小説 IN SIDE WATCH

第 48 話 友情と情熱の証 後編

起きて来た修一を、助けてくれた謎の人物は、DEAD OR ALIVEの

現在の王者、CRAZY 宗だった。2年連続の連覇を果した、王者との対面

色々と語り合うほどの、火花が激しく飛び散った。今年の大会では、凄い舞台での

真剣勝負を、慕いと夢見る修一と、2年連続の連覇を果し、今年も優勝の頂を目差し

出場を試みる、CRAZYの夢が交差した。この会話でお互いに何を感じる事が

そして、新しい道を進んでゆくお互いの気持ちのぶつかり合いは、実現するのか

修一:凄いですね。DEAD OR ALIVE トーナメントの 連覇をするとは

CRAZY:そうでもない。決して楽な試合ではなかった。でも観客の応援とかがあると

ついつい、熱くなってしまう所が、あるから何とも言えないけどな。だが、真剣に練習し

毎日が苦難の連続だった。身体が動かなくなった時もあった。それだけ格闘技は厳しい

下手をすれば、プロから外れる事になるからな・・・・それだけの覚悟はして置いた

だがな、ベルトを巻く事で、初めて実感できるのよ。自分の努力を。王者の証と言える

初めて巻くベルトは凄く重みがあるけど、これが自分で汗・水・血・涙を流した結晶と

感じる事が出来るのよ。お前もやるなら、簡単では無い事は、雷門トーナメントの時で

解っていると思うが。DEAD OR ALIVEの戦いは、こんな物では無いかも。

修一:ええ。それは解っています。雷門トーナメントの時も、結構苦労しました

強者集っての、初めての戦いでしたから。自分は勝ち抜く事ができるのかと。

でも、簡単には負けられない、その気持ちが、俺を奮い立たせてくれました。

貴方と逢って、これだけ凄い結果を、残せている人と、出逢える事が俺は嬉しいです

CRAZY:それは誉めすぎだ。確かに結果が全てと言うが、それだけではダメだ

お客さんが見に来ているのだから、その期待に応える様にしないと、何の意味が無い

お前と一緒なら、凄いスパーリングが出来そうだな。昼から、俺と一緒に練習してみるか

この、CRAZYジムで、一緒に汗を流してみないか?せっかく逢ったのだから

お互いの、実力を見てみるのも良いだろう。トレーナーも居るから、良い練習になる

修一:良いですね、1度は拳を交えてみたいですね。貴方の最強の名を持った拳と

俺の雷門トーナメント初優勝した、拳のぶつかり合いですね。魂が奮い立ちますよ

是非とも、やらせて下さい。自分の為だったら。練習しますよ。

こうして、昼から、お互いにスパーリングを始める事になった。互いの実力の真っ向勝負

練習試合での実力を、思う存分奮い立たせる事が、出来るのであろうか。

CRAZY:とにかく、もう朝が来てしまったからな。4時間くらいは寝て置かないと

身体がきつくなるから。今のうちに休んで置くとしよう。部屋は空いている部屋が

1つあるから、そこを自由に使うと良い。14時前に起こしに来るから。

修一:解りました。では遠慮なく部屋を借りますね、仮眠の意味で。楽しみです

貴方と、始めてスパーリングが出来るのが。今からわくわくしますよ。強い人と戦える

それを思うだけで魂が奮い立ちますね。良い練習をしましょう。

こうして、修一と黒田は、眠りに付く事にした。強者と戦える、修一の楽しみは

こんな物では無かった。最高の戦いが出来るように。期待を広げさせている

実力を奮い立たせるくらいの、実力を、出して来ると、思うと流石の黒田も興味がある

午後からの、白熱のスパーリングが展開される。2人の実力はどれ程の物か


次回予告
修一と黒田の実力勝負。拳と拳がぶつかり合う、スパーリングがついに始まる

NEXT 魂と拳のスパーリング

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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