○編集後記
※本誌「クリさんの山のいで湯行脚」掲載の「早梅温泉」のその後であるが、先日の大分合同新聞によると、利用客が少ないため暴走族の溜り場となり放っておけない状態となったので近く取り壊すという主旨の記事があった。そこで早速、かのクリさん、取り壊される前に貴重な一点を稼いできたそうな。クリさん曰く「人々の心を癒すはずの温泉が、青少年の悪の温床になるとはね....」それにしてもまた一つ、ひなびた山のいで湯が姿を消すのは残念なことです。

※最近はゼロックスやワープロなどが普及し、謄写などはやらなくなったせいか文房具屋の若い店員さんも、本誌印刷に使用した上質孔版など全然知らないらしい。そこでTELでのこんな会話となる。編集子「上質孔版おいていますか」
店 員「え!? リョウシツコーガンですか??」
編集子「いえ、上質孔版と言ったんだけど」
店 員「ジョーシツコーガンですか?」
編集子「あんたネー、それは皮肉かえー」
若き女店員さんとの会話である。

※会報の準備に入ったときは、まだ涼しく机に向かって快調なピッチであった。7月に入って連日の熱帯夜、生ビールの誘惑には勝てない。ついつい飲んでバタンキュー。....かくて当初の勢いはどこえやら、大幅に遅れるハメとなる。
※アドバンス大分の「地球の穴ぽこ」が7月号で最後となる。その最後を飾ったモデルは当会会長とその日をもって正会員格上げとなった I君。温泉をテーマにしたモデルの条件としては編集子のような骨体美はまずダメ、カントやヘーゲルがポンポン飛び出すT氏(御湯彦などと称しているが)など?流哲学者もダメ。やはり適当に腹が出て哲学的でない顔の人、そういう意味では「硫黄山の湯」「赤川温泉」などで名モデルの名を欲しいままにしたK、K、I氏などが最適か。

※30Pの編集、シロウトにはさすがにくたびれた。途中、急遽、中島氏所蔵の広瀬淡窓自筆の書を入れることになった。格調高さを求める当会の創刊号にふさわしいアクセントになることを期待。

※創刊号ということで原稿執筆者を創立の4名にしぼった。他の会員には次号でご登場願うことにしよう。次号は11月下旬発刊予定。乞う御期待。                 (挾間) 


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