耶馬溪町立柿坂小学校

耶馬溪町柿坂にあった学校です。柿坂が町の中心だと思っていたので廃校と聞いてびっくりしました。校舎は、とても立派なものです。川を挟んで旧校舎があります。新しい方が町の中心から離れています。でも、敷地は、とても広くなっています。中津市の公文書館になる予定でした。しかし、重さに絶えられないと言うことで立ち消えになりました。文書の重さにびっくりです。平成21年閉校下毛郡耶馬溪町大字柿坂255-1番地

校歌

  作詞 原 常雄 梅本 一男 作曲 真浄 一雄   
1 美し耶馬と山陽の ほめてたたえた景勝に
いらか輝く学びやは 柿坂校ぞわが母校 わが母校

2 川の流れの清らかに 松吹く風の音澄みて
  明るい窓が夢を呼ぶ 柿坂校ぞわが母校 わが母校

3 あしたにさめて鳥の声 ふくらむ希望胸に持ち
  明るい心むつみあう 柿坂校ぞわが母校 わが母校

4 こころはげまし学ぶ友 世界の人と手をとって
  平和の道の輪をつくる 柿坂校ぞわが母校 わが母校

校訓
・考える子ども  
・思いやりのある子ども   
・たくましい子ども

   町から見るとずっと置くに屋根が見えます。    百周年記念碑です。
   体育館と校舎が縦に並んでいます。    こちらが、校舎です。体育館と校舎が同じ大きさです。
   福沢諭吉の像がありました。下毛郡に影響があったのでしょう。    校歌の碑が建っていました。閉校に碑ではないようです。
 呼びかけの碑です。ここに移転したときのものでしょうか。    山を切り開いているので校門からは、長い階段があります。
  旧敷地です。公民館があります。それにしては広いです。ただ、小学校としては、狭いです。    小学校の的当てだと思います。学校の名残でしょう。
   令和5年に行きました。運動場が草に覆われていました。    水飲み場に植物が育っていました。

沿革史(耶馬溪町史より)
明治17年4月~明治23年3月 下郷小学校の分教場として設立 柿村實住宅を借り校舎とする
明治17年 9月    大字柿坂字穴田に校舎新築移転
明治23年4月~明治25年3月 柿坂簡易学校となる
明治25年4月~明治41年9月 城井尋常小学校の分教場となる
明治29年4月~12月 大久保文郷宅を仮校舎とする
            (五ヶ村組合立高等小学校に校舎を貸与した為)
明治41年10月    独立し柿坂尋常小学校と称する
            (校舎は、高等小旧校舎買収移転)
昭和 4年 4月    従来の校舎老朽化により改築 工事中は、妙泉寺、善正寺の本堂を借りる
昭和 4年12月16日 落成式
昭和16年 4月    国民学校令により柿坂国民学校となる
昭和21年10月    児童数増 平屋六十五坪 三教室の校舎建築(校区民建設)
昭和23年 4月    裁縫教室を一万円で改築
昭和25年 1月    図書室を作る
昭和25年       職員室から新校舎の廊下を竣工
昭和33年 4月16日 新校舎落成式(百四十八坪)
     10月18日 特別教室及び宿直室を含む第二校舎移築落成(南校舎の三教室は耶馬溪村立家政学院教室として使用)
昭和34年12月    体育館倉庫一棟新築
昭和44年11月    滑り台つき太鼓橋取り付け 特別教室東側に教具室新築
昭和46年 2月19日 柿坂小学校講演会設立(児童数減のため)
昭和47年 2月27日 学校林売却

百周年記念誌
明治17年 下郷、大島小学校柿坂分教場を民家を仮校舎として開 柿坂分教場穴田に校舎新築移転
明治23年 柿坂簡易学校と称する 城井小学校柿坂分教場となる
明治29年 民家を柿坂分教場仮校舎とする 柿坂組合立高等小学校(城井、下郷、津民、山移、柿坂村)を設立し柿坂分教場を使用する
明治30年 柿坂宮ノ下に校舎を新築して移る
明治41年 柿坂尋常小学校として独立 校舎は組合立高等小学校を買収(柿坂地区より200円寄付)2学級スタート
明治43年 柿坂組合立高等小学校を解散 角村小学校に高等科併置
昭和 4年12月 柿坂小学校改築落成(改築中全正寺、妙泉寺を教場とする)
昭和 5年 校庭に桜樹20本寄贈にて植える
昭和 8年 身長計体重計寄贈
昭和12年 オルガン寄贈
昭和16年 柿坂国民学校と改称
昭和21年 教育制度改革6・3制義務教育制度発足 柿坂小学校と改称 児童数増加により校区民一同村予算に依存せず校舎改築(65坪3教室)
昭和23年 裁縫室、宿直室、炊事場改築
昭和24年 視聴覚の教育のため寄付にて電灯設備(教員児童一緒にアルバイト、地区の民の寄付で)放送設備謄写機寄贈
昭和25年 職員室から新校舎へ渡り廊下設置 電話設備ラジオ、ストーブ寄贈
昭和27年 校門門柱設置(寄贈)
昭和33年 新校舎落成(148坪2階建て)特別教室寄付にて移築落成(宿直室を含む)
昭和34年 運動場北側に体育倉庫一棟新築 玄関前付き庭できる グランドピアノ寄贈
昭和35年 共有林3町8反学校へ寄贈 校歌制定
昭和36年 正門前登校道寄贈にて舗装 福沢諭吉像寄贈にてできる 校歌額寄贈
昭和37年 鉄製ブランコ設置
昭和39年 校庭金網工事 シーソー設置
昭和42年 テント寄贈
昭和44年 特別教室用ステージ引き幕寄贈 チャイム一式寄贈 すべて台付き太鼓橋設置 特別教室教具室新築
昭和45年 はんと棒設置 ボール投的板設置
昭和46年 柿坂小学校後援会結成 地元負担教師1名採用
昭和47年 学校林売却 教師1名採用 不足分は会費徴収
昭和50年 テント寄贈
昭和52年 校舎窓側フェンス取り付け 校庭桜の木数本伐採
昭和53年 タイプライター寄贈 特別教室ステージ幕引き幕寄贈
昭和54年 職員室前放送室増築 理科教室兼図書室校舎二階に増築完成 カラーテレビ5台立奏用木琴寄贈 玄関前駐車場整備 水道、放送設備完了
昭和55年 運動場にラインマーカー設置 ブリタニカひゃかじてん寄贈
昭和56年 PTA話し合い学校存続決定請願書提出 灯油貯蔵庫設置
昭和57年 校舎東側工事 第2回下毛郡秋季ソフトボール大会優勝 テント寄贈
昭和59年 県書写書道展年連続学校賞
昭和60年 校舎改築測量始まる PTA県P連表彰を受ける 学校建設推進委員会発足
昭和61年 スポーツ少年団お別れ会でソフトボール、サッカー共に優勝
昭和62年 学校建設地検討始まる 朝日が丘と決定し造成工事始まる
昭和63年 開校100周年記念行事実行委員会発足 同行事準備始まる 校舎建築開始
平成 元年 校舎完成し移転完了 開校100周年祭行われる   

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