実力勝負を、修一に挑んで来たルイス。受けてたった修一。飛び入り参加の楓
3人の実力勝負がついに展開される。果してその実力はいかほどの物か
後藤:実力勝負は、エクストリームのオフィシャルルールを適用す。
打撃等の禁止、関節技・絞め技にて行う。1ラウンド決着で、3分間で行う
用意が出来たら始めるぞ。まずは、新田と、楓さん。実力勝負と行きましょうか
修一:楓ちゃんの実力は、この前以来だからな。今回は手は抜きませんからね。
楓:スピードで、先輩の方が勝っていますけど。私も、真剣に行きます!
後藤:では、始めるぞ!3分間!READY!!GO!!!
修一と楓の実力勝負が、ついに始まった。2人は様子見で行動を伺う。そちらが攻めても
1本勝ちを取る事は、まず、間違いないくらいのスピード感はある。
修一が、動き出した。楓の左腕を取り、回転しながらの、腕ひじき逆十字固めに
楓:あ、隙があった。このままでは負ける。でも、腕が動けない・・・・。
後藤:ストップ!!!そこまで!!!!
修一:楓ちゃん。動きに無駄は無いけど、少し固くなりすぎてるよ。
楓:先輩には、負けました。やっぱり実力は、先輩の方が上ですね。私は、まだまだですね
修一:いや、楓ちゃんのスピードも、一層凄くなって来ている。ちょっと気を抜けば
俺の方が負けていたかもな。なぜなら、楓ちゃんの得意の、腕ひじき十字固めを、返す事が
出来てなければ、楓ちゃんの方が先に勝っていた。
楓:先輩。そんな所まで、目を光らせていたのですか。気が付いてないと思っていましたけど
ルイス:修一は・・・・・楓の行動を・・・・・全て見てた・・・・目で追ってた・・・・
だから、技を返す事が出来た・・・・・・修一の・・・隙があったら・・・楓勝てた・・
楓:え・・・・・本当に・・・・・驚きました。先輩には
後藤:目で追っていたとはな、新田らしい格闘本心だな。怪我はさせたくないから
本気で絞められなかった。そうだろう?
修一:そうです。真剣にやっていたら、腕が痛くなりますからね。明日が大会ですし
楓:先輩。そこまで考えてくれていたのですね。明日の大会の事まで
ルイス:修一・・・・優しいな・・・・・・。
後藤:次は、新田と、ルイスさん。実力勝負ですよ。では、3分間!READY!GO!!
ルイス:来い!・・・・修一・・・・・
修一:遠慮なく行きますがな。
お互いに、スピードの速さは流石であった。技の掛け合い、逃れて、やり返しの連続
あっと言う間に、2分間が経過した。そして、その10秒後
修一が、足関節で、1本勝ち。本気では絞めれないから。
後藤:ストップ!そこまで!!
修一:ルイスの動きは、早すぎる。俺のスピードも、遥かに超えている。
ルイス:そんな事・・・・・無い・・・・・楓には叶わない・・・・・
楓:ルイス・・・・・・。
3人の実力勝負は幕を閉じた、修一の圧勝だったけど。3人の実力を見る事が出来た
美紀:流石は修さん。でも、楓ちゃんも、成長したわね。少し前までは、弱音を吐いていたけど
今では、大きく成長して、自分に打ち勝つくらいの、実力と精神力をあげて来た。
これなら、明日の、エクストリームの大会は、期待が出来そう。
楓:河合先輩。そう言ってくれると、凄く励みになります
後藤:楓さん、明日の大会は、夕方の17時からです。場所は、市営スーパーアリーナです
大きな大会ですから、今回も実力を上げて、良い成績を残して下さい
楓:はい!後藤さん。明日は真剣頑張ります。
修一:俺は、あと3日か。ちょっと緊張して来たな・・・・。
美紀:楓ちゃん。頑張ってね。応援行くから
ルイス:私も、この大会に参加する事になった。大会ではないけど、スーパーファイトで
楓:ルイス。お互いに全力を尽くそうね
ルイス:楓も・・・・・全力を尽くす・・・・私も・・・頑張る・・・・。
次回予告
いよいよ明日が、エクストリーム GP 2008の開幕。前夜のひと時を
NEXT 開幕戦の前夜
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!