「行けば、“霊穴”を
欲しがっている
ヤツらと、

戦うことになるぜよ。
おまんら、
そんな人数で勝てると
思っているのか?」

土方
「わからんな。
しかし、
大和丸たちの

たまにもがんばらねば
ならん。
“霊穴”の上に城を
きずき、最後まで

戦うつもりだ」

竜馬
「……そうか、
決心は
かたいようだな」

土方
「城の名前も、
もう考えてあるのだ。

大和丸、夏芽、
冬夜、スクワント…
そして十郎太。

平和のために戦った、
彼ら五人にちなんで…
“ごりょうかく”」

竜馬
「いい名前ぜよ……」

土方
「ではな。
もう、会うことも
ないだろうが……」


(Staff Roll)

監督
河西 貴則

脚本
早川 奈津子

戦闘技術
河西 貴則

技術
狩野 芳

企画
二見 康生

企画補佐
坪川 朗人

原画
JC STAFF
久保 聡浩

覇光童子原画
神田 達志

音楽
根本 一郎
渡部 陽子

美術
岡山 憲一
小野 剛
濱本 浩志
山口 奈津江

戦闘美術
上野 かおり
小野 剛
蚊爪 麗香
矢野 史子
湯浅 健

協力
田中 憲一
(バンプレスト)
頓宮 勝弘
伊藤 貴徳
田村 大輔
南部 佳絵
吉田 博彦
萓間 一彦
小島 雄高
斉藤 裕路
坂本 勝也
佐藤 庄毅
末安 祐介
高山 英樹
辻本 竜二
中川 武久
西村 寿雄
バンプレスト・デバッガーズ
STUDIO STAT

制作
PANDORA BOX

発売
BANPRESTO


少年
「竜馬のおっちゃん!
竜馬のおっちゃーん」

竜馬
「竜馬と呼んでは
いかんきに!
わしゃあ、もう

坂本竜馬の名を
すてたんじゃき」

少年
「ムグムグ……ッ!」

竜馬
「おっと、いかん」

少年
「ひどいなあ。
せっかく、伝言を伝え
に来てあげたのに」

竜馬
「伝言?」

少年
「桟橋で、知らない
人たちが、おっちゃん
に伝えてくれって。

えーと……

国中を敵に回した
オレたちは、もう、
ここにはいられない。
船に乗って、

新天地を目指す。
元気でな……

だってさ」

ネコ
「ニャーン!」

少年
「あ、そうそう。
こいつをあずかって
くれってさ。

長い旅は、かわいそう
だからって」

竜馬
「旅に出る……?

そいつらのとくちょう
を、教えてほしい
ぜよ!」

少年
「えーと、赤い着物で、
ほっぺに傷のある
男の子と、

長いかみの、
きれいな男と……
かわいい女の子と、
異人さんもいたなあ」

竜馬
「大和丸ぜよ!」

少年
「あっ、
おっちゃーーーん!?」


竜馬
「ほほに傷のある
少年たちの、
四人連れを

見なかったか!?」


「ああ、そいつらなら、
さっき
船出してったよ」

竜馬
「さっき!?」

「大和丸……
本当におまんらか?
生きていたのかよ?」

少年
「おっちゃん、
どうしたんだよ?」

竜馬
「おお…………
あいつらが暮らせ
なくなったこの国は…

この先、
どうなるのだろうなあ」

少年
「えっ?」

竜馬
「この国は、
変わっていくぜよ……
それがいいことか、

悪いことかは、
わしにはわからんき」


かくして、一つの時代が
終わりを告げた。
荒れくるう霊気も鳴りを
しずめ、太平が戻ろうと
しているかに見える。
歴史の裏で戦い続けた
「影の新撰組」の存在を
知る者は、ほとんどいないで
あろう。
彼らが、どこへ
行ってしまったのか……。
その消息も、ようとして
知れない。
やがて歴史は大きく動き、
新しい時代が始まる。
後に「明治」と呼ばれる
その時代に、何が待つのか。
それはまた
別の物語である…………。