2012年7月21日大在公共ふ頭(大分市)
麻生裕行の 護衛艦「いせ」「いなづま」
見学


毎年5月に大分地区でも海上自衛隊の艦艇見学があるが今年はまだないようなのであきらめていた。7月16日にトレーニングジムに行くと
佐藤氏が「今度大在埠頭に護衛艦が来るそうですよ、見に行かないのですか?」その場で調べたら確かに7月21、22日の両日に艦艇見学、
体験航海が予定されていた。トレーニングを終え自宅のPCで見るとこの連休の7月15.16日に佐伯湾でも護衛艦の見学会企画されている
しかし残念なことに今日でお終いや。21日からの体験航海を調べてみると体験航海希望者は事前に往復はがきで申し込みが必要、その期限
は7月7日ですぎてしまっていた。しかたないので21日土曜日の朝見学に行くことにした。
21日土曜日は基本的には私はお休みだが一部仕事が残っていたので見学後会社に行くことにする。いつものように早朝トレーニングを1時
間おこない9時過ぎに大在埠頭にむかう。埠頭には護衛艦「いなづま」「いせ」が係留されていた。いなずま」はすでに体験航海の体験者を
乗船させ出航準備にかかっていた。
護衛艦「いせ」海上自衛隊HPより ■護衛艦いせ 13.950トン 全長197m 全幅133m

9:30護衛艦「いなづま」出航。予想以上の早さで岸壁をはなれていった。「いせ」の艦艇見学は9:30からなのですぐに艦艇前ならんで乗船す
る。いつも通り気持ちの良い挨拶と笑顔で隊員が迎えてくれた。「いなづま」はいかにも護衛艦という感じがするが「いせ」は輸送艦か揚陸艦のような艦艇だ、艦艇の上部はペリポートのようだし、何よりもあるはずの大砲、(速射砲)がない。それでなぜ護衛艦なのか?

「いせ」は対空、対潜水艦戦闘能力、ヘリコプター運用能力、最新設備を導入した最新鋭護衛艦として平成23年3月に就役したのである。艦
内は予想よりも狭い感じがする、エレベーターで甲板に出る。甲板は暑いと思ったがまだ10時前なのでそれほど暑くない。甲板にヘリコプタ
ーが待機している。これはヘリ空母なのか?空母を日本は保持するならば本格的な空母を保持するべきでないか。

■乗船してすぐの館内の様子 ■昇降機(エレベーターの中、空が見える。 ■SH60Jヘり
■Mk41 VLS発射装置 ■20mm機関砲 ■12.7mm機関銃
■「いなづま」よりいせの船尾 ■甲板 ■甲板上の航空機用昇降機(エレベーター)

帰りはまたエレベーターで下がり下船した。約1時間見学して職場にむかう。昼過ぎには仕事をかたづけて自宅に戻り再び大在埠頭にむかう
午前中に体験航海にむかった「いなづま」が1:30には帰り2:00から一般公開されるため1:50に埠頭に乗船の列に並ぶ。
14:00より乗船、乗船してすぐに潜水艦攻撃用の3連奏短魚雷発射管がある

■係留中の護衛艦いなづま ■乗船の様子 ■3連奏短魚雷発射管

船尾にゆくとヘリの飛行甲板に出るSH-60J/Kが待機してあった、主に対潜水艦、捜索救助が目的でようだ。艦を一周して館主に行くと空中、水
上いずれの目標に対処可能の無人砲62口径76mm速射砲がある、砲弾を持ってみると12Kgだそうだ、艦橋下に撃ち漏らした航空機やミサイル
の対空目標に自動で発射する20mm機関砲が見える。また甲板には潜水艦攻撃用の魚雷遠距離に飛ばすため、魚雷の後部にブースターロケット
を装備して発射する装置「垂直式アスロック発射装置がある。途中階段から艦橋に上がる、途中に対艦ミサイル発射装置が見える。艦橋は以外
に殺風景である、主な心臓部のCICはさすがに見学できなかった。

■SH−60K型ヘリコプター ■操縦席 ■いなづまの船尾
■62口径76mm速射砲 ■艦橋前の20mm機関砲 ■艦対艦ミサイル発射装置
■垂直式アスロック発射装置 ■護衛艦いなづま4550トン 全長151m 全幅17.4m ■護衛艦いせ、いなづま

この護衛艦「いなづま」は平成12年に就役していている、2002,3年とテロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣、2011年には海
対処法案に基づきソマリアアデン湾に派遣されたそである。今日の気温は31度だが甲板はそれ以上の暑さだ、この鉄の船でソマリア沖の任
務では50度近くになっていただろう。海上自衛官のみなさん本当にご苦労さまです。

最後に国防の個人的考えでは沖縄の米軍基地は場所はともかく絶対に必要です、今の自衛隊の人数や設備そして民主党では中国に対して何の対
もできないと考える。尖閣の次には沖縄も中国領土と言ってくるだろう。日本を守るためには自衛隊をより拡大、充実する必要性を感じる。
日米地位協定の見直しと安全保障条約は絶対必要です。原子力発電所問題。原発の制御能力がないのに原発は必要ない、その他のエネルギ
ーに
シフトすべきである。しかしまったくないのもこまる、北朝鮮、ロシア、中国が核兵器を保持している、日本は保持していないが作る能力があ
り、材料のあることは周辺国は認識している。ここで原発を全て廃止すれは核兵器への抑止力もなくなってしまうのではないか。
広島、長崎は悲惨であったがそれでも各国は核武装している。国力(経済力)を高めるためにはやはり軍備は必要と感じるその延長戦が核とな
なる。非核3原則と言いながら現実的には核を搭載した艦艇が入港しているのではなかろうか?沖縄問題を言うならばアメリカにたよらない軍隊の必要性を感じる、その分経済の発展のさまたげになることも認識が必要と思う。沖縄の米軍がなくなって沖縄の経済は本当に成り立つのだ
ろうか?
自衛官の方々日本を守るためにより精進してもらいたい、そして国民はより応援すべきである。頑張れ自衛隊。



  

  更新日2012.8.1


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