よしぴー日記(2006年7月分)

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7月31日(月)
もう7月も終わりだ。
会社では朝礼の当番。
新婚旅行の話をしたが、取り留めのない話になってしまったような…

BBSにも書いたが、いよいよ新アルバムのレコーディングを行う事にした。
「もうちょっとして…」「もうちょっとして…」と、ずっと先延ばしになっていた。この機会を逃すと、いつまで経ってもできないままだ。

幸いにも、家の近所にスタジオがあって、格安でレコーディングできる。
今だとオープン記念で安いと言うし、これはもう運命だ。
いいアルバムができるといいな。

7月23日(日)
随分間が開いてしまった…
金曜日も休みだったのに、時間があると反って何もしなくなる。
mixiはぼちぼち更新してるけど…mixi依存症なんて記事をYahoo!で見た。
うーん、気をつけないとな。

7月のライブも終わり、8月のライブの詳細も決まったようなので、アーティストを更新。
又、カナダで買ったCDと、The Spirit Of Radioの「風の強い日に」をレコードライブラリーに追加。

7月4日(火)
今日は午前6時半に起床。
ジムへと足を運ぶ。

"Good Morning!"
英語での挨拶もすっかり慣れた。

運動して一汗かいた後、朝食へ。
ワッフルにメープルシロップをつけて食べる。
美味い!

今日はメトロタウンへ。
スカイトレインのメトロタウン駅で下車、その目の前がメトロタウンだ。

でかい!
とにかくでかい!
500m×700mほどの土地に作られた、カナダでは珍しい郊外型ショッピングモール。
入り口にはスタバが。どこにでもあるなぁ。

そして!
あきらめかけていたDeath by Chocolateがこの店内にあった!!

公式ページには、バラード店が掲載されており、メトロタウン店が「Coming Soon」とあったので、
あまり更新されていないのだろう。

まずは店内をぐるぐるまわる。
暫くして、昼飯を食べようと思ったのだが、嫁はこちらの食事にすっかり飽きたようだ。
日本料理を食べたいと言う事で、日本料理のお店に入った。
メニューには「All U Can Eat」とあり、値段が年齢で設定されている。
注文用紙には、メニューの横に四角が。
注文の仕方がよくわからない…
店員さんはカナダ人と中国人のようだ。日本語は通じないようなので、英語で聞いてみた。
すると、俺の英語力がつたないのを察してか、簡単な英語で説明してくれた。
要するに、食べ放題のお店のようだ。
うー、あまり食えない時に…

しかし、メニューにBCロールがあった!
カナダ・ブリティッシュコロンビア州にしかない寿司で、海苔が内側に巻いてあり、鮭が具として入っている寿司である。
(「BCロール」で検索すると、画像も見つかります。)
味の方は、特別美味いわけでもないが、珍しいものなので、バンクーバー周辺に来たら、
一度は食する事をお勧めする。

こちらのトイザラスに行ってみた。
嫁がプレゼント用にシャチのぬいぐるみを買った。
水族館でいるかのぬいぐるみは買ったが、こちらの方が大きくて、ラブリーだ。
思わずちょっと遊んでしまった…
しかし、31歳の男が一人で遊ぶのも怖い絵だよなぁ…
よし、早いところ子供作るか!(違)

※ちなみに、吉田家には「どこでもいっしょ」のトロのぬいぐるみがあったりする…

帰りにDeath by Chocolateに寄ってみた。
嫁は「もう死んでもいい!」と言っていた。
確かに美味い!!!!!
海外のガイドブックに載せられるだけの事はある。

又10年後にでもカナダに来たいね、と言う話をした。
その時は、子供もいるかもしれない。
バンクーバーはまわったからその時はバンクーバーは2日程度で、あとはバンフ(カナディアンロッキー)
なんか良いんじゃないかと言う話をした。
仕事の都合がつけば又来たいな。
バンクーバーの町が好きになった。

持ち帰り用のチョコレートもあったので、買って帰る事にした。
「誰かへの贈り物ですか?」と英語で聞かれたので
「to her!」と嫁を指差して「She loves Chocolate!」と言った。
すると、お店の人は「I (ハート型) U」とあるチョコレートを指して、
これはどうか?と勧めてくれた。
あ、面白いと思い、それを買って帰る事に。
「いい旦那さん持って幸せだね!」とお店の人が言っていた。

