IN SIDE WATCH ありがとう誕生1周年

小説 IN SIDE WATCH

第 68 話 希望の光に望みを

苦難の夜から、一夜が明けた。そして、自分の道へと、考えが浮かんだ事を、実行する為に

修一・美紀・楓・浩二・健一葉それぞれの道を考え付いたと思う。

いよいよ今日は、総合格闘技イベント エクストリーム GP 2008の開催日である

楓の活躍が、今日確かめられる。ルイスも参戦する為に、楓も、絶好調の状態で望む勢い

1年に1回、開催される。このGPに、連覇をかける楓。思いは強く、そして自我をも強くした

慣れない、修一との戦いもあった。卓球で、お互いの実力を知り尽くした事も

今では、苦労ではなくなり。自分の実力へと変えた事が、一番嬉しかった事だった。

楓は、修一と一緒に、色々な事をやって体験した事を、今でも胸の中に残っていた

自分の事も、受け止めてくれた事。自分が、格闘技を始めてから、超えたい人が居た事

その気持ちや記憶が、楓の胸の中に、いつまでも残っていた。

楓:先輩は、私が考えていたよりも、凄い人だったわ。格闘技を始めて、超えたい

この言葉に代わりは無かった。私は、新田先輩を超えたい。いつまでも、そう考えていた。

闘龍門ジムでの、練習は凄い体験だったわ。新田先輩と、初めて練習したから。

あの時は、私の完敗だったけど・・・・でも、そのおかげで私は成長した。スピードも腕も

技の切れも上がって来た。私は、今日のエクストリーム GP 2008は連覇を狙って行く!

この気持ちは絶対に変わらない。フランスから来ている、ルイスも参戦するから

恥も無いように、良い成績を残す事を、今は真剣に考える事にしよう。

今時間は、朝の7時30分。そろそろ学校に行く時間だわ。会場へは、夕方の集合だから

学校は、今日はお昼までだから、少し時間があるから、休息をして置かないと

身体が持たないかもしれない。慎重にならないと・・・・・。

こうして、楓は、1人学校へと向かって行った。自分の向かう希望の夢に向かって

一方、修一は、いつも通り、缶コーヒー片手に、パンを食べながら、学校へと向かっていた

修一:しかし、今日は良い天気だな。こんなに晴れたのは珍しいな。一転の曇りも無い

大きな青空が広がってるわ。こんな天気は、出かけたい気分だな。本当。

俺も、格闘技を始めて、良かったなと、正直思うけどね。楓ちゃんが格闘技をしてるのは

正直驚いたけどね。そして、去年のエクストリームの王者と聞いた時には

驚き桃の木だったわ。俺も、去年の雷門トーナメントに優勝したけど。凄い実力の持ち主だわ

スパーリングをした時の、スピードの速さ。俺のスピードを、もう少しで、超える所だったからな

今日のエクストリーム GP 2008連覇を狙ってるみたいだからな。大丈夫とは思うけど

お!あれは、美紀さんだな。何か元気が無い様だな・・・・。気のせいかな?

美紀:あ。修さん。おはようございます。昨日は大変でしたね。よく眠れましたか?

修一:ええ、おかげさまで、真剣に眠りに付きましたよ。朝起きたら、頭がボーット。しましたよ

最近は、色々な事があったので、疲れているのでしょうかね?

美紀:そうでしょうね。修さん、色々な事を考えていますからね。進学の事、格闘技の事とか

でも、色々な事を、考える修さんも、大変だと思いますよ。

修一:そうですかね〜。自分的には余り深く考えてないので。どうかと考えてしまうのですが

どちらかと言うと、楽天的な考え方だなと、考えてしまいますがね。

今日は、楓ちゃんにとっては、最高の舞台になるでしょうね。エクストリームの女王ですからね

去年の王者と言い、今回のGP出場にしても、凄いものですよ。たくさんのファンの人たちに

囲まれてるなと、言う感じがしますよ。俺は、確かに、去年、雷門の王者ですけど

何かと、ファンの人に知られる事は少ないですね。

美紀:そんな事無いですよ。修さんも、格闘技に関しては凄い実力を持っていますからね

会場に行った時の、すごい観客の声援には、圧倒しますよ。

新田ーーーー!!!って凄い声援が飛び回りますよ。

お客さんは、修さんの試合を楽しみに、会場に行っていますからね。

修一:確かに、会場の熱気が、凄い事になりますからね。いつもながら

でも、今回の、楓ちゃんには、頑張ってもらいたいですね。優勝2連覇を目指して

美紀:そうですね。そうあって欲しいです。私も・・・・・したいですけど・・・・・

修一:ん???美紀さん。今何か言いましたか???

美紀:え!何も言ってないですよ・・・・・。

格闘技に感心すらなかった美紀が。思わず口にした事。この先は一体どうなりますかね?

 

次回予告

エクストリーム GP 2008開催まで、後少し。気を楽にした、楓の心境は?

NEXT 楓の気分転換

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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