那の津会九重愛好会第14回登山

ミヤマキリシマ鑑賞登山(牧ノ戸峠〜扇ヶ鼻、瀬の本〜星生山)

2018年6月8日(金)〜9日(土)、湯坪温泉遊雀荘

参加者:長崎、和田、御厨、北内、岩田、永田、前田、挾間、大野、堤(以上10名)

 

初日はあいにくの曇雨天。長崎会長の事前調査では「今年のミヤマキリシマの花着きは悪くなく、しかもこの会の開催日辺りが山頂付近では見ごろではないか」とのことだったので、あとの心配は天気だけでした。夕方のシンポジウムから参加予定の大野さん、岩田さんを除き8名がそぼ降る雨の中、午前9時20分、雨具をまとってめげずに元気に牧ノ戸峠を出発しました。

 

九重連峰のミヤマキリシマが咲き誇る時期はちょうど梅雨の真っただ中だから、何かと気を揉みますが、参加者は、悪天候はお構いなしに、それぞれのペースで談笑しながら今日の目的地・扇ヶ鼻に達しました。標高1600mくらいから上は厚いガスに覆われていましたから見通しはききませんでしたが扇ヶ鼻山頂直下に広がるミヤマキリシマの大群落・大庭園ではため息とともに、どこからともなく「みんな同じように咲いているようだけど注意すると、それぞれの花に微妙な違いがあり、一様ではないんだねえ」などと感嘆した声が聞こえてきました。

 

さて、天気は回復する気配がないこともあり扇ヶ鼻山頂(1698m)で記念写真の後、そそくさと下山して午後1時半には牧ノ戸峠に到着。そのまま宿に直行し湯坪温泉の露天風呂で冷えた体を温めたのち夕方までの約2時間、まずはシンポジウムの第一部として過去の九重愛好会を写真と動画で振り返ったり、長崎さんの写真集「九重の四季」などで瞬く間に2時間ほどを過ごしました。

 

シンポジウム第二部夜の部。この会の発足当初から民宿遊雀荘は、九重愛好会御用達の感があります。今回もスライド映写会をしやすいようにテーブルをセッティングしてくれており個室だから何の遠慮も不要なところが、各自持ち寄った秘蔵写真を披露するスライド映写会を楽しみにしているという点でも、この会の利用場所として格好ですね。

 

予定の全員が揃ったところで、生ビールで乾杯・痛飲し、馬刺し、牛のたたき、鮎の塩焼き、山菜の天ぷら、豊後牛などでお腹を満たしながら、北内さん夫妻の「ベトナム旅行」に見入り聴き入り、締めくくりはこのところ恒例となった和田さんのインド報告で、今回は今年2月上旬にJICA活動のご縁で招待を受けた「ベンガル風結婚儀式」の1週間の異文化の紹介でした。

 

翌9日、本隊は温泉たまご作成実習のため小松地獄へ、筆者(挾間)と昨夕から参加の若手現役・岩田さん(スペシャリスト隊)は瀬の本〜扇ヶ鼻〜星生山へ。御厨さんは昨日のコースを登りなおすと言う。岩田さんの参加のお陰か(彼の名前は”晴”はれる)昨日とは打って変わっての好天。扇ヶ鼻ミヤマキリシマ庭園では牧ノ戸峠からの御厨さんと”再会”を果たしました。(以上 事務局)

 

なお、秋の紅葉鑑賞登山は10月19日(金)〜20日(土)を予定しています。多数のご参加をお待ちしています。また、この会のこれまでの”あしあと”を九防協ホームページの「那の津会」の項に掲載しておりますのでご覧ください。