第25回全日本トライアスロン宮古島大会

2009-4-19

4月17日
大分駅5時集合、ソニック・地下鉄・9:55発日本航空で沖縄向け出発
天候も心配されたが、特に問題なく沖縄着。沖縄では小雨程度降っていた。
沖縄では、ピカチュー仕様のジャンボ機発見。さっそく写真撮影となった。
昼食は沖縄そば、おいしい。
宮古へ向けの飛行機が遅れ、乗り継ぎと合わせ約3時間、待つのがつらい。
なんだかんだで、宮古島へ到着、雨も降らずラッキー、ホテルへ直行し、バイク
組み立て・・・とんでもない、説明会に間に合わないので速効選手登録と説明会
に行きました。登録の体育館より説明会場へ行くのにいつもは競技場横を通りますが
今回施錠で門が閉まり、回り道して結局説明会は始まっていました。
説明会も運営がいまいちで、レースhハ置やらわかりにくく、結構選手の間でも
説明する人が分かっていないんじゃない、なんて話もでました。
そして、ウェルカムパーティー開催ですが、これもまた・・・レセプションが長く
食べ物を前にスポンサーじゃなんだかんだと長々とお話が・・・やっと乾杯が始まった
と思った瞬間、アスリートパワーですね、食べ物は無くなる・ビールは無くなる、あへー
凄まじいパワーを感じました。
4月18日
朝からバイクを組立東急リゾートへ預託へ行きました。荷物は一緒に行った方が
レンタカーを借りられていたのでお願いしました。20分ほどで東急に到着、半そで
短パンで行きましたが、やっぱ暑いです。少々汗をかき、調子はそこそこよさげです。
バイクを預託の最前列に置き、さっそくスイム練習。宮古の海はいつ見ても
素晴らしいですね。白い砂浜・透明度抜群の海・ロケーションの素晴らしさ。申し分なし
30分ほど泳ぎ、東急でお昼ごはん、もちろんリーズナブル??なカレー1200円。
それからバイク預託しレンタカーで観光。東平安名崎や池間大橋絶対行きたかった
吉野海岸、ここではサンゴ礁の間をシュノーケリングで熱帯魚を見たりして遊びました。
4月19日
レース当日。
3時に起床食事を済ませ、いざ東急へ、バスで会場へ移動します会場には既に選手が
あふれていて、暗い中準備に忙しく追われています。中には準備よくヘッドライトで照らし
ている人がいます、これも経験やな。
私もバイクに空気を入れようとしますが、暗くて見えません、携帯の明かりで何とか
わかる程度です。最終チェックで腕にレースb書かれ、アンクルバンドを取り付けると、
レースモードに切り替わった感じで気が引きしまります。
スイム会場へ入り(早めに入りここでトイレを済ませたほうが待ち時間なくて良いです)試泳
の調子はまずます。会場にリサさんがいるとの情報で、うろうろしていると皆に声を
かけているようです。余裕があるのか、ないのか。緊張はしていませんね。
7時にスタートし600m沖へ進みます、当然バトル、時折波という具合で足を引っ張られたり
頭を沈められたり時には上にのっかかられたりしながら1700mを目指すA地点通過。
これからは3mの波はあるものの、比較的楽に泳げます、最終折り返しB地点の関門も
無事通過しラスト1300m流れに逆らいながら結構な波の中必死にもがきながらなんとか
スイムフィニッシュできました。1時間6分46
シャワーを浴びウエットスーツを脱ぎ・・・これがなかなか脱げないよ。着替えをして
バイクラックへ走ります。走り始めると若干足が重く感じていましたが、5Kmほど行くと軽くなり
DHバーを握り応援の中疾走すごく気持ちいいです。しかしここで頑張るとあとあと厳しく
なるのは必至。押さえて押さえて進みます。
15Km地点でHさんに45Km地点でMさんに抜かれ皆調子よさそうです。
私も順調だったんですが70Km地点東平安名埼を曲がると生理現象が・・・たまらず
バイクを止めサトウキビ畑の中へ・・再出発しようとしたら、すっごい数に抜かれ入り込む
余地がないので、しばらく間があくのを待ちロスタイムです、これも課題ですね。そのあとは
厳しい条件で風に吹かれふらふらになりながらバイクフィニッシュできました。6時間11分40
バイクを置きに行くと担当の小学生の子が場所とか着替えの袋とかお世話してくれます。ありがとう
着替えながら、いろいろ話をして(これも楽しみの一つです)「おじさん絶対帰ってきてね」
と言われた時は本当に泣きそうなくらい感動しました。これが魅力のひとつです。
バイクで足を使い果たしたのでランは厳しいだろうなと思いましたが、走り始めると
意外と元気ハーフを2時間21分で折り返しいろんな人に声かけながら楽に走りましたが、
やっぱり魔物はいます。25〜30Kmにかけ、ガクッと足が重くなり、歩いたり走ったりしながら
何とかゴール地点までたどり着きました。
競技場に着くとすっごい盛り上がり、コースを人が埋め尽くし、なんだか自分が英雄になった
気分になります。「エントリーbP163櫛山さんおかえりーー」の中をゴールまで走れる喜びを
噛みしめながら、感動のゴール。やり遂げた喜びと、がんばった自分におめでとう
と心から思いました。妻に電話で報告すると自然と涙がこぼれてきます。がんばってよかった。
 12時間43分48 総合892位
4月20日
昨日は疲れのせいかホテルに帰りベッドに横たわると3秒で熟睡5時に目覚めるまで全く記憶が
ないくらい疲れていたんですね。
同室の方がバイクで落車しけがをされて、話を聞くと救急車で治療をするとリタイアになるとの事で
エイドに人に擦り傷を適当に治療してもらっただけとの事、きびしーー。朝はさすがに動けず、動くと
すごく痛いとの事だったので、病院に行くことになりました。結果は背中の肋骨が
数本折れていたそうです。それで完走するとは、やっぱ鉄人ですね。私は土産や
バイクの引き取りなど帰りの準備そして、夜はいつものごとく”おとうり”磯亭で盛り上がり
レースでは全く食べられなかったので、その分まで食べたような気がします。地元の料理で、
すっごくおいしいです。地元の人に愛されるブンカメに乾杯。ねMさん。
4月21日
いよいよ宮古島を後にします。さみしい気持ちと、また来年と言う気持ちと複雑です。
無事トラブルも体調不良もなく完走できとても幸せな5日間でした。