気がついたら英語で軽く冗談っぽい話をする事が出来るようになったということか俺。

メトロタウンのスーパーに寄った。
こういう生活臭溢れるところに寄るのが俺は好きだ。
こちらの人達の生活が垣間見られて、あー、海外にいるんだなぁと実感できる。
精肉のコーナーは肉の量が凄い!ミンチ肉なんて1kg入りが標準だ。

晩飯はお惣菜コーナーで何か買おうかと思ったけど、なかった。

スーパーはもう一つあり、こちらはおそらく中国人用の店。
お惣菜コーナーがあり、日本料理と中華料理を買う事ができた。
俺は焼きそば、嫁は寿司を、そして共通でベーグルサンドを購入。

5泊7日だったが、丁度良かった。
丁度飽き始めた所だったし、一日短いと物足りないと感じていただろう。

ホテルに帰り、food Networkというテレビ局を見ていると、「IRON CHEFF」と言う番組が始まった。
あ〜あ、あ〜あ…
聞き覚えのある音楽。
ディスプレイには鹿賀丈史さん。

「料理の鉄人」が英語吹き替えと、字幕スーパーで放送されていたのだ。

明日は午前7時にモーニングコール。
午前9時20分には空港へ出発しないと。
なので、今日は片づけが必要。
まずは日本へ帰り、夜はディズニーシーへ行きます。

7月3日(月)
朝7時過ぎに目が覚めた。
1階へ降りて、コンシェルジュのところへ。

嫁がDeath by Chocolateに行きたがってたが、閉まっていたと話した。
すると、コンシェルジュの方から「奥さんはどんなチョコレートが好きなんですか?」
と聞かれたので、「She likes all kind of chocolate」と答えた。
すると、この近所のチョコレートショップを紹介してもらった。パンなんかが売っているらしい。
うーん…パンか…
とりあえず嫁に報告。

すると、「パンは食べたくない」と言うことだったので、再度コンシェルジュへ。
すると、パンだけではなく、色々あるとの事だった。
シェフの人は世界的に有名で、雑誌にも紹介されていると、ウェブサイトを見せてもらった。
すると、途中から現地の人だろうか、「この人のチョコレートは絶品だよ」というような事を
言っていた。

今日は午後からはオプショナルツアーだから、午前中にちょっとこの辺で動く事に。

まず、スカイトレインのバラード駅を見学。
噂には聞いていたが、改札口がない!
キセル乗車が簡単にできてしまう。

ここで、ホテルでチップを置き忘れたことを思い出した!
俺だけ急いで戻って、一ドルずつ、部屋に置いてきた。

それから某ブランドショップで、カバンとベルト、キーホルダーを購入。
金額も張ったので、クレジットカードで支払い。
準備するまで、時間があるので、名前を聞かれた。
そういや昨日スタバに行った時も、出来上がった時に呼ぶ為に名前を聞かれたなぁ。

その後、HMVで嫁の大好きなSkoop On Somebodyのメンバーが好きなR&B,ゴスペルのミュージシャンのCDを購入。
俺はThe Whoのこちらは完全に日本では見たことがないCDを買った。
…と思ったらこちらも1994年ではあるが、日本から発売されている。
WHO'S MISSINGというベスト盤だ。

そしてコンシェルジュで教えてもらったSEN5ESというお店へ。
なるほど。チョコレートが沢山ある。
ムースとコーヒー、紅茶を頂いた。

それからオプショナルツアーのキャピラノ吊橋、グラウスマウンテンのツアーへ。
参加者は7名。バンで移動した。

キャピラノ吊橋はバンクーバー最古の観光地と言われており、高さ70mの所に、吊橋が架かっているのだ。
ここが公式サイト。
トップページの写真で、どれだけ高いかが伺えるはず。
http://www.capbridge.com/

スタンレーパークを通り過ぎ、ライオンズゲートブリッジを渡り、ノースバンクーバーへ。
都会のすぐ近所に、こんな森があるのだ。
これもバンクーバーの魅力の一つ。

こちらには、日本語のマップもあった。
バスの全面広告もあるくらいで、少なくともバンクーバーでは有名な観光地のようだ。

高所恐怖症の俺は、絶対足がすくんで動かないだろうと思っていた。
しかし、実際にはそうでもなく、普通に進めた。
ただ、揺れる揺れる…
渡り終えた後、揺れた感覚が暫く続いた。

それからそのまま山を登り、グラウスマウンテンへ。
バンクーバーの町並みを見下ろしながらケーブルカーで登る。

上に登ると、斧を投げるショーをやっていた。
普段は一般客が前に出て、ウイリアムテルよろしく、斧を投げられるらしい。
更に、二つ木があって、それを二人で上って降りる競争もしていた。

