修一:時間が下がってしまったな・・・
今、何時かな???自分の腕時計を見て時間を確認する
修一:18時15分か、帰ったら、即食事の準備をしないと行けないな。
1人暮らしは大変・・・。
修一が、帰る道を歩いていた。そしたら、思わぬ事に遭遇した・・・・。
3人の子供が1人の子供に暴行を加えている・・・。
見た感じ小学生。最高学年位だった。
修一はそれを見て、慌てて止めに入った。
修一:止めなさい!そこで何をしている!!!
3人組の子供:あ、誰か来た!まずい、どうしよう・・・・・。
逃げる事はしなくそのまま止まった状態
修一:何があったのよ。何も暴行を加える事が無いでしょうに…見てみると朝合った、
子供が傷だらけになって倒れていた。血が少し流れているけど、危険な状態だった
修一:何で、こんな事をしたのよ!自分がやられた立場になったら解るでしょう!!!
3人の子供:こいつの態度が、ムカつくから・・・やったのです。素直に白状した。
修一:この子にした事を、私が変わって、自分達にしてあげましょうか?
受けた方が解るからね!
少し脅しをかけると、子供は図に乗ってくる。最近の子供は大きな態度を取って来る。
3人の子供:五月蝿いのだよ!おっさん!!!おっさんと言われた
修一の怒りは爆発した。
修一:おっさんか!そうか!!!目の前にある壁を、力入れて殴った。そうすると
壁が完全的に半分に割れた。力の入り具合では、骨が折れるくらいの腕力だった・・・。
修一:今度は脅しでは済まないよ。本当にやりますよ!こうなりたくなければ!!!!
3人の子供:ごめんなさい。僕達が悪かったです。最初はこんな感じではなかったのです
修一:強い者が、弱い者を虐めるのが良いと思うのかい?違うでしょう?
強い者が弱い者を助けるのが本当でしょう?
3人の子供:はい・・・。 修一:今度、こんな事をしたら許さないよ。
3人の子供:はい・・・。もうしません・・・・約束します。 修一:約束ですよ。
修一は、朝見かけた倒れている子供を抱えて、自分の自宅へと連れて行った。
修一:(とにかく、傷の手当をしないとこのままでは危険すぎる)
子供は、気を失ったままの状態。修一の自宅へと着き
子供の傷の手当てをする修一。表情は真剣だった。守りたいその気持ちが大きく感じる
修一:よし、これで良い。包帯を巻いて置いたから治るのが早い。何か作るか!
修一は、料理が得意の男の子♪子供の為に、得意のホットケーキを焼く事に♪
修一:上手く出来るからね〜♪と、言いながらリズムに乗って作り始めた♪
10分後、子供が気が付いた。小さな子供:ん?・・・・ここは・・。
修一:お待たせ、気が付いた?
修一が、ホットケーキとオレンジジュースを持って子供の前に現れた。
小さな子供:お兄ちゃん。確か、朝合った・・・・。
修一:覚えていてくれたのね。嬉しいよ。大丈夫?
小さな子供:お兄ちゃんが、手当てしてくれたの???
修一:傷だらけだったからね。可愛そうでね
慌てて止めて、この私の自宅で手当てをしたの。もう心配要らないよ。
小さな子供:ありがとう。お兄ちゃん。僕、西田 健一です
小学生6年生になったばかりです
修一:俺の名は、新田 修一 高校生2年生になったばかりです。
互いに自己紹介をする2人
健一:もしかして、お兄ちゃん。DEAD OR ALIVE トーナメントに 出場する人???
修一:そうだよ。過酷の戦いに出場する事になったの。
健一:凄い!お兄ちゃんかっこいい。
トーナメント出場は、商店街の皆さんにも知れ渡っているから、噂が流れるのが早い
修一:ありがとう。健一君。ところで、いつもいじめにあっているの?と聞いてみる
健一:うん。学校でいつも・・・・。だから、命を落とす事も考えた事もあります。だから、見て
健一は、自分の腕を修一に見せた。その時、修一は驚く事に脅威した。
修一:あ!こ!これは!!!こんな事まで!!!!そう、健一の腕は、刃物で切られた
リストカットした後が残っている。血が浮かんでしまい。腕がボロボロになっている
健一:耐えられなくなってしまって。血を見ると安心するから。
修一は、この時悲しい事に
修一:こんな・・・・小さな・・子供までもが・・こんな事まで…と言って涙を呑んだ。
普通の子供では、ありえない事が起き始めている、これが現在の現実だと改めて知った
修一:健一君・・・・もう・・・・こんな事は・・・・しないで・・・・。
涙を流しながら健一に言った
健一:修一お兄ちゃん。僕、もうしないから・・・・だから泣かないで・・・・・。
修一:約束だよ・・・・。腕に・・・・包帯を巻いてあげるよ・・・・。
健一の腕に、オキシドールで消毒し
包帯を巻いて、リストカットしないと健一と約束をした。修一:健一君、自宅まで送るよ
健一:修一お兄ちゃん、ありがとう。修一は、健一を自宅まで送ってあげる事にした。
歩くこと10分。自宅からそんなに遠くなかった。
健一は疲れたのか、修一の背中で眠ってしまった
安心していると言う感覚に。眠りを誘ったのかもしれない。
健一の自宅に到着し、インターホンを鳴らす
ピンポ〜ン。ドアからは、健一のお母さんが出て来てくれた。
健一の母:あ!健一。
修一:お母さんですか。健一君がいじめにあっていたので、傷の手当てをしました。
健一の母:本当にすいません。ご迷惑をかけて。
修一:いいえ、良いです。それより、お母さんにお話したい事があるのですけど。
健一の母:どうぞ、上がって下さい。
修一:すいません。お邪魔します。健一の自宅へとお邪魔する事に
次回予告
襲い掛かった恐怖感に巻き込まれた、健一。精神的に傷が深すぎる為に回復が出来ない
助ける方法があるのか?
NEXT 子供に優しさと勇気を
それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!