さあ、今日は、どうする?
鈴木 隆
6月30日(土曜日)
今日は、新入社員が、入社後研修あけで、赴任先の仙台へ到着する日でもある。
お立場上、一応、お出迎えをしなければならない。
その本人は、13時14分、最寄駅へ到着予定となっている。。
昨日の天気予報では、今日は、秋田、山形は快晴の予報である。
春から夏の季節は、岩手、宮城がオホーツク海高気圧の影響で濃霧であっても奥羽山脈の
西側の秋田・山形は好天のことが多い。この図式でいけば今日は絶好の登山日よりの様である。
貴重な梅雨の晴れ間は、今日一日だけで、明日は下り坂であり、かようなことがなければ
岩手・秋田県境の真昼山地の盟主 和賀岳へというところであるが、
昼までに帰宅しなければならないとなると、近場の山へとなる。
そこで、宮城・岩手県境の栗駒山(1627M)ということになった。(登山口までは、103KM)
紅葉期以外は、「インパクトに乏しい感」は否めないが
最短コースの中央コースをとれば、山頂までは1時間少々であるので
朝、早く出れば昼までに帰宅できるし、朝、早い時間帯であれば
鳥海山、真昼山地、焼石岳、早池峰山、月山、朝日連峰、蔵王連峰はもとより
天候に恵まれれば、はるか飯豊連峰も見えるかもしれない。
ということで、早朝、4時37分仙台の自宅を出発した。
走行中、天候は、曇りであるが、6時を回るころには、うす雲となり、うっすらと
陽光が見える状況となってきた。
天候もやや期待が持てる状況となってきたので、安心する。
早朝の走行で渋滞もなく、駐車場のあるいわかがみ平(1113M)には6時30分着。
このころには、天候も快晴となった。
軽く朝食をとり、6時46分出発となった。
さて、手元の記録をみると、2007年は、1時間4分、2010年、2011年は
平均1時間18分ということで、今日は、何とか1時間を切る時間で
登れないかなという目標を設定し、速足でスタート。
頂上には、7時44分に到着し、所要時間は58分で何とか目標達成。
2007年の時は、自然体で1時間4分であったが、今日は、時間を
意識して歩いてこのタイム。
体力は、少しづづ落ちている感じではある。
さて、頂上からの展望であるが、2000Mあたりに雲があり
鳥海山、早池峰山の頂上は雲の中だが月山、朝日、蔵王がよく見える。
その蔵王と朝日の間、はるかに、残雪で白い山塊がかすかに見える。たぶん飯豊であろう。
6月末の梅雨の晴れ間だが、北に勢力のある移動性高気圧に覆われているためか
湿度が少なく以外と展望が利く。
この季節は、まだ残雪があり地平線のはるか遠方でも同定しやすいこともある。
それでも7時半ごろから上昇気流によりガスが上がってきていたが、8時10分頃には
頂上付近に達し始め視界がさえぎられる状況となってきた。
ほんの30分程度の差で、運よく展望を得られた。
今回、1時間以内でのぼれたことと、展望を得られたということで、
ささやかな満足感が得られた半日であった。
いわかがみ平から栗駒中央コース途中からの栗駒山
鳥海山
いわかがみ平(1113M) 6:46
栗駒山頂上(1627M) 7:44
栗駒山頂上 8:33
いわかがみ平 9:13