小説 IN SIDE WATCH

第 34 話 恋心!乙女の純情 後編

真夜中の出来事に、楓を抱く事になった修一。事は上手く運んでいる。

しかし、時間は経って行くばかり・・・・互いの気持ちがまだ一致しない結果に

夜明けを迎える前には、終わらせて置きたいと考える修一。楓の心は、修一に恋心を

抱く1人となって行った。果たして、迷いを断ち切る事が出来るのであろうか???

修一:楓、綺麗だよ。凄く綺麗だよ。後輩にしては、さすがに、美しく感じる。

子供と思っているとは思えないね。楓自信がね。

楓:先輩・・・・私は・・・・子供ですよ・・・・性格も・・・・心も・・・・身体も

でも・・・・先輩・・・・・には・・・・・見て・・・・・欲しい・・・・もっと・・・

もっと・・・・見て・・・・欲しい・・・・・恥ずかしくても・・・・見て欲しい・・


楓の、気持ちが修一の心を貫いた。好きと言う言葉は、1つではなかった。

いくつもの言葉を、交差させて、沢山好きと言う言葉に、変えていたのであった

1つの好きではなく、全部が全部好きと言う意味でもあった。シャボン玉が飛ぶように

いくつもの、好きと言う言葉が、飛んでいるかのようだった。

修一:楓の目は、凄く綺麗な目をしているね。美紀の目も綺麗だけど、楓の目は

青く光っているかのようだよ。まるで、海を、見ているようにね。澄んだ瞳をしている

楓:私・・・・そんな目をしてないですよ・・・・普通の目ですよ・・・・・

先輩の優しさが・・・・・私の心まで・・・・・行き届いています・・・・凄く・・・

暖かい・・・・もう・・・・このまま・・・・ずっと・・・・一緒に・・・・居たい

先輩・・・・・好きです・・・・・大好きです・・・・・最後まで・・・・お願い・・・

楓が、そう言うと、修一は言葉の通りに、楓と、最後までしてあげた。まるで、氷が

解けるかのように、美しく輝く感じが、楓をもっと強くした。これで、楓が少しでも

変わってくれれば、良いなと感じる。修一であった。そして、夜明けと、ともに

修一と、楓と、美紀の3人が、日の出の光に包まれた。時間は、朝の7時だった

楓:先輩・・・・・ありがとう・・・・・とても・・・・嬉しいです・・・・・

初めて・・・・こんな・・・・・経験しました・・・・・先輩・・・・少し・・・・

眠りたいです・・・・・私・・・・疲れてしまって・・・・

修一:ゆっくり休むと良いよ。楓。そっと、寝かせてあげるね。

楓:ありがとう。先輩・・・・・す〜・・・・す〜・・・・・・

修一は、楓を眠りに着かせて、自分の部屋を出た。そして、リビングに戻ると。

美紀が、床で疲れた事か、眠ってしまっていた。

修一:あらら、美紀も、眠ってしまっている。こんな所で眠っていたら、風邪を引いて

しまうな。どうするかな?あ!そうだ、こうしよう。よいしょっと。

修一は、美紀の身体を優しく抱えて、自分の部屋のベットにそっと眠りに着かせた

そして、修一が部屋を出ようとした時に、寝言が聞こえた。

美紀:修さん・・・・・いつまでも・・・・・私と・・・・一緒・・・一緒ですよ・・・

修一:美紀さん。そうですね、楓ちゃんも居ますからね。仲良くなってしまいましたね

さ〜て、お風呂でも入りますかね。朝風呂は、気持ちが良いですからね。入ろう

修一は、お風呂に入る為に、お風呂場へと向かって行った。

 

次回予告
3人の気持ちが互いに理解し、考え方が一致した。この3人には、刺激を求める事は
間違いないと思う。今日は日曜日。どの様な1日を過ごせるかな???

NEXT トライアングル・フレンド

それでは、次回をお楽しみに。眠りについて!待機せよ!!

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