小説 IN SIDE WATCH

第 41 話 思い蠢く楓の感情

美紀は、時間が遅くなった為に、先に帰ってしまったが、楓だけが修一の自宅に残った

しかし、そこで、待っていたのは。感情を抑えきれない楓の、思い蠢く感情だった

修一は、それを受け入れるのか?それとも拒否するのか??果たしてこの先は一体

修一:楓ちゃん、お待たせ。カレーのレシピが出来上がったよ。これなら、美味しい

カレーを作る事が出来るよ。これに、書いている通りに作ってみてよ。楓ちゃん?

楓:先輩・・・・・私・・・・・もう・・・・・押さえ切れないです・・・・・感情が

先輩・・・・・お願い・・・・・抱きしめて・・・・・そして・・・口付けて・・・・

私の感情が・・・・・もう・・・・・押さえ切れなくて・・・・・・お願い・・先輩

楓の、感情が完全に、押さえ切れなくなってしまった。この状態を、どう考えるかは

修一の考え方に、任せるしかないと思った楓だった。楓は、修一の事が好きになって

しまったのだった。心を変化させた楓の心境は、もう、変わる事は無かった。

修一:楓ちゃん・・・・本当に・・・・好きになってしまったのかい・・・・・俺を・・

俺は、構わないけど・・・・・楓ちゃん・・・・・俺と・・・・付き合うと・・・・

良い事は無いよ・・・・止めておきよ・・・・・悪い事は言わないから・・・・・・

楓:いやです・・・・・・先輩に・・・・・・恋人にしてもらうまで・・・・・私・・・

先輩から離れない・・・・・絶対に離れない・・・・・此処からも・・・動かない・・

先輩が、抱いてくれないなら・・・・・私が・・・・・抱き締めさせます・・・・・・

修一は、どうするかどうかを考える所だった。修一には、美紀を抱いて、楓を、また

抱く事になるとは考えられなかった。楓の目を見たら、本当に真剣な目をしていた

これなら、無理はないと思った。修一は、どうする。

修一:楓ちゃん・・・・・本当に・・・・良いのだね・・・・・俺を好きになった人は

みんな・・・・・不幸になって来ている・・・・・楓ちゃんも・・・・そんな目に・・・

合わせたくない・・・・・楓ちゃん・・・・・手を離して・・・・・

楓:いやだ!!・・・・・先輩の馬鹿!!!・・・・・・どうして・・・・私を・・・・

受け入れてくれないのですか・・・・・・もしかして・・・河合先輩の事ですか・・・・・

そうですよね・・・・・私なんて・・・・まだ子供ですから・・・先輩の気を引く事も

惹かないですよね・・・・先輩に・・・・私・・・・迷惑かけてばかりですよね・・・・

私なんて・・・・・私・・・・・なんて・・・・・・

楓の、目は涙目になっていた。悲しい余りに、感情が一気に乱れてしまった・・・・

修一も、これには、自分が悪い事を反省して、楓を抱く事にした。

女性を泣かせてしまったら、修一のプライドが、許されないと考えたのだった。

修一:楓ちゃん・・・・・解ったよ・・・・抱いてあげるから・・・・・泣かないで・・

そんな、悲しい目をされたら・・・・私のプライドが・・・・・崩れてしまうよ・・・・

楓:先輩・・・・・だって・・・・・先輩が・・・・・・好き・・・・大好きだから

誰にも・・・・取られたくない・・・・・私だけの・・・・物にして欲しい・・・・・

修一:楓ちゃん・・・・・解った・・・・でも、後悔はしないでよ・・・・・・・・・

楓:解りました・・・・・先輩に・・・・・抱いて欲しいです・・・・お願い先輩

と言う事で、今宵も、まさか、楓を抱く事になる事になるとは、修一も思ってなかった

 

次回予告
今宵の楽しみも、楓と一緒に過ごす事になった。修一の迷いを消し飛ばす事が出来るか

NEXT 向き合う修一と楓

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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