コロナ感染から身を守る A.ワクチン問題 B.マスク問題 C.感染後の問題 D.治療

コロナ感染対策の総責任者である日本の首相が感染しました。

彼はマスクをつけて、

ワクチンを4回接種してコロナに感染しました。

 

A.ワクチンの問題

1.コロナ感染の予防接種は2回接種後、2か月間で感染予防に20%、6か月で5%と効果が下がるという報告があります。さらに抗体価は2か月で40%、6か月で10%程度しか残らないという報告があります。つまり、ワクチンの感染予防有効期間はほんの数か月しかないという事になります。

2.ワクチンは2回接種しても、接種していない人とほぼ同じ確率でコロナに感染しています。最近は2回目の感染をしたという人も出てきました。その効果が短いという事からつじつまがあいます。

3.若者に対するワクチン接種は副反応が多い割にほとんどメリットがありません。また、3回目の接種では、高齢者も強い副反応があるようで、接種から2週間以内のワクチン死亡と疑われる例も増えています。

 

B.マスク問題

4.発病していない感染者から感染する事は少ないです。飛沫感染(つばなどからの感染)が主であり、エアロゾル感染(空気中のに遊しているウィルスからの感染)は可能性としてはありますが、証明できません。

同じ部屋でも10分以内の同席で、1~2mの距離を保てば感染の確率はかなり下がります。私はこの3年半、外来診療中にマスクをしたことがありませんが、感染はしていません。コロナ患者さんの診察をする際だけマスクをします。現在行われている過剰な防御は病院の診療拒否を引き起こし、初期医療を止めてしまい、結果的に医療ひっ迫の原因となっています。報道や政府広報に惑わされないでください。

 

C.感染後の問題

5.基礎疾患のない20歳以下の死亡者は日本ではありません。ただし、急激に悪化する間質性肺炎は基礎疾患がない60歳以下の人でも死に至ることがあるので初期からの診察は必要です。

6.コロナはほとんどの場合感染して3日程度で治癒します。2週間程度は軽い症状が残ることがあります。それ以上長引いて、肺炎の症状が出てくるときには危険な場合があります。

7.全員が発病するわけではないために、検査を受けない人も多く、感染者全員を探し出すことはできません。

8.学級閉鎖や保育園の休園は子育てに深刻な問題を引き起こします。また、子どものマスクは、健康状態や精神状態を観察することが難しくなります。不登校が増え、自殺が増えているなどの社会的な問題を無視してコロナ対策をするのは間違いです。

 

D.治療

9.現状では十分な医療体制はできていません。発熱患者さんの診療拒否が続出しています。行き場のない患者さんが自宅や、ホテルで悪化して、救急車の中で死亡するケースもあります。

 

ポイント

コロナウィルスにはいつか必ず感染すると思ってください。ワクチン接種しても感染します。できれば発熱する前に受診してください。感染の可能性のある人は病院に入る前に必ず電話をしてください。自宅待機は危険です。感染から逃げるより、感染の早期発見、早期治療が正しい行動です。当院では連絡後早急に診察をします。

 

            2022829日 医療法人優路 理事長 緒方俊一