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第 22 話 夕方の晩餐 中編

修一・楓・美樹の3人は、喫茶店を後にして、修一の自宅へと向かった。

3人が揃うのは滅多に無い事だった。学校の中でも、同級生と下級生では、合う事は

非常に少ないパターンである。一体、美樹の話とは一体何だろうか???

修一:しかし、珍しいですね。この3人が揃うのは滅多に無いですからね。

楓:そう言われて見れば、そうですね♪本当、珍しいですね♪河合先輩も一緒って♪

美樹:修さんとは、クラスメートですから、良く合いますけど♪

楓ちゃんが一緒って言うのは、本当に珍しいパターンですね♪何か楽しくなりそうですね♪

3人は、何か面白い事を考えているのか??悩み事を、真剣に聞くのか良く解らない状態

でも、美樹の表情は、苦悶の表情は隠し切れなかった。

修一:今日の、夕食の献立はみんなで決めて。みんなで作りましょう♪協力して

楓:賛成です♪何か手伝いたい気分です♪河合先輩の、お料理も気になりますし♪

美樹:良いですね♪修さんと、一緒に料理するなんて何年振りですかね♪

以前、修一と美樹は一緒に、美樹の自宅で、ご両親が居なかった時、一緒に料理を作って

夕食を一緒にした時もあったのだった♪あの時は最高の喜びだった。

修一:丁度1年前ですね。美樹さんの家で、夕食をご馳走になったのは♪

美樹:あの時は、両親が旅行で、私が1人だったので。勉強を教えていた

修さんが一緒に、手伝って作ってくれたのでしたよね♪懐かしいです♪

楓:そんな事があったのですね♪仲が良いですね♪新田先輩と、河合先輩って♪

凄くお似合いですね♪私もそんな良い人が恋人に欲しいですね♪

修一:そんな事は無いよ、俺なんて、そんなにたいした事ないし。何も特技もないし

美樹:修さん、特技色々持っているではないですか♪料理に、スポーツ万能で

修一と美樹を見ていると、仲の良い2人と羨ましがる楓

自分には何もないと感じてしまう。そんな2人は楓を見守っているのだった。

3人で仲良く話していると、あっと言う間に、修一の自宅へと辿りついた。

修一:ところで、美樹さん。今日は泊まって大丈夫なのですか???

美樹:両親が、週末なので旅行に行っているのですよ。私1人なので。楓ちゃんと一緒で

楓:私の所も、そうなのです。1人です。先輩と一緒に居ると楽しいですよ♪

修一:そうだったのですか。では、ゆっくりして行くと良いですよ♪

こうして3人は、修一の自宅に集まって。今晩の夕食の献立を決めていた最中だった

修一:献立は決まったから、後は、お風呂の掃除ですね。お風呂も沸かさないと

楓:先輩、それは私がやります♪あと洗濯物を、整理しないと行けないので♪

美樹;では、私と修さんで、今日の献立を作ってみましょう♪腕が上がりますよ♪

今日の献立は、八宝菜に生野菜サラダになめこのお味噌汁に鶏肉の甘辛煮に決定した

3人は、早速別行動で分担して動く事になった。手が早い事か、楓は掃除や、整理整頓を

手早くやってしまっている。流石に女性と言う事が良く解る。手先が器用である

修一と美樹は、仲が良い事か、息がピッタリ合っている為、スムーズに料理が出来上がる

後は、八宝菜が出来るのを、ひたすら待つだけ♪こうして待つ事、8分後に出来上がった

修一:楓ちゃん、ご飯ですよ♪

楓;ハイ、先輩♪すぐに行きます♪楽しみ。今日のお食事♪

3人が揃っての、食事に全員が全員、緊張してしまっていた。この後、美樹が話す

 

次回予告
夕方の晩餐の幕は開かれた、どんな形で始まるかを、期待して待つ。そして、美樹は

NEXT 夕方の晩餐 後編

それでは、次回をお楽しみに♪眠りについて!待機せよ!!

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