小説 IN SIDE WATCH

第 57 話 学級閉鎖

この時期の冬の寒さは、一段と冷え込みが続いていた。その為に各学校の中で

学校閉鎖・学級閉鎖が相次いでいた。去年の12月では、3日間学校休みと言う

非常事態に発展した。そして、今日学校へ向かう、修一と美紀が登校している時だった

美紀:修さん、去年の冬は寒かったですけど、学校もかなり休んでましたね。

修一:そうそう。この時期は、インフルエンザが流行って、とんでもない事になったな

学校閉鎖や、学級閉鎖が相次いで、ほとんどの学校が休みになったからな。

昨日もが学校が休みになってたからな。今日はどうかなと考えるえど、実際難しい所だな

そう言って話していると、登校している生徒の数が少ない。今日もまさかと思うが

学級閉鎖。または、学級閉鎖が出て来ると思っていた。そして学校に到着した2人

そこで目撃したものは、1枚の張り紙。そして書かれていた事はこう書いてあった

本日は、インフルエンザの急病で欠席の生徒が多いので、本日は、学級閉鎖とします

まさかの学級閉鎖。想像以上に、先月を、越える急病が増幅していた

これ以上の、急病が増えるとなると、病院が忙しい。この時期は特に緊急患者が多くなる

修一と美紀は、学級閉鎖と解ったので、自宅に帰る事にした。

修一:しかし、学級閉鎖とは、此処まで悪くなる人が増えると、学校も行けなくなるな

美紀:そうですね。先月もかなり酷かったですけど、今月もかなり酷いですね。

3月までは、まだ寒いですからね。気は抜けませんね。

お互いに気が抜けない。もう、トーナメントも近いから、此処で病気になる訳には行かない

美紀:修さん。この後、何か予定はあるのですか?

修一:いや、今日は学校の事しか考えてなかったから。後の予定は何も無い。

2人は、この後の予定の事を聞いた。今日は学校があると思っていたから。夕方まで

何も考えてなかった。そして、美紀が修一に誘いをかけてみた。

美紀:修さん、良かったら、私の家で、お茶でも飲んで行きませんか?

親も、修さんと一緒なら、安心するので。無理はしなくて良いですよ。

修一は、美紀の誘いを断れなかった。楓の事も心配なのだが・・・・

修一:良いですよ。俺で良かったら。では、行きましょうか。

こうして、修一と美紀は、美紀の自宅へと向かって行ったのだった。

美紀:修さんが、私の家に来るのなんて、去年以来ですね。そう言えば

修一:そうでしたね、確か去年、美紀の両親が

海外旅行に行った時に、俺がお邪魔したのだったな

美紀が、お世話になりますって。そう言ってくれた事今でも覚えてるよ。

あの時は、美紀の手料理が美味しくて、幸せな時間を感じたな。

今では、同じ学校のクラスメート。夢のようで現実なんだよな。これが

美紀:そうですよ。現実ですよ。夢でも、幻でもないです。修さん、着きましたよ

こうして、美紀の自宅へと辿り着いた。時間は朝の9時。まだ登校して、30分

修一と美紀は、美紀の自宅へと入っていった。

美紀の母:あら、美紀。お帰りなさい。どこか悪いの?

美紀:お母さん。ただいま。今日は、また学級閉鎖だったの。学校休みに。

お母さん。新田君が久しぶりに、うちに来てくれたの。

美紀の母:お久し振りですね。新田君。先日は美紀がご迷惑をおかけしました。

修一:どうも、こんにちは。お久し振りでございます。とんでもないです。

美紀さんには、色々してもらってばかりで。お礼を言うのは僕の方ですよ

美紀の母:さ、立ち話でもなんですから。どうぞ、上がって下さい。

修一:すいません。では、お邪魔します。

 

次回予告

学級閉鎖になっての休日。しかし、気は抜けない。でも、今は大事な時間を

NEXT 暖かな心の眼差し

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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