小説 IN SIDE WATCH

第 4 話  悲劇!襲い掛かる恐怖感

修一:時間が下がってしまったな・・・

今、何時かな???自分の腕時計を見て時間を確認する

修一:18時15分か、帰ったら、即食事の準備をしないと行けないな。

1人暮らしは大変・・・。

修一が、帰る道を歩いていた。そしたら、思わぬ事に遭遇した・・・・。

3人の子供が1人の子供に暴行を加えている・・・。

見た感じ小学生。最高学年位だった。

修一はそれを見て、慌てて止めに入った。

修一:止めなさい!そこで何をしている!!!

3人組の子供:あ、誰か来た!まずい、どうしよう・・・・・。

逃げる事はしなくそのまま止まった状態

修一:何があったのよ。何も暴行を加える事が無いでしょうに…見てみると朝合った、

子供が傷だらけになって倒れていた。血が少し流れているけど、危険な状態だった

修一:何で、こんな事をしたのよ!自分がやられた立場になったら解るでしょう!!!

3人の子供:こいつの態度が、ムカつくから・・・やったのです。素直に白状した。

修一:この子にした事を、私が変わって、自分達にしてあげましょうか?

受けた方が解るからね!

少し脅しをかけると、子供は図に乗ってくる。最近の子供は大きな態度を取って来る。

3人の子供:五月蝿いのだよ!おっさん!!!おっさんと言われた

修一の怒りは爆発した。

修一:おっさんか!そうか!!!目の前にある壁を、力入れて殴った。そうすると

壁が完全的に半分に割れた。力の入り具合では、骨が折れるくらいの腕力だった・・・。

修一:今度は脅しでは済まないよ。本当にやりますよ!こうなりたくなければ!!!!

3人の子供:ごめんなさい。僕達が悪かったです。最初はこんな感じではなかったのです

修一:強い者が、弱い者を虐めるのが良いと思うのかい?違うでしょう?

強い者が弱い者を助けるのが本当でしょう?

3人の子供:はい・・・。 修一:今度、こんな事をしたら許さないよ。

3人の子供:はい・・・。もうしません・・・・約束します。 修一:約束ですよ。

修一は、朝見かけた倒れている子供を抱えて、自分の自宅へと連れて行った。

修一:(とにかく、傷の手当をしないとこのままでは危険すぎる)

子供は、気を失ったままの状態。修一の自宅へと着き

子供の傷の手当てをする修一。表情は真剣だった。守りたいその気持ちが大きく感じる

修一:よし、これで良い。包帯を巻いて置いたから治るのが早い。何か作るか!

修一は、料理が得意の男の子♪子供の為に、得意のホットケーキを焼く事に♪

修一:上手く出来るからね〜♪と、言いながらリズムに乗って作り始めた♪

10分後、子供が気が付いた。小さな子供:ん?・・・・ここは・・。

修一:お待たせ、気が付いた?

修一が、ホットケーキとオレンジジュースを持って子供の前に現れた。

小さな子供:お兄ちゃん。確か、朝合った・・・・。

修一:覚えていてくれたのね。嬉しいよ。大丈夫?

小さな子供:お兄ちゃんが、手当てしてくれたの???

修一:傷だらけだったからね。可愛そうでね

慌てて止めて、この私の自宅で手当てをしたの。もう心配要らないよ。

小さな子供:ありがとう。お兄ちゃん。僕、西田 健一です

小学生6年生になったばかりです

修一:俺の名は、新田 修一 高校生2年生になったばかりです。

互いに自己紹介をする2人

健一:もしかして、お兄ちゃん。DEAD OR ALIVE トーナメントに 出場する人???

修一:そうだよ。過酷の戦いに出場する事になったの。

健一:凄い!お兄ちゃんかっこいい。

トーナメント出場は、商店街の皆さんにも知れ渡っているから、噂が流れるのが早い

修一:ありがとう。健一君。ところで、いつもいじめにあっているの?と聞いてみる

健一:うん。学校でいつも・・・・。だから、命を落とす事も考えた事もあります。だから、見て

健一は、自分の腕を修一に見せた。その時、修一は驚く事に脅威した。

修一:あ!こ!これは!!!こんな事まで!!!!そう、健一の腕は、刃物で切られた

リストカットした後が残っている。血が浮かんでしまい。腕がボロボロになっている

健一:耐えられなくなってしまって。血を見ると安心するから。

修一は、この時悲しい事に

修一:こんな・・・・小さな・・子供までもが・・こんな事まで…と言って涙を呑んだ。

普通の子供では、ありえない事が起き始めている、これが現在の現実だと改めて知った

修一:健一君・・・・もう・・・・こんな事は・・・・しないで・・・・。

涙を流しながら健一に言った

健一:修一お兄ちゃん。僕、もうしないから・・・・だから泣かないで・・・・・。

修一:約束だよ・・・・。腕に・・・・包帯を巻いてあげるよ・・・・。

健一の腕に、オキシドールで消毒し

包帯を巻いて、リストカットしないと健一と約束をした。修一:健一君、自宅まで送るよ

健一:修一お兄ちゃん、ありがとう。修一は、健一を自宅まで送ってあげる事にした。

歩くこと10分。自宅からそんなに遠くなかった。

健一は疲れたのか、修一の背中で眠ってしまった

安心していると言う感覚に。眠りを誘ったのかもしれない。

健一の自宅に到着し、インターホンを鳴らす

ピンポ〜ン。ドアからは、健一のお母さんが出て来てくれた。

健一の母:あ!健一。

修一:お母さんですか。健一君がいじめにあっていたので、傷の手当てをしました。

健一の母:本当にすいません。ご迷惑をかけて。

修一:いいえ、良いです。それより、お母さんにお話したい事があるのですけど。

健一の母:どうぞ、上がって下さい。

修一:すいません。お邪魔します。健一の自宅へとお邪魔する事に

次回予告
襲い掛かった恐怖感に巻き込まれた、健一。精神的に傷が深すぎる為に回復が出来ない
助ける方法があるのか?

NEXT 子供に優しさと勇気を

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!

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