おゆぴにすとこらむ   オユノポリス運動     平松御湯彦
 山道を歩きながら考える。「彦」と名のつく人には、いで湯好きが多い。「英彦」、「和彦」、そして私「御湯彦」。皆様には私は「一村一品運動」並びに「テクノポリス」でおなじみだが、本来、私は「一村一湯運動」を提唱しているのを御存知ないらしい。ここで声を大にして大分県民に叫びたい。「一村一湯」なくして真の県民の福祉はあり得ない。私は最近ヨーロッパはOECDにおいてもこの「一村一湯」運動を提唱してきたのだが、「何故、今山のいで湯なのか」、理由は簡単、これからの時代はハイテック、ハイタッチの時代だからだ。つまりハイタッチ、ハダカになるとハイタッチしやすいのだ。Do you understand? 

 このハイタッチ、ハイテックの時代を支える我が @テクノポリス山群(※1)、Aマリノポリス山群(※2)、Bヒンズークジュウ山群(※3)、Cツエコルム山系(※4)、Dヤバケイカル山域(※5)等々豊富な山々を抱く我が大分県。この山のふところなに点在する真珠のようないで湯の数々。あぁ美的だ。この恵まれた彼の地を観光立県にしなくてなんとしよう。私の胸に彷彿と湧きいずる熱きもの....あぁ玉杯に花受けて....。

 ちょっと脱線したので話を元に戻そう。オユノポリスについても私の所見を県民に伝えよう。本来、ポリスというのは、皆様御存知のとおり古代ギリシャの都市国家であるが、賢者アリストテレスは人間のことを「ポリティコンゾーオン」と言っております。つまり「人間はポリス的動物である」即ち人間はポリスの存在あって初めて本来の価値を発見できるもの。ポリスの中でこそ、良い生活を送り得るもの、裏を返せばポリスがなければまともな生活ができないという意味なのです。

 テクノポリスにマリノポリス、そして「オユノポリス」....この三大ポルノいや「三大ポリス」あってこそ、より良い近代人の生活が体現されるのであります。私の一村一湯運動が広く県民の皆様に御理解を戴きまして、不公平県民税、サービスの悪い県立病院等々になりかわりまして宜しくお引き立てのほど隅から隅までずずずいっとお願いたてまつります。さぁ今夜も都町のスナツクで「すばる」を歌おう。(註 ※1:両子山他国東半島、※2:県南の山々 ※3:九重山系 ※4津江山系※5:耶馬渓山域)                              (つづく)

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