この二箇所は、バンクーバーに来たなら、絶対に行っておくべき場所だと俺はお勧めする。

その後、サービスとしてノースバンクーバーの高級住宅地をまわった。
こちらは午後3時には仕事を終えて帰宅するらしい。
有給も一年で6週間もらえたりできるそうだ。

こちらに移住して、有給を利用して日本に帰るのも面白いかなぁ…
なんてちょっと思ったが、きっと三ヶ月も経つと慣れて、帰りたくなるんだろうなぁ。

ホテルに帰り着いて、地下の旅行代理店のラウンジに行った。
聞いた人は、どうも関西出身っぽい喋り方とノリだった。
まず、郊外にあるショッピングモール・メトロタウンへの行き方とその規模。
スカイトレインの駅があるのは知っていたが、その人曰く、そのショッピングモールの為に
駅を作ったようなもので、規模はかなりでかく、一度行ったところに行こうと思ってもたどり着けないほどらしい。

又、この辺でイタリア料理を食べたいけど、いいお店がないかと聞いた。
すると、ガイドブックには載っていない、現地のレストランを紹介してくれた。

earlsというお店に行ってきた。
http://www.earls.ca/

飲み物を聞かれて、現地のコカニーと言うビールの180zとあるpinesというサイズを注文した。
すると、かなりでかいものが出てきた。500ml以上あるんじゃないか?
zって何の略なんだぁ?
丁度いい感じで酔っ払った。
しかし、カナダでは公共の場所で酔っ払っているのを感じさせるのは恥ずかしいとされている。
なんとか頑張った。

帰りに大橋巨泉さんのお土産やさんでお土産を買った。
カナダのお土産はメープルシロップとスモークサーモンが中心。
何故かイチローと松井のユニフォームもあったけど…

まだホテルでビールを飲んでいないから、今夜はちょっと飲もうかな。

今日は昨日と打って変わって充実した一日だったなぁ。

7月2日(日)
今日は、厄日とまでは行かないが、悪い一日だった…

午前5時前に目が覚めて、眠れない。
仕方ないので、パソコンつけてネットサーフィン。

午前6時半。嫁も目が覚めるが、煩くて眠れなかったと言われた。

朝からジムへ。
名前なんていうのかわからないけど、走る奴に乗った。
テレビではシアトルの放送局を写していた。
カート・コバーンもこういう番組見てたのかなぁ…
一般的に言うと、イチローや城島も見てるんだろうか…

35分運動して、休んで、朝食。
しかし、昨夜は腹いっぱい食べたので、食欲がない。

午前中はグランビルアイランドへ再度出かけた。
オプショナルツアーでまわれなかった所を再度まわろうと思った。

しかし、二人とも寝不足だし、大体見てまわった。
ここで昼飯を食おうと思ったけどあまり腹が減ってないし…
海辺でまどろんでいると、ジャズの生演奏が聞こえてきた。

それを少し見た後、入り口のビール工場で地ビールを買い、ホテルへ戻った。
すると、バスローブが一つしかない事に嫁が気がついた。
後でフロントに言いに行こう…とにかく、昼寝した。

午後2時半、再度起きた。
フロントにバスローブが一つしかないことを告げると、すんなりと伝わった。

嫁がおそらく楽しみにしているであろうお店に。
Death by chocolateという、チョコレートショップ。
ホテルの近所にあるらしい。
地図を見ながらたどると…あ、ここか…?
しかし、チョコレートと言うわけじゃなさそうだ…
もう三日目。実用英語も慣れてきたので、
Death by chocolateというお店を探しているが、ここですか?と
尋ねてみた。

すると、ここは違うよと言われ、6時にどうのこうので、又6時以降に来てくれと言われた。
看板は出ていたから…6時になると違うお店になるってことか…

まぁいいや。又来るか。

街角のホットドッグで食事をした。
たまに日本人が来るのか、onionの事を「タマネギ」と言ったり、
「Thank you!」と言うと「ドウイタシマシテ」と言われたりした。

そのホットドッグ屋はHMVがある角にある。
日本のミュージシャンのCDがあるかどうか調べようと思ったが、ないようだ…
では…
バンクーバーの国境を挟んで隣町、シアトル出身のNIRVANAはどうだ?
あった!
しかも、日本で見たことのないCDがあった。
…と思って後で調べてみたら、俺が知らないだけで去年10月リリースされていた。
かなりマニアックなデモ音源や未発表曲。16.99カナダドルだから日本円で\1,700ちょいか。
ま、カナダ版を持っている奴もなかなかいないだろうと思い、買った。

