第 18 話 放課後に声をかける担任の言葉
皆さんは今週は何か良い事がありましたか?私はね、仕事に最近追われてます。休み下さい(笑)
それは、さて置きシナリオは第 18 話でございます♪前回に引き続き卒業前のお話でございます
それでは、今回も小説ファーストコンタクト、物語の幕が静かに上がります♪
最後の授業を終えた、3年B組の生徒達。卒業式の時に先生に最後に何かしてあげたい。
そこで、現れたのがA組の担任、歌で喜ばせてやったらどうだい?と言う考えに皆が賛成した。
決定した生徒達は、1時限の授業を終えて、下校する正二に声がかかった。それは担任の先生だった
先生:椿君ちょっと時間あるかな?正二:あ、先生良いですけど。何かあったのですか?それとも話ですか?
先生:うん、ちょっと話したい事があってね、付き合って貰えないかな?正二:良いですよ先生。で、何処で
先生:では、屋上に移動しよう。正二:解りました♪そこで話を聞く為に2人は屋上へと向かった
正二:で、先生話って何ですか?先生:明日で、先生がこの学校を退職するけど。私の為に何かをしてる
皆で考えてるとA組の先生から聞いたからね、でも生徒全員がそう思ってくれるのは本当に先生嬉しいよ
正二:俺達が明日卒業するのに先生にお世話になった最後に記念に何か出来ないかと思いましてね、
先生:そうでしたか。でも、先生は皆が無事に卒業してくれる事が1番嬉しいですよ♪3年間この学校に
通って、生徒の明るい顔を見るのが、楽しみでしてね私は。正二:先生らしいですね♪そんな先生には
この学校に居て欲しかったですね、でも、居なくなったら寂しくなりますね。先生はこれからどうするのですか?
先生:先生は、次の学校の教師として頑張って行きます。正二君達は色々な道がありますけど真っ直ぐに
その道に進んでくれる事を、先生は願ってますよ。先生はこのクラスが大好きですから3年B組がね♪
正二:先生にそう言って貰えると。俺達も先生と一緒で良かったと思いますよ♪俺も先生を気に入ってます
先生:光栄ですね、椿君、先生はこの学校を離れても、皆の事は忘れないと思うよ、今までそうだったからね
正二:先生は、今までに通って来た学校の卒業アルバムを持ってるのですか?もしかしたら???
先生:もちろん持ってますよ♪自分の担当して来た学校ですからね、今までに通った7校のアルバムを
持ってますよ。時にね、時間がある時に見るとね思い出に惹かれる時があるからね♪この学校では苦労もね
あったのですよ。先生もね皆さんもこれからは色んな事に苦労すると思いますが。挫けないで頑張って欲しい
と、先生は願ってます。正二:先生も色々な事で苦労されたのですね。そんな先生が担任で俺は嬉しいです
先生、この学校を後にしても、俺達の事を見守って居て下さいね。先生:ええ、忘れる事は無いでしょうね♪
あ、こんな時間まで付き合わせて悪かったね。長話で申し訳ない。正二:俺は良いですよ、気にはしませんし
先生:それじゃ、先生は行きますね明日の卒業式は笑って後にしましょう。正二:はい、先生。
先生は、正二と言葉を交わして屋上を後にした。正二も、少し空を見上げて屋上を後にした。言葉を大切に
先生の言葉の意味を胸に階段を下りて行く。 TO BE CONTINUED