目も当てられない対応

2020年2月27日

 政府は14日間の行事の停止を日本中に要請したとある。オリンピック開催に向けて、失うものと得るものの計算ができていないようにしか見えない。
 そもそも、なぜ14日間なのか。当初、コロナウィルスによる風邪の潜伏期が14日間だった。その後、中国より潜伏期は2から10日間という報道があった。一旦、14日設定すると変更が難しいのだろう。14日間の隔離では感染防御にならなかったのは、検査で陰性の確認後下船して感染が分かったクルーザー船での出来事からわかる。
 不顕性感染がある、かつ、府県戦観戦の多いウィルスであることが言われている。 100歩譲って、2週間後にコロナウィルス感染が下火になる可能性があるが、それは気温の上昇による。コロナもインフルエンザも冬の病気である。であれば、来冬には再びコロナウィルス感染が問題となることを予告しておく。