夏にインフルエンザウイルスはどこにいる?

2020年2月17日

 夏にインフルエンザウィルスはどこにいるのだろう。寒くなるといきなり患者さんが増えるインフルエンザウィルスだが、夏はどこにいるのだろう。昨年は初秋からインフルエンザウィルスが流行したが、大体が寒さとともにいきなり患者数が増える。
 冬になるとどこからかやってくるのか。海外の寒い国からやってくるにしては突然インフルエンザ患者さんが増える。海外から来るなら水際作戦が有効ではないか。でも、そんな話は聞いたことがない。
 夏には多くの人の体の中にウィルスが潜んでいるとした方がわかりやすい。勿論、発病していない人にインフルエンザの検査をすることはないから、根拠はない。これはコロナウィルスにも当てはまる。
 世間の風潮は、人と人の接触をできるだけ止めようという空気になってくる。AIを利用してネットで会議をする、もしかして恋愛も、もしかして飲み会も、もしかして診察も、画面上だけで人の交流をする。コロナウィルス感染を嫌って無菌状態の人とだけ生活していこうとするのだろうか。