小説 IN SIDE WATCH

第 8 話 楓の相談事

夜遅くに、姿を現した楓。修一が見る限り、楓の表情は、重い悩みを抱えている物と見た

修一:カレーも悪くないけど、今日のカレーは前回よりも、味が落ちたな・・・。

楓:そうですか?凄く美味しいですよ♪先輩のカレーいつ食べても、不思議な味がします

修一は、自分の味に納得できないけど、楓は、正直に喜んでいた♪

修一:で、楓ちゃん。俺に話って何かな?何か、相談事かな???

修一が、そう聞くと、楓は、静かに話始めた。一体どんな内容なのだろうか??

楓:先輩は、今度開催される、DEAD OR ALIVE トーナメントに

出場が決定したのですね。それを聞いた時は、正直驚きました。嬉しいですけど

修一が、今回のDEAD OR ALIVE トーナメント 2008の出場の決定に

驚きを見せていた。楓は、女性格闘技 エクストリーム GP 2007の

優勝者だからであるから。しかし、楓は、2008年の成績が、評価されず

2008年に開催される、エクストリーム GP 2008の出場が拒否された

修一:それは、嬉しいけどね。でも鍛錬に経験を積んで、練習して置かないとね、去年

12月に開催された、雷門トーナメントよりもレベルは高いからね。成績は残す意味で

修一は、2007年の12月に、開催された、キックボクシングの闘龍門と呼ばれた

雷門トーナメント 2007に見事優勝を果たし、今回のトーナメントが決定した

楓も、同じ2007年12月に開催された、エクストリームの優勝を飾ったのである

楓:先輩、真剣なのですね。私は・・・・今回のエクストリームの出場が拒否されて

出場が出来なくなってしまって。コーチからも、今回は止めて置いた方が良いかも

と、言われてしまって、私、自信が無くなってしまって・・・・。

2007年の王座を、勝ち取った王座の座に、楓のプライドが大きく不安へと変えた

修一:楓ちゃんの、出場を拒否!確かに、話は聞いていたけど、まさか本当だったとは

修一の目には、真剣の眼差しを。楓の瞳には、不安で一杯になっていた。涙目をして

楓は、1つの決意を決めた。その答えとは?

楓:先輩。私と一緒に、練習して欲しいのです。女性だからと言って、

気を抜く事は無いですよ。真剣に向かって来て欲しいです。お願いします。

楓の決意は、固い決意だった。それだけに自分の無力を認めたくは無かったのである

修一:構わないけど、俺の実力は、楓ちゃんも知っていると思うけど。

本気になってやったら・・・それでも、大丈夫なのかい?楓ちゃん。

楓:今のままでは、駄目と言うのは解っています。自分の最大の技量を出して

私も、先輩と向かって行きます。覚悟は出来ています。

修一:解ったよ、楓ちゃん。でも、無理はしなくて良いからね。

楓:ありがとうございます。先輩。

苦悶の表情は、変わらないが、心の中の安心を感じた楓。

楓:では、先輩。私、これで帰りますね。

時計は、夜の22時30分が回っていた。

修一:今日は寒いから、気をつけて自宅に戻らないとね。風邪を引かないように

楓:先輩、ありがとうございます。私は、大丈夫ですよ。練習楽しみにしています

修一は、玄関まで、出迎えた。楓は、自宅に戻って行った。外は寒い風。

修一:今日は寒いな。明日は土曜日か。1週間は早いな。明日は何するかな。

部屋の片づけをしよう。洗い物もあるからね♪さっさと済ませて休もう

修一が、荒い物を済ませて20分後。大変だ!人が倒れているぞ!!

修一:!!!まさか・・・・・。修一は慌てて、上着を着て、エレベーターに

降りて、ビルの外に出てみると。楓が倒れていた。

修一:・・・・・楓ちゃん!!!

次回予告
楓が倒れた。歩いて来たせいか身体が冷たくなっていた。真夜中の看病
楓を救う、修一の真剣さを見届けよ!

NEXT 真夜中の看病

それでは、次回をお楽しみに!眠りについて待機せよ!!

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