学校が学級閉鎖の為、休校になった、修一と美紀の2人。さすがに此処まで酷くなるとは
思っては居なかった。学校が休みになってしまったので、何の予定も無いので
美紀の自宅へ、行く事になった修一だった。懐かしい空間に思い出が甦るような感覚がした
こうして、美紀の自宅へと上がっていった、修一。美紀の部屋。非情に懐かしい
2人がこうして話す事は、余り無い事だった。美紀の自宅に来る事は、余り無い為
こんな機会は滅多に無かった。修一も少々緊張気味だった。
美紀:修さん、どうぞ。ゆっくりしていって下さいね。
修一:ありがとう。美紀さん。何か凄く緊張しますよ。久々に入ったから
何か凄く懐かしい感がしますよ。美紀さんと、こうして話す事があったなと
そう思いますよ。懐かしいな。美紀さんのご両親が、旅行行ってる時でしたね
美紀:そうです。あの時は、1人だったので、退屈でしたよ。でも、修さんが
家に来てくれた時は、凄く嬉しかったですよ。修さんが、色々な事で
私を喜ばせてくれましたから。その思い出は今でも忘れてないですよ
その時から、修さんは、人には凄く優しい人と、そう感じるようになったのです。
だから、今では、修さんの事が。頭から離れなくて。だからこうして。
美紀は、机に飾ってある、1枚の写真の入った、写真立てを修一に見せた。
修一:あ、これは入学式の時ですね。美紀さんに、初めて声をかけて貰った時でしたね
クラスメートと一緒に、写真を撮って欲しいと。俺にお願いした時でしたね
そして、この時初めて、美紀さんと友達になったのですよね。写真も一緒に撮って
美紀:この写真が大切なのです。私にとっては、今では思い出の写真です。
修さんが、居なかったら、この写真は出来てないですよ。修さん・・・・
美紀の顔が赤くなった。修一への思いは、変わらなかった。好きと言う感情が
修一:言葉で言わなくても解ってますよ。美紀さん。ちゃんと解ってますよ。
美紀の母:2人の話が、盛り上がってるみたいですね。新田さん。珈琲を持って来ましたよ
お菓子もありますから、遠慮しないで召し上がって下さいね。
美紀には、色々お世話になってますから。これからもよろしくお願いしますね。
修一:願ったり叶ったりですよ。こちらこそよろしくお願い致します。
いつも迷惑をかけてばかりですけど。
美紀:そんな事無いですよ。修さんは、いつも私たちを、見てくれてますから
迷惑なんて思ってないです。ね、お母さん。
美紀の母:そうですよ。新田さんのおかげで、美紀も、こんなに明るい子になったのですから
父も、新田さんの事を誉めてましたよ。あんなに、良い人は他には居ないと
そう言ってましたよ。父も、新田さんに、逢って見たいと言ってましたから。
1度逢って見てはいかがですか。きっと、喜んでくれると思いますよ
修一:そうですか。では、時期を見て、お邪魔したいと思います。
美紀:お父さん。きっと喜ぶと思いますよ。修さんを見たら。気に入ってるから
美紀の母:そうして下さい。父も喜びますよ。そう、話して置きますね。
では、ごゆっくりして行って下さい。美紀、未来の婿さんに、失礼の無いようにね
美紀:お母さん・・・・・(照)
次回予告
美紀の、自宅での会話は、まだまだ続く。この展開はどう変わる?
NEXT 暖かな心の眼差し 後編
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!