小説 IN SIDE WATCH

第 5 話  子供に優しさと勇気を 前編

健一の母:何にも無いですけど、自由に座って下さい。と、優しい言葉がかけられた。

修一:いえ、とんでもないです。広いですね〜♪私の家とは全然違いますね・・・・。

修一の家は、確かに、1人暮らしだから、2DKの住まいに比べて。

健一の家は、5LDKの家羨ましいのは無理は無いと思う。

健一の母:お茶です。どうぞ。今日は、健一を救って頂きまして 本当にありがとうございます。

修一:いえ、いつも傷だらけで帰って来る事が多いのですか???

健一の母:はい。4年生の時からずっと、いじめられる事が多くて意志が弱いので喧嘩が

出来ないのが、健一の欠点なのですけど・・・・見るのが非常に辛くて

いじめられて、傷だらけになって帰って来る事は

今に始まった事ではなかった。2年間は長い

修一:それで、学校の先生は何と言って対応してるのですか???

と、さり気無く聞いてみた

健一の母:学校では、そんな事は起きていませんと、言われるばかりで。 言葉が無いのです

学校は、こんないい加減な形なのかと・・考えただけで頭に来る感じがした…

修一:そうですか・・・・それでは、何も対応出来てないと言う事ですね。可愛そうに

健一の母:そうなのです・・・息子が無事に帰って来る事が、何より嬉しい事なのです。

修一:そうですね。無事に帰ってくれるのが一番ですね。

申し送れました。僕は、新田 修一と申します

健一の母:新田 修一さん?もしかして 今年のDEAD OR ALIVE トーナメントに出場する

修一:はい、そうです。やっぱり噂は広がる物ですね。 驚きました。それが何か?

健一の母:1つお願いがあるのですけど・・・聞いて頂けますか・・・・?

と、涙ぐんだ表情で言った

修一:はい、どうぞ。お願いって何でしょうか???

と、修一も冷静になって聞くことに

健一の母:健一を守って欲しいのと、強くなれる勇気を与えて欲しいのです・・・・

修一:それは、構いませんけど・・・僕は、加減が無いので下手をしたら

とんでもない事になりますよ

健一の母:お願いします。この子の為に・・・救ってあげて下さい。

自分の息子を救って欲しい、気持ちが伝わる修一。そして、返した言葉は

修一:解りました。何とかやってみます。と、言って引き受けた。

健一の母:ありがとうございます。よろしかったら、晩御飯を一緒に食べませんか?

今日は2人なので

修一:え?嬉しいですけど。返ってお邪魔になるので・・・と言うと、健一が気が付き

健一:修一お兄ちゃん、一緒に食べよう・・・。と、言ってくれる。

修一:健一君。気が付いたのか!もう痛くないかい???

健一:お兄ちゃんのおかげで、大丈夫です

傷の手当が早かったので、傷が深くなく回復が早い。

修一:解りました。それでは、お言葉に甘えて。ご馳走になります。と、言葉を返した

健一の母:では、すぐに準備しますね♪表情は笑顔になった。凄く嬉しい感じがした。


次回は、この続きの後編でございます 眠りについて!待機せよ! !

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