デパートに買い物に行った。
嫁が下着を買っていて、試着している時に俺は外で待っていた。
椅子に座りませんか?と店員さんから話しかけられたが、
「この椅子は友達や家族の人が試着するのを待っている男の人が座る為にあるんだから
心配しないで座っていいのよ」と言われた。
「Don't worry!」を3回ぐらい言われたなぁ…(笑)

買い物が済んで、晩飯を食いにでかけた。
今日はインド料理にした。
まずくはなかったが、今まで食べた中ではイマイチかな…

しかし、チップはみんなどうやって払ってるんだ?
テーブルにおいている人も一組居たが、他は置いていないようだ。
しかし、テーブルに置くのが一番いいかと思い、テーブルに置いた。

休憩して、再度、Death by Chocolateへ。
しかし、様子がおかしい。
確かに違う店にはなっているが、ジャズのライブがどうした…と書いてある。

仕方がないので、もう一度お店に入って、Death by Chocolateを探しているとガイドブックを見せながら聞いた。
すると、ここではないと言われた。
えっ…!?
「after 6 O'Clock」しかわからなかったから、わからなかった…

とにかく一度ホテルへ戻った。嫁は意気消沈気味だ。
なんとかならないのかと思い、インターネットで調べてみたが、限界がある。
第一、インターネットでもバラード通りにあると書いてあるのに、それがないなんて…
この情報もちょっと信用できんな…

そうだ。コンシェルジュに聞いてみよう。
ガイドブックを持って、説明すれば理解してくれるはずだ。
そう思ってロビーに下りたが、コンシェルジュは午前7時から午後9時までが業務時間らしい。
仕方ない、明日の朝だ。
それまでに色々方法を考えよう。

風呂に入って寝ることにした。

7月1日(土)
ようやくの部屋からネットが繋がったので、二日分の日記を一気に。

6月30日(金)
新婚旅行はバンクーバー。
本当はイギリスに行ってアビイ・ロードスタジオの前で写真を撮りたかったが、
イギリスは紳士の国なのでマナーにうるさいし、食事もまずいらしいと言う事で却下。
治安が良いカナダなら良いと嫁から許可が出て、日本から一番近いバンクーバーを候補にした。

そして、バンクーバーについて調べていると、面白そうな町だと思ったし、
行ってみたい場所が沢山出てきた。
だから、5泊7日でバンクーバーを極めてみようと言う訳だ。
「世界一住みやすい町」と言われているらしい。

朝6時30分起床のはずが、三度寝して、6時45分起床。
嫁も丁度同じ時間に起きたようだ。

朝食を食べたら、昨夜呼んだタクシーが着ていた。
外はひどい雨。しかも7:40だから通勤ラッシュの時間帯。

何故かタクシーは混雑する道を進み、予定より20分遅く新川のバス乗り場に到着。
幸いにも、高速道路経由のバスには間に合った。
エアライナー(大分空港アクセスバス)に乗り、大分空港へ。

実は、高校卒業からほとんどを福岡で生活している為、大分空港を使うのは初めてだ。

移動中、安岐町で、仕事の電話が1本入った。1分程度で終わる内容なので助かった。

大分空港から、一路羽田空港へ。
羽田空港には12:10到着予定が、15分程度遅れた。
12:50発の成田空港行きのバスを予約しているのに!

預けた手荷物をすぐに見つけ、もうちょっとで奥に入ってしまう所をかっさらった。
それからすぐにバスのチケットを発行してもらい、バスの中で食べるパンを嫁が買いに行き、無事出発。

湾岸線は混んでいるようなので、東京湾アクアライン経由で成田へ向かった。

旅行代理店のカウンターで受付した後、団体受付カウンターでチェックインを行った。
出発まで時間は3時間。

成田にはシャワールームがあり、30分500円。
暫く風呂に入れないのだからと、使ってみたが、これは良い!

その後、手荷物検査場と出国審査へと向かった。
結局、成田空港からは30分遅れで出発。

飲み物はビールにした。
しかも、知らなかったのだが、国際線は酒もおかわりできるのか!驚きだ!

