小説 IN SIDE WATCH

第 42 話 向き合う修一と楓

夜遅くに、美紀が帰った。しかし、楓は1人残った。そして、修一に向き合う心が

楓を、奮い立たせてしまった。楓の感情は、完全的に修一に向けられていたのだった

修一は、楓を抱く事になった。これで、どう思うかは、修一の考え次第になった

修一:楓ちゃん・・・・・俺はそんなに・・・・・・・たいした男ではないよ・・・。

それより、もっと、良い人が居るのに・・・・・・楓ちゃんは・・・どうして・・・

俺を選んでくれるの・・・・・?俺には・・・・・・・解らないよ・・・・・・・

楓:先輩・・・・・私は・・・・・・先輩と・・・・・初めて・・・出逢った時から

ずっと・・・・・先輩の・・・・背中を・・・・・追っていました・・・・・・・

先輩の心・・・・凄く・・・・・暖かく・・・・・人間関係に・・・・・広い人と

凄く感じました・・・・・先輩みたいな人と・・・・・出逢えて・・・・・私は・・・

本当に・・・・・嬉しかったです・・・・・だから・・・・先輩の・・・・恋人に・・・

なりたいけど・・・・先輩は・・・・・色々な人に・・・・・憧れの的ですから・・・・

私では・・・・とても叶わないと・・・・・・そう・・・・・感じて・・・・・

手の届かない・・・・・存在なのだと・・・・・ずっと・・・・・思っていました・・・

楓は、自分の存在感が小さい事が、凄く気になっていたのだった・・・・修一は

楓の影が、ずっと、追っていた事は、解っていた。しかし、言葉にする事は出来なかった

でも、修一は、昨日の夜に、美紀と楓を抱いて、その心が解った感じがした

楓にとって、修一は、憧れの存在。そして恋人候補の1人だった。思い描いた

恋人に近づけた事は、非情に嬉しかった。その事は、美紀・楓ともに、気が付いていた

修一:楓ちゃん・・・・・・優しくね・・・・・・気を抜いて・・・・楽にしてね・・・

さ、楓ちゃん・・・・・本当に・・・・後悔しないでよ・・・・・俺に抱かれても・・・

楓:先輩・・・・・私は・・・・後悔しないです・・・・・私の・・・・・憧れの存在
・・・・

私が・・・・・初めて・・・・好きになった人・・・・ですもの・・・・・

先輩に・・・・・いっぱい・・・・・抱いて下さい・・・・・もう・・・・悲しみを

背負って・・・・・いたくないです・・・・・先輩・・・・・お願い・・・・・

修一:楓ちゃん・・・・・色々・・・・・・あったのね・・・・・・その悲しみ・・・・

俺の心で・・・・・癒して・・・・消してあげるからね・・・・・苦しまないように

楓:先輩・・・・・・悲しみを・・・・・忘れさせて下さい・・・・・先輩の手で・・

修一は、楓を、いっぱい抱きしめた。その心は、感情が張り裂けるくらいの、恋心で

楓の、傷を完全に癒す事が、出来るのであるかは、今は、修一に任せる事に。楓は

身体の力を、全て抜いた。受け止めて貰えるなら、自分の、身全てを受け止めて欲しい

その願いを込めて、修一に全てを任せる楓だった。その思いは、修一に届くか?

修一:楓ちゃん・・・・・どうかな・・・・・・ちょっと恐いかな・・・・・?

楓:先輩・・・・・暖かい・・・・・・凄く・・・・・暖かい・・・・・・私の身体が

凄く・・・・・熱くなって来ます・・・・・・もっと・・・・・抱いて下さい・・・・・

修一:うん・・・・解ったよ・・・・・楓ちゃん・・・・・全てを・・・・俺に・・・

楓:先輩・・・・任せますね・・・・・こんな事・・・・・私・・初めてですから・・・

2人の関係は、何処まで発展して行くのだろうか?この続きは、後編へ続きます

 

次回予告
返り咲いた、涙の雪月花。楓の思う心は・・・そして・・・傷が癒せるのか?

NEXT 向き合う修一と楓 後編

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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