結石ができたら

検査方法
第1段階
超音波検査:腎臓からの尿の流れや、石を見ます。
腹部単純撮影:石の大きさと位置をX線で確認します。

第2段階
腎盂造影:造影剤を使用するX線撮影です。腎臓、尿管、膀胱を撮影します。

第3段階
CT検査:通常のX線で石が写らない場合行います。
逆行性腎盂造影:特殊な検査方法です。


治療方法
治療は石の場所と大きさで治療法が変わります。
1. 腎臓   
   とても大きければPNL:経皮的腎砕石術
   やや大きければESWL:体外衝撃波
   小さければ経過を見ます

2. 尿管   
   (上の方)大きければ腎臓に戻してESWL
   (中間)腎臓に戻してESWL
    尿道から器械を入れてTUL:経尿道的砕石術
   (骨盤内)TUL


ESWL:体の外から衝撃波を当てて石を割る方法です。入院せずにでき、患者さんの負担の少ない方法ですが何回も治療すると腎臓を傷めることがあります。

PNL
:腎臓に穴を開けて石を割る方法です。入院手術となり、入院期間は1〜2ヶ月になります。腎臓内で大きな石になるとこの方法しかありません。

TUL
:膀胱から尿管内に機械を入れて石を割る方法です。入院は必要ですがおなかを切らない楽な方法です。尿管の下の方にある結石に良い方法です。
 腎臓内では2〜3cm以上の石は大きすぎて体外からのエネルギーでは石を割るだけの力を加えることができません。1〜2cm程度の石はESWLの良い治療対象となります。5mm以下の小さな結石は自然に出ますから待って良いです。
 尿管結石も腎臓から2cm下までは腎臓の中にある石と同様に扱います。困るのは尿管の中頃にある石で下からも上からも遠くて場合によっては開腹することもあります。骨盤に近い場所では尿道から器械を入れて石を割ります。女性では尿道から腎臓まで器械を入れることができますが、男性の場合は尿道が長くて曲がっている為膀胱から7〜8cmほどしか器械が入りません。


結石が確実に体外に出たか確認する必要があります。痛みや血尿が消えた事は
排石した証拠にはなりません。再発率が50%を超える病気です。

次にいつ来るかをよく聞いて 定期的に受診し 石が大きくなる前に治療するようにしましょう。