日本時間の午前3時半、現地時間で11時半にバンクーバー国際空港へ到着。
実質3時間も寝てないなぁ…仕事でそういう状況は慣れてるけど…

入国審査にものすごく並んだ。
久々に実用で英語を使った。頭ではわかっていても慣れないなあ…

到着ゲートを出ると、現地の旅行代理店の方(日本人)が出迎えてくれた。
参加者12人でバンクーバーのダウンタウンへ。

カナダは右側通行。看板は全部英語で、今ここが日本ではない事を実感。

その後、オプショナルツアーのバンクーバー半日観光を行った。
これで、バンクーバーのめぼしい観光スポットを一通り案内してくれる。
地理勘もつくし、いいだろうと思い参加したのだった。
カナダは日本より紫外線が多いと聞いたが、確かに気温は低いけど日差しは強い!
まずは車窓からチャイナタウン、バンクーバー発祥の地と言われるギャスタウンを車窓から眺める。

ウォーターフロント地区のカナダプレイスへ行った後、スタンレーパークへ。
トーテムポール広場前でガイドの方に写真を撮ってもらった。
トーテムポールは、元々バンクーバー周辺が発祥らしい。

クイーンエリザベス公園では、地元の高校生たちがスーツやドレスを着て、卒業記念の写真を撮っていた。
バンクーバーでは毎年恒例らしい。馬鹿でかいリムジンを借りていた。
だから、レンタカーはこの時期、なかなかないらしい。
カナダは土地が広大なので、レンタカーを借りると効率的に観光できるのだそうだ。

そして個人的に行ってみたかったグランビルアイランド。
橋の下にある島で、元々工業地帯でゴーストタウンだったものを、
1970年代の再開発で、ショッピングや食事が出来るスポットに生まれ変わった所。
パブリックマーケットでは、果物が所狭しとおいてあり、量り売りしている。
ついにカナダドルを使う時が来た!英語がなかなか通じないようだった。
今考えるともっと自分の英語に自信を持って発音とかすればよかったんだと思う…
自由行動は一時間だったが、それだけじゃ回りきれない!又後日行こう。

ホテルへ到着すると、卒業記念の高校生と思わしき人の群れが居た。
国賓も泊まる、最高級のホテルらしい。
昔からあるホテルだが、伝統は感じても、内装は作り変えているようで、古臭さは感じない。

部屋に到着したが、冷蔵庫がない!
酒やジュースを買って置いておこうと思っていたのに…
フロントへ、冷蔵庫がないので盛ってきて欲しい旨の電話をしたが
「Mr.Yoshida!mini bar?」と聞かれる。ミニバーではなく、冷蔵庫を…と英語で伝えると、
日本語の分かる人につなぐと言われて、2分以上そのままだった。

再度挑戦。
「Excuse me, Does anyone speak Japanese?」
「No,Japanese...」
「No Japanese!?...ah...」
「Just a moment I'll call you later」
がちゃ。

仮眠しながら電話を待った…が来ない。
時刻は8時。
晩飯も食いに行きたいし、フロント行った時に電話だけで応対するより、
ジェスチャーも交えて直接話した方がきっと通じるはず。

フロントで冷蔵庫の事を聞いた。
片言ではあるが、ようやく通じた!
今、ホテルが持っている冷蔵庫は全部貸し出されていて、いつ返って来るか分からない状態だという。
でも、返って来たら持って行ってあげますよ、リストに入れておきます。と言われた。

大学でも英語しか喋らない先生とコミュニケーション取ったり、バンコク行った時も片言の英語でなんとかなった
はずなのにどうしたんだろうと思っていたが、間違いではなかった。
衰退してしまった英語能力でコミュニケーションを図るには、実際に会って話をしないと…
(元々英会話は苦手分野だったけど…)

バンクーバーは緯度が高いので、午後10時まで外は明るい。
晩飯は迷った挙句、通りがけに見つけた日本料理の店に入る事にした。
…が、これがかなり美味い!!!!
「バンクーバーの日本料理は美味い」と聞いていたが、本当だ。
ただ、味噌汁をレンゲで飲むのは違和感があったが…
バンクーバーは移民が多いから、世界各国の本格的な料理を食べる事ができるそうだ。
色々試してみようかな。

7月1日(土)
時差ぼけの疲れもあり、9時過ぎまで寝ていた。
嫁は早く起きたかったようだが…

今日はカナダの建国記念日である。

ホテルのレストランで朝食。
ビュッフェスタイルになっていた。

受付で、ミールクーポンを渡すが、嫁曰く
「そんなガチガチにならんでも…」だそうだ。
うーん、確かに緊張しすぎてるな。リラックスだ。

さて!今日はスタンレーパークのバンクーバー水族館だ!
19番のバスに乗ればいいことは分かっている。
地下の旅行代理店のラウンジで、場所を聞いた。

しかし、いざ出てみると場所がイマイチわからなひ…
どうすっかなぁと思っていたら「Are you lost?」(迷子になったの?)
と、おばあさんが話しかけてくれた。
「バンクーバー水族館に行きたいんです」と英語で言うと、19番のバスに乗るバス停まで送ってくれた。

