第26回全日本トライアスロン宮古島大会

感想と反省の記録

今回ジャルズツアーでの参加であり、その取りまとめを私が行いました。いつも他人任せにしていて、初めて全員で旅することの難しさが分かりました。一人二人なら良いですが総勢10名となると、そう簡単には行きません。又手際も悪く反省しきりです。
朝8時に福岡で飛行機に乗るには、大分を4時前のドリームにちりん(始発)に乗る以外にありません。家の場所によってはこの始発に乗るのが困難な方もおられるのを気づかず、大変ご迷惑をおかけしました。帰りも同じで飛行機から降りてバタバタと博多駅へ行きやっとの思いでにちりんに乗れ大変でした。行きはゆっくり帰りは早めが良さそうです。
今回の宿は”ペンションジロー村”噂では食事とかあまり期待は出来そうもありませんでしたが、いやいやどうして、会場まで徒歩20分、近くにはコンビニやショッピングセンターなど町に近く便利がよいです。食事も隣の味平となりますが、美味しくてボリュームもあり問題なし、食堂の方も気さくでいい雰囲気でした。部屋は決して新しくないのでリゾート気分とは言えませんが、のんびりできて良かったです。

レースを振り返って
スタート前
朝コンビニの前にバスが迎えに来ます。結構多くの方が並んでいましたが、バスには座って乗れました。(以前ドイツ村に宿泊した時は会場まで立っていたので、あの重い荷物を持ってはつらかったです。)
東急リゾートにつくと、そそくさとバイクラックへ行き準備開始。ポンプは何人か持って行くとの事だったので宿に置いてきましたが、それが間違い、皆自分のことで忙しいのに、あれこれお願いするのは迷惑になりますね。それと暗くて圧力の確認ができず、携帯で照らしてもらったりして、またまた迷惑かけました。
そう言う間にも、近くのトイレが並び始めています。とりあえず行こうと並び若干の時間ロス。トイレも暗くて見えなくて大変でした。なぜか大小ともに気持ちよく完了。その後最終受付を行いc潟塔Oを行い再びバイクラックでウエットの準備。やっと落ち着いた感じです。
スイム会場へ行くと、もうすでに試泳を行っている人がたくさん「みんな気合入りまくりです」私も50mくらい泳いで一番奥の定位置でスタートを待ちます。
スイム
何時ものごとくメンバーの大半は最後尾の一番奥より徐々に入水、私はスタート同時に真ん中方向に進んでみました。若干隙間があったので、泳ぎ始めますが予想道理大バトルに巻き込まれ大変な思いをしました。前後左右を挟まれ隙間を見つけながら泳ぎますが、みんな必死なので予想できません。結局無駄な動きが多くタイムロスしてしまいます。それでも第1カーブは何時通過したかわからないくらいに通過したようです。第2カーブ(ここからスイムフィニッシュに向かいます)付近では、向かい潮で又大バトルと言うか人の渦に巻き込まれそうで、相当焦りました。それを過ぎると、バラけてきてのんびり泳ぐことができました。結論から言うと最後尾からアウトラインをのんびり泳いだ方が楽に行けます
バイクトランジット
スイムトランジットでは下はトライスーツなのでそのまま、上はトライスーツにレースナンバーを付けていたのでそれを着ます。(着替えが必要なら荷物を預ける所にテントがあるのでそこで着替えます。)その際十分にタオルで体を拭いておくことが重要です。すんなり着ることができます。それとトイレに行きたければ絶対行くべきです。後で後悔します。またバイクには足ふきを置いて置けば靴下をはくのにばっちりです。

バイク
ヘルメットを被り顎紐をつけた状態で所定の位置まで押していきます。あわてると滑って転ぶので注意が必要です。スタートラインを越え走り始めると沿道にすごい応援がありテンションも上がります。今回風が強いのを意識して25Kmでイーブンペース作戦でしたが、やっぱそれは間違い。最初少しでも無理してスピードに乗らないと結局調子が上がらないで終わりました。それと、トイレに行こう行こうと思いながら結局東平安名岬の70Km付近まで我慢し、それもスピードに乗れない原因かと思います。補給はパワージェル・パワーバー・おにぎり・パン・大福・バナナですが、パワーバーは非常に食べずらいです。おにぎりはラップで包んでありますが、手が汚れるのと喉につまりいまいちですね。パンは気分が悪くなるような感じ、結局大福・バナナ・ジェルがベストのような感じ。特に大福はいいですね。今回風が強くなかなか進まないで苦しいバイクでした。ゴール付近ではまたまた大声援、ほんと気持ちを維持するには助かります。

ランニング
バイクラックにバイクを掛け(ボランティアの子供が連れて行ってくれてラン袋を持ってきてくれます)靴を履き替えていると武田さんが着替えているのに気付き、「一緒に行きましょう」と走りかかったら堀田さんのコールが聞こえ、どうせなら一緒にと思いしばし待ち。3人で走り始めました。少し走ると長野さんの奥さんが沿道で応援していました。知り合いがいるとなんとなく安心感があります。5Kmほど走ると先頭が帰ってきています。やっぱ世界のトップクラスはちがうは。
その後空港の近くに来ると秦くんが帰ってきています。順位は9位・・・すげ〜。前とは50m後ろと50m足取りはしっかりしているのでトップ10は確実だと思いました、3人で応援し(そんな余裕はないような)その力をもらいがんばるのみ。
それから、それぞれ自分のペースで走り始め、私が最初に飛び出して行きましたが15Km付近から吐き気が出てペースダウンと言うか時々止まってリバース状態。(実際は何もでません)なんとか折り返し水やコーラ・ジェルを補給しますが体調は復活せず、今度は眠気と下を向くと道路が揺れるような感じで、歩いたり走ったり非常につらい状況です。
後での話ですが、ナトリウム欠乏と水分不足0〜5%とチョット危険な状態でした。薬剤師の堀田さんから2%の塩分と水分をきっちりとらないとこのような状況になると言われました。また水分も取りすぎると水中毒になり同じ状況らしいです。今後の教訓になりました。そう言えば後半汗がでなかったんだよね。ラスト5Kmの地点で1時間前の花火が上がり、ドキッとしました。その頃かは日も落ちかかり暗くなり始めます。暗い市内を歩いたり走ったり、切れ目なく応援していただきものすごい力となります。「もうすこし」「おかえり」「あとすこしだから」応援の声に力づけられて何とかゴールまで運んでもらいました。競技場に入るとすごい人垣でハイタッチの嵐・・感動です。ラストは地元の人が太鼓を片手に一緒にゴールまで走ってもらい「ワイド・ワイド・ワイド」本当に感動で「もなにもいえねー」無事ゴールするとブンカメノメンバーが待っていてくれて、嬉しかったです。私はそのまま座り込んでギブ、いろいろお世話を掛けてしましました。