夜遅くに、美紀が帰った。しかし、楓は1人残った。そして、修一に向き合う心が
楓を、奮い立たせてしまった。楓の感情は、完全的に修一に向けられていたのだった
修一は、楓を抱く事になった。これで、どう思うかは、修一の考え次第になった
修一:楓ちゃん・・・・・俺はそんなに・・・・・・・たいした男ではないよ・・・。
それより、もっと、良い人が居るのに・・・・・・楓ちゃんは・・・どうして・・・
俺を選んでくれるの・・・・・?俺には・・・・・・・解らないよ・・・・・・・
楓:先輩・・・・・私は・・・・・・先輩と・・・・・初めて・・・出逢った時から
ずっと・・・・・先輩の・・・・背中を・・・・・追っていました・・・・・・・
先輩の心・・・・凄く・・・・・暖かく・・・・・人間関係に・・・・・広い人と
凄く感じました・・・・・先輩みたいな人と・・・・・出逢えて・・・・・私は・・・
本当に・・・・・嬉しかったです・・・・・だから・・・・先輩の・・・・恋人に・・・
なりたいけど・・・・先輩は・・・・・色々な人に・・・・・憧れの的ですから・・・・
私では・・・・とても叶わないと・・・・・・そう・・・・・感じて・・・・・
手の届かない・・・・・存在なのだと・・・・・ずっと・・・・・思っていました・・・
楓は、自分の存在感が小さい事が、凄く気になっていたのだった・・・・修一は
楓の影が、ずっと、追っていた事は、解っていた。しかし、言葉にする事は出来なかった
でも、修一は、昨日の夜に、美紀と楓を抱いて、その心が解った感じがした
楓にとって、修一は、憧れの存在。そして恋人候補の1人だった。思い描いた
恋人に近づけた事は、非情に嬉しかった。その事は、美紀・楓ともに、気が付いていた
修一:楓ちゃん・・・・・・優しくね・・・・・・気を抜いて・・・・楽にしてね・・・
さ、楓ちゃん・・・・・本当に・・・・後悔しないでよ・・・・・俺に抱かれても・・・
楓:先輩・・・・・私は・・・・後悔しないです・・・・・私の・・・・・憧れの存在
・・・・
私が・・・・・初めて・・・・好きになった人・・・・ですもの・・・・・
先輩に・・・・・いっぱい・・・・・抱いて下さい・・・・・もう・・・・悲しみを
背負って・・・・・いたくないです・・・・・先輩・・・・・お願い・・・・・
修一:楓ちゃん・・・・・色々・・・・・・あったのね・・・・・・その悲しみ・・・・
俺の心で・・・・・癒して・・・・消してあげるからね・・・・・苦しまないように
楓:先輩・・・・・・悲しみを・・・・・忘れさせて下さい・・・・・先輩の手で・・
修一は、楓を、いっぱい抱きしめた。その心は、感情が張り裂けるくらいの、恋心で
楓の、傷を完全に癒す事が、出来るのであるかは、今は、修一に任せる事に。楓は
身体の力を、全て抜いた。受け止めて貰えるなら、自分の、身全てを受け止めて欲しい
その願いを込めて、修一に全てを任せる楓だった。その思いは、修一に届くか?
修一:楓ちゃん・・・・・どうかな・・・・・・ちょっと恐いかな・・・・・?
楓:先輩・・・・・暖かい・・・・・・凄く・・・・・暖かい・・・・・・私の身体が
凄く・・・・・熱くなって来ます・・・・・・もっと・・・・・抱いて下さい・・・・・
修一:うん・・・・解ったよ・・・・・楓ちゃん・・・・・全てを・・・・俺に・・・
楓:先輩・・・・任せますね・・・・・こんな事・・・・・私・・初めてですから・・・
2人の関係は、何処まで発展して行くのだろうか?この続きは、後編へ続きます
次回予告
返り咲いた、涙の雪月花。楓の思う心は・・・そして・・・傷が癒せるのか?
NEXT 向き合う修一と楓 後編
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!