第 19 話  夕焼けの旅立ち、1通の手紙に託して

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。最近は本格的に暑くなりましたね♪夏バテはしてないでしょうか?

さて、小説ファーストコンタクト。今回で19回目になります、今回も物語を語って参ります

前回の続きになります、それでは今回も、ゆっくりお楽しみ下さいませ。幕は静かに上がります♪

先生の話を聞いた正二、空を少し見上げて見たら、青空が正二を覆う様に見えた。そして屋上を後にする。

懐かしく、思い出が篭った校舎、教室、どれもが生徒全員の思い出になってる事に正二はそう感じた。。

正二:しばらく校舎を見て回るか。そう言って校舎内を、1つ1つ歩いて行った。1年の教室に足が止まる

正二:此処から全てが始まったのよね。健二との出会い、皆で馬鹿やって楽しんだ思い出の始まりだった

正二の心には、楽しい思い出や、悲しい思い出に包まれていた、図書室に来た。正二:此処でテスト前は

健二と、クラスの男子2人総がかりで。勉強したな、参考書、教科書を手に取って、解らない所は聞いて

大変だったけど、それでも。無事に3年まで辿り着く事が出来たからな、全員、良くやったよ本当に(笑)

図書室を後にする、科学室に来た、正二:最初の時は科学で使われる物の使い方が解らなくて先生に

良く教えて貰ったな♪アルコールランプで生徒の髪が焼けたのには参ったけどね(笑)おかげで色々覚えた

職員室、此処では全生徒を教える先生方が居る、中にも気に入ってる先生が3人居るけどね♪明日で終わりか

この学校を、用務する先生がやって来た、先生:椿君、まだ残って居たのかい?正二:あ、先生、ええ少し

用務員:明日で、卒業だねどうだったかい?3年間振り返って見て。思いでは沢山作れたかい?正二:おかげで

沢山の思い出を作る事が出来ました、ありがとうございます(お辞儀)用務員:それは良かった、思いでは

大切な事だからね、今後も何事にも精一杯頑張って頂戴ね、椿君♪正二:はい、先生。じゃ、帰りますね

用務員:気をつけて帰りなさいね、明日も笑顔で登校して来て頂戴ね♪正二:解りました、それでは失礼します

用務員に別れを告げて、校舎を後にする正二、時間は夕方の15時を回っていた、正二:買い物でもして帰るか

商店街に来て見た、今日は何にしようかな、(献立)自分でカレーでも作ってみるか♪実は正二は料理の中で

カレーを作るのが得意と言われる位、美味しいカレー作りに励んでいるのである♪正二:上手くできるかな?

カレーの材料を買って、買い物袋を持つ正二、やがて時間も夕方の16時30分が、回っていた。自宅のポストに

手を伸ばす正二、そこには1通の手紙が入っていた、宛て名は解らない。自宅に戻る正二。自宅に帰りつき

手紙をあける正二、その手紙の差出人は健二からだった、正二:また、何で手紙なんか。健二らしくないな

手紙の内容はこう書いてあった。正二。お前がこの手紙を読んでる時には、飛行機に乗ってる所だろうな

予定が1日早くなって、最後の言葉を先生にはしたけど、生徒のみんなには言葉を伝える事が出来なかった

正二、お前にもだよ、悪いと思って手紙でそれを伝えようと、手紙で託したのよ、別れの言葉をね。でも、正二と

一緒に3年間、一緒になって馬鹿やって、時には一緒に勉強して、と色々な思い出をおかげで作る事が出来たよ

いつか、再会が果たせる時は、その時はまた、馬鹿やって俺を楽しませてくれよな♪じゃ、手紙で済まないけど

みんなによろしく伝えてくれ、それと、ありがとう正二♪再会する時は商店街の喫茶店だ連絡するからな 健二   

正二:お礼の言葉を返すのは、俺の方だよ、健二。ありがとう本当に、明日は健二が居ないけど卒業をみんなで

通って来た、学校を巣立って行くよ。再会は楽しみにして置こう♪ と、卒業を前に手紙で別れを告げた健二

正二の胸に、大切な友人の存在が大きく感じる事が出来たと正二は思った、明日はいよいよ最後の学園

さて、予告ですけど次回は、夜に訪れた、ある出来事のお話です、どうぞお楽しみに♪

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