第19回トライアスロンin上五島大会

種目 スイム バイク ラン 合計 総合順位 年代別順位
距離 2.0km 42km 12km 56km 39/66 6/17
記録 0:52:23 2:02:31 1:07:29 4:02:23

前回のリタイアのリベンジです。
前回は1泊2日でレース後高速艇で上五島を後にしたのですが、今回は完走して祝杯を上げる為
2泊3日。宿は”民宿浦本”通常は営業していないとのこと、トライアスロンのときだけ大分限定で営業されすそうです。私は2回目ですが、それでも名前を覚えていただいて感激します。おばちゃんの人情あふれる人柄・料理のおいしさは抜群です。
さて、何時ものごとく橋本夫妻と長崎までバイクを車に乗せ出発。約3時間30くらいで長崎に到着します。予約していた駐車場に車を置きターミナルへ。CTCの前田さんや大阪の高辻ファミリーに再会、又前回よりバイクの数やら搭乗者が少ないのが気になります。3時間ほどで上五島奈良尾が見え始め海の青さと空の青さそれに島の緑がマッチして素晴らしい景観です。ターミナル横の受付では学生さんがブラスバンドで歓迎してくれます。
受付・開会式を終え車で宿まで送ってもらいました。送ってくれた方は上五島出身ですが、博多にお住まいで、トライアスロンのために帰省されたそうで、感謝です。
宿ではおばちゃんが待っていてくれました。懐かしくもあり、うれしくもありました。
おいしい料理をいただき、少々のお酒でちょっと早いようですが、10時頃には就寝。
レース当日
天気よし。風よし。今日はいいトライアスロン日和のようです。準備を終え会場へ、スイム会場である高井旅海水浴場は波もなくベストに思われます。ラン・バイクの準備を終え再度高井旅海水浴場へ行くと、なんと若干の波。
しかし、前回の波に比べると大したことはありません。なにせ前回はあまりの波に3周回を1周回に変更してのスイムでしたから。そして時間とともに白波が・・・高くなっているような様子。とりあえず試泳と思い海に入り沖へ向かって泳ぎだすと、身長の2倍くらいの波、なんとか潜っていけそうな感じ。ちょっと不安・・・・・
スイム
スタートと共に海に向かいダッシュ。海に入ってもダッシュ・・・なんと潮がひいて、遠浅状態。50mくらいは歩きました。波に揺られながらも1周完泳、2周目調子は良くて途中のダイバーに手を振る余裕、しかしラスト200m付近からは、沖から海岸に向けて泳ぎます、すっごい波でコースロープに絡まりそうになるので離れて泳ぎますがて2・3回は叩かれた感じです。その上ものすごい波に呑まれ水中で一回転じっと我慢して浮き上がり左右を見ると皆泳ぐというより浮いていました。その瞬間再度波に呑まれ同じく水中で一回転。これも何とか浮き上がりましたが、ゴーグルが吹っ飛ばされなくなりました。周りの方も同じ状態で、一緒に来た橋本さんもゴーグルとキャップを飛ばされていたようです。とにかく岸まで行き、2周完泳。橋本さんは予備のゴーグルを取りに行き、私はスタッフに誰か拾っていないか尋ねていると、「これ、浮いていたそうです」おおおお、それそれと見たら・・・違います。
しかしよく見ると、これは橋本さんのゴーグル、ラッキー、さっそくお借りしました。ただ問題が、このゴーグル
度付きです。なんとか目を細めると見えないことはないので、3周目スタート、またあの波が・・心配しながら
必死に泳ぎなんとか3周目完泳。今年も上五島の海から試練をいただきました。
バイク
ウエットスーツを脱ぎ足を拭くと、ゲッ血だらけ、上がるとき岩場で切ったようです。でもそんなこと普通。
バイクに乗りGo。ん、バイクスタート地点でパンク修理している人・・あまり気にしませんでしたが、後で聞いたら
それは、橋本さんだったそうです。そこで2回ラスト付近で1回、合計3回のパンク修理。それでも私より遥かに早いのは実力ですね。さすが
ここのコースは上っているか下っているか曲がっているか。真っ直ぐフラットな道はありません。
情けないことにフロントギアはアウターに入ることはありませんでした。5人くらいのパックでがんばります。置いて行かれないように、登りはなんとか付けますが、下りは怖くてブレーキかけ離されます。
辛かったなー、米山。今年はギアに余裕を残し通過できました。2周回なので足も持ったみたいです。
そしてバイクゴール。ちょっと感動しました。
ラン
ここまで来ると、完走は確実、足にも余裕はある。靴をランシューズに履きかえスタート。
なんとここで痛恨のミス、パワージェルを忘れてしましました。そのつけが・・・
走り始めてから海岸へ出る時大阪の高辻さんとすれ違い、すげ早いです。お互い頑張ってと励ましあいました。
その後橋本さんともすれ違い、「今日はラン調子いいよ」とその通り調子よさそうでいい走りです。軽いアップダウンを繰り返しながらあと少しで折り返しの時、浦本のおばちゃんが応援に駆け付けてくれています。感激です。
おもわず「おばちゃん、今日はおいしいお酒が飲めそうです」と一声。また折り返す際に、監視員の方が
「あんた、元気よさそうやね」なんて言われ、「いえ〜いっぱいいっぱいです」とは言ったものの、そんなに余裕ある走りなのかな・・・・まあ、疲れはないし、足にも来ていないのでがんばれば頑張れないことはないな。
いや、今回は確実に完走。またビルトアップの練習もしていないので、マイペース重視でいきます。
それでも、確実に前の選手を少しづつですが抜くことができ、気分いいです。そして、エネルギーが切れてきたのかお腹がすきはじめ、あの時のジェル補給不足ですね。とりあえずエイドでバナナを補給。そんなことしながら
いよいよゴール目前、時計を見ると3時間55分。むむ後1Kmを5分で4時間切れる。ダッシュと思った瞬間
応援の方から「大分からようこそ、お茶どうぞ」の一言に「あ、すいません、いただきます。ありがとう」とひと休憩してしまいました。結局はラストをそこそこのペースで走り、ゴール前高辻さんや橋本さんに応援を受けながら
念願のゴール。4時間は切れなかったけど、それは来年のおたのしみって事で今回無事完走できました。
宿ではおばちゃんにお祝いをしていただき、感謝感謝です。