美紀は、時間が遅くなった為に、先に帰ってしまったが、楓だけが修一の自宅に残った
しかし、そこで、待っていたのは。感情を抑えきれない楓の、思い蠢く感情だった
修一は、それを受け入れるのか?それとも拒否するのか??果たしてこの先は一体
修一:楓ちゃん、お待たせ。カレーのレシピが出来上がったよ。これなら、美味しい
カレーを作る事が出来るよ。これに、書いている通りに作ってみてよ。楓ちゃん?
楓:先輩・・・・・私・・・・・もう・・・・・押さえ切れないです・・・・・感情が
先輩・・・・・お願い・・・・・抱きしめて・・・・・そして・・・口付けて・・・・
私の感情が・・・・・もう・・・・・押さえ切れなくて・・・・・・お願い・・先輩
楓の、感情が完全に、押さえ切れなくなってしまった。この状態を、どう考えるかは
修一の考え方に、任せるしかないと思った楓だった。楓は、修一の事が好きになって
しまったのだった。心を変化させた楓の心境は、もう、変わる事は無かった。
修一:楓ちゃん・・・・本当に・・・・好きになってしまったのかい・・・・・俺を・・
俺は、構わないけど・・・・・楓ちゃん・・・・・俺と・・・・付き合うと・・・・
良い事は無いよ・・・・止めておきよ・・・・・悪い事は言わないから・・・・・・
楓:いやです・・・・・・先輩に・・・・・・恋人にしてもらうまで・・・・・私・・・
先輩から離れない・・・・・絶対に離れない・・・・・此処からも・・・動かない・・
先輩が、抱いてくれないなら・・・・・私が・・・・・抱き締めさせます・・・・・・
修一は、どうするかどうかを考える所だった。修一には、美紀を抱いて、楓を、また
抱く事になるとは考えられなかった。楓の目を見たら、本当に真剣な目をしていた
これなら、無理はないと思った。修一は、どうする。
修一:楓ちゃん・・・・・本当に・・・・良いのだね・・・・・俺を好きになった人は
みんな・・・・・不幸になって来ている・・・・・楓ちゃんも・・・・そんな目に・・・
合わせたくない・・・・・楓ちゃん・・・・・手を離して・・・・・
楓:いやだ!!・・・・・先輩の馬鹿!!!・・・・・・どうして・・・・私を・・・・
受け入れてくれないのですか・・・・・・もしかして・・・河合先輩の事ですか・・・・・
そうですよね・・・・・私なんて・・・・まだ子供ですから・・・先輩の気を引く事も
惹かないですよね・・・・先輩に・・・・私・・・・迷惑かけてばかりですよね・・・・
私なんて・・・・・私・・・・・なんて・・・・・・
楓の、目は涙目になっていた。悲しい余りに、感情が一気に乱れてしまった・・・・
修一も、これには、自分が悪い事を反省して、楓を抱く事にした。
女性を泣かせてしまったら、修一のプライドが、許されないと考えたのだった。
修一:楓ちゃん・・・・・解ったよ・・・・抱いてあげるから・・・・・泣かないで・・
そんな、悲しい目をされたら・・・・私のプライドが・・・・・崩れてしまうよ・・・・
楓:先輩・・・・・だって・・・・・先輩が・・・・・・好き・・・・大好きだから
誰にも・・・・取られたくない・・・・・私だけの・・・・物にして欲しい・・・・・
修一:楓ちゃん・・・・・解った・・・・でも、後悔はしないでよ・・・・・・・・・
楓:解りました・・・・・先輩に・・・・・抱いて欲しいです・・・・お願い先輩
と言う事で、今宵も、まさか、楓を抱く事になる事になるとは、修一も思ってなかった
次回予告
今宵の楽しみも、楓と一緒に過ごす事になった。修一の迷いを消し飛ばす事が出来るか
NEXT 向き合う修一と楓
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!