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第17回トライアスロンin上五島

大分も梅雨に入ったと言うニュースが流れる中6月10日約3時間ほどで長崎に到着、フェリーは3時間弱で奈良尾に到着しますが、大半の人が熟睡タイムですごしています。奈良尾に着くと、早速受付とバイクの準備と水泳道具を預け、開会式会場の“しおさい”へ荷物を置き散策です。開会式では、参加者の意気込みとか、三重県から参加された義足のアスリート 前田さんの紹介があり、その取材がテレビ放送されるそうです。本日の宿は“民宿うらもと”CTCの前田さんから紹介された1番の宿でとにかく新鮮な海の幸づくし。とてもおいしかったです。ビール1杯ってところが、ついつい飲み過ぎそうになりました。(なごやって言う海藻が美味です)
深夜から明け方にかけ雨と雷の音で3回ほど目がさめ、明日はどうなることかと心配でしたが、朝食の時間(6時)にはすっかり雨もやみ、海はべたなぎです。6時30分に迎えの車が来て、うらもとのおばちゃんも「今日は応援に行くからがんばって」すごく親切でいい人でした。

昨日預けたバイクを受け取り、持っている荷物を預けてラン会場へ、この時はランニング用具を準備しバイクのスタイルでランスタート会場へ行きます。そこでランの用具を置きプール会場へバイクで行きました。そして、ガーーーーン、人が飲み込まれそうだ〜。この波は並じゃない・・でか。スイム会場にバイクを置くと、水泳用具がすでに自分の番号の所に準備してありました。最終受付を済ませ一緒に行った橋本さんはすでに海で試泳しています。私も入りましたが、とてもじゃないけど泳ぐ状況ではない感じです。波は身長以上で、すでに塩ドリンクを試飲してしまいました。その時泳いでいたのは、言うまでも無く橋本さんだけです。大会本部より、周回数3回より1回に変更し決行することになりました。スタート 私は自身がないのでロープ際を泳ぎ始めました。とにかく1m以上上下するので、クロールでは空振りしたり、海の底が目の前に見えたたり、しかもバトルに巻き込まれ大変でした。海から上がると橋本さんがバイクスタート準備していました。「よっしゃ今回は結構バイクも残ってるし(通常数台しか見ません)やったるで〜」気合一発バイクスタート、すぐに上り・・そして下り又上りと常にアップダウン繰り返しのすごいコースです。特に米山頂上付近は皆ダンシングで登っていきます。(もちろん私は・・・)そこを4周回します。3周目になる手前の下りで痛恨のパンク、今回パンク対策でチューブラーからクリンチャーに変更しレースに臨んだのが的中。早速チューブ交換ですが、よく考えると「やったこと無い」・・・しかも道具もない。手でタイヤをはずしチューブをセット、タイヤ取り付けがなかなか出来ず親子連れの方が「大丈夫ですか、なにか手伝えますか」と声を掛けてもらい、あせる気持ちも少しやわらぎました。指でなんとか押し込み、「やった」とボンベの空気を入れた瞬間 パーン と言う音とともに私のレースは終わりました。その間にも横をバイクがジャンジャン走り去ります。先ほどの親子連れの方にお礼を言いバイクを押して帰るのがつらかったです。ゴール会場へ帰り、大会本部より「走りませんか?」と声を掛けてもらい。せっかくだから走ることにしました。記録なしでもやれることをやろうと走り始め、沿道の応援で気分もランモードです。バイクと同じようにアップダウンの繰り返しで、厳しいコースです。折り返し地点に、“うらもと”のおばちゃんが応援に来てくれて、とてもうれしく、走って良かったと思いました。15Km走り終え、来年こそ・・・と心に誓ったレースでした。
慰労パーティー&表彰式は、これがすばらしく、海の幸満載でうつぼの刺身鯨のルイベなど珍しい料理もあり、いままで経験した中で最高のパーティーでした。
皆来年も来るぞ〜。を誓い大会は無事終了しました。18時の高速船で上五島を後にし0時TOSに無事帰り着き、楽しかった1泊2日でした。
追伸:大会を運営されたスタッフの方々、応援してくれた島の皆さんありがとうございました、来年も絶対行こうと思います。そして大分の大会も手作りで、こんなすばらしい大会運営が出来ることを知ってほしいと思います。