小説 IN SIDE WATCH

第 26 話 運命の分岐点

楓は、疲れて眠った状態の中。修一と美樹の2人は、真夜中の会話に入っていた

しかし、美樹にはもう1つ、話す事があった、私、好きな人に告白ができない・・・・。

素直に言う事ができない、美樹の言葉を、修一は素直に受け止めた。

しかし、美樹の様子は一転して変わった。目を見た時の美しい瞳が、修一を離さない。

さてさて、この先、一体何が起きますかね。

修一:そうですか。そんな事があったのですか・・・。それは言える事ではないですね。

でも、いつかは話すのでしょう?美樹さん。それは、話した方が良いですよ♪

これから、好きな人に告白して、付き合っていくのでしたら・・・。ですけど・・・。

美樹:じ〜・・・・・・。修さんの目って綺麗ですね♪

美樹は、ずっと修一の目を見て話している。一転の目を背ける事は無かった。

修一:そうですか。そうとは思えないのですけど、そう言ってくれると嬉しいですね♪

美樹:修さん・・・・・。私・・・・・私・・・・もう、抑えきれないの。気持ちが

お願い受け止めて。修さん・・・・。

美樹は、修一に素直に言った。修一は動揺するばかり。テーブルで、向かい合った2人

修一:え!ええ!!俺ですか!!!美樹さん。何かの間違いでしょう???俺なんて

美樹は、席を立ち、修一の座っている椅子の方へと向かった。そして・・・・。

美樹:修さん♪嘘ではないですよ。私は、ずっと、修さんの、事を見ていました

でも、修さんには、色々な人に好かれる。私には、付き合って下さいと

しつこい変な人ばかり。修さんみたいな、良い人には、巡り合う事が無かった。

同じ同級生になって、親が居ない時に、自宅に来てくれて、嬉しかったですよ♪

その時から、私、修さんを好きになったのです。修さん・・・・・。

美樹は、修一を抱きしめた。今までに見せなかった、美樹の姿を、修一は目にした

修一:美樹さん。どうして俺を???じゃ、美樹さんが、好きな人って!!!俺!!!

美樹:修さん。声が大きいですよ。楓ちゃんが起きますよ。そうです。修さん

私は、修さん、貴方が好き。彼と、今日限りで別れてきましたし。私には、修さんだけ。

互いの気持ちが交差して解った。美樹にとっては、運命の分岐点だったかもしれない

恋人と別れて、新しい恋人を手に入れる、運命。受け止めて欲しい、気持ちで一杯だった

修一:美樹さん。そこまで、俺を。美樹さん、俺も、美樹さんの事が好きでした。

でも、美樹さんと同じように。美樹さんは学園の人気者。俺なんて、手が届かない

そう思っていた。でも、告白されて。俺で良かったのかなと、思ってしまって。

美樹:美樹さんではなくて、美樹と呼んで。私は、修さん以外の人を、好きになれない

修さん、私を・・・・・。抱きしめて。

修一:解ったよ♪美樹。優しく抱きしめてあげる♪リビングでソファーに座ろう

そう言って、修一は、美樹の身体を抱えて、リビングへと向かった

美樹:修さんの手、暖かい・・・・♪凄く。凄く。暖かい

修一:美樹の身体は、柔らかいな♪ふわふわする♪まるで、マシュマロみたいだ♪

時間は、夜の23時、2人の時間はこれから始まる。

 

次回予告
修一と美樹。2人の気持ちが交差した。そして、2人は結ばれる。この結末は

NEXT 抱擁 
18歳以上推薦年齢となっております。

それでは、次回をお楽しみに♪眠りについて!待機せよ!!

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