元首相の国葬
元首相の国葬 国葬を行うことに関して賛否両論あることは当然の事であり、国葬にふさわしい首相であったという考えを否定するものではない。しかし、その反対意見もある。今回の国葬の問題は、国民の議論なしにごく短期間に決定されたことにある。 これまでも国民の意向を伺うことなく、賛成者のみで様々な決定が行われてきた。国民全体の意向を十分に反映しているとは考えられない政策を、集団としてうのみにするように上意下達の躾を国民に強いてきてはいないだろうか。 忖度、捏造、隠蔽、あまり響きの良くない言葉が並ぶ。ぜひ、国民が喜んで国葬に税金を支払うかどうかの議論をしたのちに決定していただきたい。これから、憲法改正、社会保障、インフレ、様々な解決できそうにない問題が山積みである。国民に正確なデータを開示して、議論をしたのちに政策に反映するプロセスを常とすべきだと思う。 |