佐賀関町立佐賀関小学校小黒分校
佐賀関半島の臼杵湾側の小黒地区にあった分校です。平成13年白木小学校と共に佐賀関小学校に併合されて閉校になりました。地区には家が多いのですが子どもは少ないようです。

北海部郡佐賀関町大字小黒明治11年創立

   この坂の上に分校がありました。    グラウンドゴルフができるくらいの広さでした。
   下を見ると結構の高さでした。    右の部分に校舎があったのでしょうか。
   小黒分校発祥の地とありました。    100周年の記念碑でした。
   閉校碑は、港の近くにありました。    裏には、児童の気持ちが歌になっていました。
   令和3年に行きました。花が相変わらず飾ってありました。    こちらに告知板がありました。

沿革史(佐賀関町史より)
明治11年 9月    分教場開設する。古老の伝承によると熊本の落人本田庄右衛門なる者この地に至りこの網小屋に寺小屋を開きたるに端を発す                         と。神明社前の南側に設立。階上、網小屋、階下教室
明治22年       分校を廃す
明治25年       分校を再興す。校舎を北側に山の下に移す
大正11年       児童数二七名 複式学級1 教員一
昭和10年 3月29日 分教場移転(丘の上現在地)落成
昭和35年       分教場新築落成
昭和41年~42年   初めて2学級となる。一教室を二つに仕切って一年二年としたことは開校以来初めてのことである。しかし児童数の関係で43年度から再び複式学              級になる

沿革史(百周年記念誌)
明治11年 9月 神明社々前南側岸壁に創立
明治22年 4月 分校一時廃し
明治25年 7月 分教場再興 開業式をあげる就業生40名 簡易科教場に使用せし網納屋(13坪)兼用の家屋を当てられる
明治26年 5月 小黒分教場移転 上棟式 開業式挙行 風波の危険を避けるために北側の山の下に移転 修繕費百円 徴税より五十円 残りは、地元負担
明治28年 7月 第2学年修業の児童を本校に通学させる
昭和 6年 2月 地区のみの学芸会実施
昭和10年 3月 現有地に新築移転
        1月 現有地の井戸完成
昭和13年 9月 国防機関設置 分団本部を置き事務を執る
昭和15年12月 小黒警防団ラジオ一台寄贈
昭和35年10月 現校舎落成

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