小説 IN SIDE WATCH

第 40 話 3人の夕方の晩餐 後編

修一・美紀・楓の3人は、夕方まで眠りに着き、疲れを取った。

しかし、疲労が余り 回復してないのもあった事か、少し疲れた表情で、

3人とも起きて来たのだった

夕食の準備を1人でしていた、修一も。美紀・楓の協力のおかげで、50分をかけて

夕食の仕度が整った。最後の休日、思い出の終章。どの様な形で幕を下ろすか?

修一:結構上手く出来ましたね♪これこそ、自分流の家庭料理って感じがしますよ。

腕は、まだまだ半人前ですけど。美紀さんや、楓ちゃんと一緒に作っている事で

自信が付きますね。まだまだ、これからも、腕をあげて作って行きますよ

美紀:修さんと、一緒に料理を作っていると、自分も真剣になりますね。一緒になって

作るなんて滅多に無いですからね。こう言う時でないと。チャンスが無いですから。

楓ちゃんも、これで少しは自信が付くかも知れませんね。

楓:そうですね。こうして一緒になって、

3人で、囲んで一緒に学べる喜びを改めて 感じます。

そして、手取り足取り、色々な事を教えてもらって、料理の事から

人生の事、人間の生き方。様々な事を、学校で、そして今日此処で、また1つ

新しい事を教えてもらいました。これからも自分を大切にして、頑張って行けます

3人は、こうして色々な事を、話しながら、食事を進めて行った、1つ1つの料理に

心をこめて作っている事で、味も一新して変わっている事も3人とも気が付いている

新しい味の付け方、変わった料理。個性溢れる3人の作った料理の味比べ

イメージや、アイデアで出来上がった。個性溢れる料理には

3人とも驚く事ばかりだった。食事の時間は、どんどん過ぎて行った。

修一:今日の食事は、また格別ですね。色々な味が味わえるから、凄く良いですね

いつも同じ味ですから、なんかこう刺激が無くて。拍子抜けしていたのですよ

美紀:そうですね。同じ味では、少々飽きてしまう事も、ありますからね。

みんなで協力して、作ったら色々な味が出来上がって、不思議と食べてしまうのですよ

だから、こんな時もあった方が良いなと、そう、私は感じますよ。

楓:河合先輩の、意見に賛成です。私も、こう言う機会を、1週間に1度は

作って欲しいですね。自分に取っては、為になる事ばかりですから♪

こうして、1日を振り返ってみると、こんな1日も1週間に1度はあった方が良いと言う

そんな事が、飛び込んで来た。これからも、こんな事が続けば良いなと、思う3人だった

そして、夜が更けて、時間も夜の20時前を回っていた。美紀と楓が帰る時間になった

美紀:修さん、私これで失礼しますね。明日も学校ですから、勉強しないと行けないし

時間も、遅くなってしまいましたから。こんな時間まで。お邪魔してしまって

楓ちゃんはどうするの?まだ此処に居るのかしら???

楓:私はもう少し居ます。新田先輩の、カレーの作り方のレシピを書いて 貰いますから。

河合先輩、ありがとうございました。色々迷惑をかけてばかりで

美紀:楓ちゃん。迷惑なんて思ってないですよ。下級生を見守るのも私たちですから

遠慮しないで、何でも言って来ると良いですよ。修さん、レシピよろしく。

修一:解りました。楓ちゃんの為ですから。腕を張って書きますよ。

美紀:じゃあ、楓ちゃん夜道に気をつけて。修さん、また明日、学校で

こうして、美紀は自宅へと帰って行った。そして、楓は、修一にカレーのレシピを

待つ事にした。修一は真剣になって、カレーのレシピを書いていった。

 

次回予告
楓の思いがまた、動き始める、抑えきれない思いが楓を奮い立たせた。修一は

NEXT 思い蠢く楓の感情

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

 

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