4月22日4時に起床、朝食を済ませシャトルバスにてスイム会場である東急リゾートホテルへ向け出発。会場にはかなりの人が準備に忙しそうに動き回っている。私も早速昨日準備したスイム・ラン・バイクの袋をバイク横に置き最中選手登録その後トイレそしてスイムの準備に取り掛かる。ワセリンと日焼け止めを忘れずに塗りそれぞれの袋をボランティアに渡しスイム会場へ入る。いよいよ長い長い1日が始まる。
7時30分スイムスタート1400名がいっせいにスタートし次々と入水していく、まさに鮭が川を上っていくようにすごい迫力です。私はバトルを避けるため最後尾よりスタート、コース幅は50mありますが、すでにコース外を泳いでいる人多数、きっとバトルが厳しく外へ逃げたと思われます。結局コース中央をボチボチ泳ぐ事になりますが、それでも300m地点でヨットの内側に入るためコース外より入ってくる人とのバトルとなり、足は引っ張られるし蹴りは飛んでくる又頭や肩は押されて体は沈むしあげくの果てには上に乗っかられると、すごい状況になり右往左往しました。600m地点から右に曲がり潮の流れに乗ったせいかかなりのハイスピード、一掻き一掻き進むのが分かります。1700m地点、ここが第1関門50分で通過しないとアウトです。そんな事考えるまもなく前を見ると遠くにホテルが見えいつのまにか右に曲がり1700mを通過していたようです。それからが逆潮となり波も厳しくなかなか進みません。疲れは無いものの若干足がしびれる感じがあったので、ここからは手のみの泳ぎに変更。周りのカヌーやダイバーを見ながら(結構かわいいんですよ)、どちらかと言うと楽しみながら泳ぎを終了しました。1時間3分45秒。
トランジットでバイクの服をもらうと、速攻テントでウエットからバイク服に変身(今回ロングなので専用の服で挑戦です)スイム服を預けバナナをくわえてバイクスタートすぐにDHバーを持ってダッシュ、道路には「ワイド−・ワイド−」の大声援、その気が無くてもテンション上がりっぱなしです。見る見るうちに20人ほど抜き去り「いける」と小さくガッツボーズ。15Km地点パンク
げっ・・こんな時に手馴れた手つきで速攻修理完了、その間何人抜かれたか分からないくらい抜かれました。気を取り直しガンガン攻めます。池間大橋を抜け島を周回30Km地点パンクげっ又!!速攻修理完了。これで持ちチューブ最後です。その間もじゃんじゃん抜かれ、はぁ疲れる〜。池間大橋から東平安名崎へその間3回パンク修理の連続。もーやだー。何度やめようと思ったか・・でもボランティアの子供達の励ましがあり、気持ちを奮い立たせ70Km地点の東平安名崎へ行けばバイクメカニックがいる。そこまでいけば何とかなる、ひたすらこぎ続けやっとの思いで到着。結局は後輪リムテープのズレから「何度修理してもすぐぱんくだよ」って言われ、ガックリ、チューブ交換とリムテープ調整してもらいました。その間トイレとパワージェルの補給、しかしその頃になると誰一人走っている人はいません。つらい・・・
それからは快調、これでもかってくらい回し熱い声援にも後押されGoGo!!来間大橋付近で折り返してくる人発見、「いける」さらにGoGo!!スタート地点に帰り右へ2週目にはいりこの地点で100Km、ついに一人抜き、これでブービー、さらに十数人が走っていたのでそれもパス。池間を回り市内を抜けやっと155Kmゴール。しかもタイムリミット10分前。セーーーフ!!
速攻ランに着替えようとしますが、足が言う事を利きません。ゆっくりと着替え靴をかえ汗を拭き、さあスタートなかなかペースは上がりませんが、それでもボチボチでも前へ前へ途中地元選手と一緒になり気分転換に話しながらお互い励ましあって進みますが、うっ「トイレ」修理工場へ飛び込み一安心。彼は先に行きましたが追いつく事はできませんでした。だんだん日も落ちて辺りは暗くなり始め明かりがともり始めます。もう走る気力体力もなく、ただ前へ前へ歩くだけになり、ついにハーフポイントでタイムオーバー回収となりました。残念と言う思いと共に少しだけ涙がこぼれました。
今回は残念ながらゴールテープは切れませんでしたが、貴重な経験して
来年こそ絶対ゴールだ!気持ちを引き締めがんばろります。
スタート前の雄たけび
バイクチェックの時
移送したバイクの組み立て
スイム試泳
来年の予定
ホテルビーチ
池間大橋
東平安名崎
雨宮 良