九重連山のアーベントロート (H15.11月撮影)                    
始めての夕焼け登山。見た事のない圧倒的な茜色の迫力に言葉を失った。
ナベ谷から吹き上げる寒風が作る真っ白な霧氷とのコントラストが印象的だった。                   
太陽が沈みアーベントロートが終わると、神秘的な残照のショーが始まった。               
まるで、山全体が七色の虹を出しながら燃え上がっている様だ。
この神々しい風景は私に何を物語っているのだろうか・・。
いよいよ今日のショーの最終楽章となった。見事な水平線に太陽は今まさに沈まんとす・・。
ああ、落日だ・・今日一日をありがとう・・。
そして、明日一日も良い日でありますように・・
扇ガ鼻山頂で日の出を向え、山頂下台地のピンクの花園を夢見ていたが、残念・・
待てど暮らせど終始ホワイトアウトの氷点下のガスまくり・・
諦めて、岩影で震えながらのビールタイムを済ませ、下台地東端に移動・・
そこには、めくるめく地獄と天国が交錯する世界が待っていた・・
一瞬、ガスが切れ、眩しいばかりの星生が姿を現した・・
ベートーベンの第九の歓喜の声が聞こえてくる・・(苦笑)
H29.1.25
 夢の様な扇ガ鼻台地・・(H22.1.17)

肥前ガ城を諦めて、来た道を戻り、扇ガ鼻に駆け上がり
樹氷のトンネルを抜けるとそこはピンクの雪国だった(笑)。
スペクトル斜光線は刻一刻と変化し、雪面は揺れる様に燃え上がる・・。不思議だ・・。
扇ガ鼻の女神よ、夢の様な景色をありがとうございます・・。
今日は予定変更があったりして少し苦労したが、くじゅうの女神は必ず何がしかの
美しい表情を見せてくれる・・。
名残惜しい最後のショット・・。 手を振りながらお別れをしてきた・・。
  星生尾根、夕陽に燃える (H26.1.23撮影)

待ちに待った星生岩陵尾根のアーベントロート・・

雪はほとんど融けていたが、周囲のピンク色に支えられて勇壮さが映える・・     
予定ではもっと至近距離の西千里が浜から・・と考えていた。
扇ガ鼻に登り、主峰・久住の抜群の威厳さに圧倒され、予定変更・・
今回は扇ガ鼻東端からとなった・・肥前が城越しの「赤星生岩陵」になった。
私としては長年の念願が叶ったショットになった。
次回はもっとトロトロのピンクの龍宮城で必ず・・(苦笑)。