1日の会話が終えて、眠りについた修一と楓
色々な事が交錯し、人間関係が、深まるとは思えないが
ありきたりの事を、楓は全部話したと、修一は感じた
不安もあり、迷いもあり。楓に影が覆った感じがした。
何もできない自分。それだけが、大きな傷になっていた
楓が自分で、受けた傷を治して断ち切るしかない
修一はそう感じた。自分にも同じ事があったから
1度は訪れる。無いとは言えない・・・・。
そうした時に、修一がふと目が覚めた
時計を見たら、夜中の3時。変な時間に目が覚めたと
修一:夜中の3時か・・・。目覚めが良いのか悪いのか
良く分からないな・・・。今日は、暖かいな
部屋の中が暖かく感じる。ストーブも付けてないのに
そう言えば、トーナメントまであと1日か。
いよいよか。時間の使い方を、考えないと行けないな
修一は、時間の大切さを感じていた。
どんな時でも、時間は過ぎていく。何をするにも
ゆとりを持ちたければ、自分で作ればいい
時間は、待ってくれない。戻らない。進むだけ
修一:楓ちゃん。ちゃんと眠れているかな?
様子を見に、自分の部屋に向かって歩く
起こさないように、そっとドアを開ける。
修一:落ち着いて眠ってる。寝顔が結構可愛い
楓の寝顔を、普段見る事がないので。これは新鮮である
色々な事を話して、気を落としてしまったと思っていた
表情を見る限りでは、大丈夫と安心した修一
楓が、眠りについてるのを、起こすと悪いので静かに
部屋を、退出した修一だった。
修一:大丈夫だな。楓ちゃん。話してスッキリしたみたい
エクストリームの、楓ちゃんは、動きに磨きがなかった
それだけ、自分が負けるのが怖いと、感じたのだろうな
でも、勝利した。お客さんにアピールした
普通だったら、笑顔が見えるはずなのだが・・・・。
コーヒーでも飲もう。
気分を落ち着かせる為に、コーヒーを飲む修一
修一:落ち着くね。このひと時が。
俺も、明日のトーナメント勝ちに行かないとな
自主トレをして置いた方が良いかもな。
問題は、スパーリングパートナーだけどな。
いつもは、後藤さんに頼むのだけど。
走り込みをして、鍛え直さないといけないな
スタミナが最近切れるからな・・・・。
階段の上がりで、走り込みをして
思いっきり鍛えるしかないか。
修一は、明日の試合の為に、トレーニングの
内容を色々考えていた。スタミナ不足では
戦えないと感じていた。表には出さないけど
自分自身が思っていた。
やれるだけの事を、時間を有効に使って
動くだけと。修一は考えた。
そう言って考えて、30分後に再び眠りに付いた
修一:有言実行か。朝になったら、即実行だ。
あ!でも、学校があるな。終わったらやろう
修一は、再び眠りについた。
夜中の4時が過ぎ、明かりが消えた
一方、眠りに付いていた、楓が目を覚ます
楓:まだ、朝が来てないのね。夜中の4時
ゆっくり眠りについてた感じ。先輩に全てを
話したからかな?気分が凄く良い感じがする
先輩。私と話してる時、目を背けなかった
ずっと私を見てた・・・・。
あの目は、凄く真剣な眼差しだった。
先輩のあの目、私。心を惹かれた感じ
心臓がドキドキするくらい。
今でも、ドキドキしてる。止まらないくらい
学校の先輩と後輩なのに。
そして、共通点は、格闘技をする事
恋に年齢は関係無いと、私は思う
大切な事は、自分が告白をする勇気
自分が言わないと・・・・。
もう少し、ゆっくり考えてみよう。
焦っても、失敗するだけだよ・・・。
先輩がそう教えてくれた。
楓も、眠りについた。
楓は、恋心を抱いているのかもしれない
修一は、まだそれに気が付いてない。
4時20分。時間は少しずつ過ぎていく
1分1秒の大切さ。行動もよく考えて実行する
時間は、待ってくれない。
人生は、自分の行動パターンで全てが決まる
失った物は取り戻す。
そして、朝の6時になる時に電話がかかる
修一:ん?こんな、朝早く誰だろうか???
はい、新田です。あ、先生!どうしたのですか?
先生:新田。今日は、全体の学級閉鎖になった。
インフルエンザの生徒が、多すぎる為閉鎖になった
明日は、日曜日なので、それまで休日になった
修一:分かりました。わざわざありがとうございます
学校が、インフルエンザの為。学級閉鎖になった
有言実行に移せると、考えた修一だった。
修一:では、少し厚着をして、走り込みをしてくるかな
少し体を鍛えないとな。本当にやられてしまう
負けたら、全てが終わる。そんな感じだな
こうして、修一は、走り込みをするため
外へと出かけていった。楓は眠ったまま
次回予告
修一は、走り込みをして体を鍛える。楓は、恋心を背負って眠りにつく
NEXT 戸惑いそして
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!