バスが来るのに随分待って、ようやく来たと思ったら、途中で「これ以上乗れない!」と言われ、
バスは発車してしまった…
残された人は10人ほど。
おそらく外国から来た観光客の人がパンフレットを見ながら、「バスが来るのを待つより、歩いたほうが速い!」
と言っていた様で、みんな歩き始めた。
俺らもそれで最初は歩いていたが、やがてきつくなった…

バス停でもう一度バスを待って乗った。
料金を入れようとすると「(近所なんだから)別に良いよ」と言うように言われた。
乗ったバスはトロリーバス。さすがに静かだ。

終点で降りて、水族館を探した。
バス停のそばにスタンレーパーク全体の地図はあるが、肝心の水族館の場所が破られてる。
自力で探そうかと思ったが、道行く人に尋ねてみた。
すると、水族館まで俺らを連れて行ってくれた!
バンクーバーの人は優しい人が多いなぁ。

入口前で良くありがちな、写真を撮るサービスがあった。
それが終わって、入場券を買う。
「Where are you from?」と聞かれたので「JAPAN」と答えると、
日本語の館内マップをくれた。

水族館の目玉はベルーガ。シロイルカとも呼ばれている。
ベルーガとイルカのショーを見た。
司会の人の喋りが理解できるほど英語能力はないけれど、
それでもやはりこういうものは楽しめる。言葉がなくても通じるものなのだ。

昼飯は水族館の中でハンバーガーを食べた。美味い!
そしてやはり日本のものより若干でかい!

帰りもバスに乗ったが、どこで降りていいのかわからない。
バンクーバーのバスはアナウンスがなく、次に降りるバス停になったら、バスの紐を引いて知らせるシステムだ。
運転手さんに行き先を言っていれば間違いないと思い、バラード駅に行きたいと告げると、
乗り換えの券を発行してくれた。
バンクーバーはバスも町を走るスカイトレインも、トランスリンクと言う会社が経営しており、
90分以内の乗り換えは無料と言うシステムである。

あれ?乗換えと取られたのかな…
まぁいいや。自分でも注意深くバス停を見ておこうと思った。
どちらにしろ、ダウンタウンの中心部だから他に降りる人が沢山居たから良かったけど。

嫁が買い物をしたいというので、ショッピングモールへ行った。
ブティックで試着をして、ご購入。
日本と同じようにきさくに話しかけてくれる。
分かる範囲でこちらも笑顔で答えた。

一度ホテルに帰り、インターネットを使いたい旨をフロントに伝えた。
クレジットカードから引き落とすから、いいですよ。
と言われた。

免税店で買い物をした後、晩飯へ。
ガイドブックで、イタリア料理の店があると言うので行ってみた。
しかし、店の名前は同じだが、インド料理になっていた。
インド料理も悪くはないが、どうもそういう気分ではない…
再度ガイドブックを開くと、近所に中華料理の店があったので、そこにした。

人気のお店らしく、行列。
幸い、日本語の通じる店員さんもいるところだった。
チャーハンを頼んだら、米が日本のものと違うパサパサしたものだった。
しかし、チャーハンなどの炒め物には日本米より、こちらの方が美味い!

お金の支払で、チップをどうしよう…と思っていたら、レシートを見せられ、
$62.15とあったが、「○○が含まれて居ない」と言われた。
なんだ?チップの事か?色々聞いてみたが、よくわからない。
「とにかく69ドル払えば良いよ」と言うようなことを言っていたので、69ドル払ってお店を出た。
この時は日本語のわかる従業員の方がいらっしゃらなかったようだ。

ホテルに戻り、インターネットを使おうとすると、どうもこのホテルのゲートウェイで引っかかっているようで、
繋ぎたければお金を払えと言われているようだった。
おかしいな…ネットしようと思ったらこの画面が出て、先に進めないと言ったはずだが…

再度、この画面を絵に描いてフロントへ。
状況を説明したが、最初は「私には何が問題なのかがわからない」と言われたので、
再度説明。ようやく理解してもらえ、このボタンをクリックすれば言いといわれた。

部屋に帰り、クリック…
おお!使えた!

…そんなこんなで二日目は過ぎていくのでした…