40号 2015年1月14日発行 ●平岩純子の巻頭エッセイ 「11.29 大南地区退現教グランドゴルフ大会」 『戦後がずっと続きますように』 新年、あけましておめでとうございます。 今年の幕開けは、厳しい寒さで始まりました。私が住む町も朝から吹雪のような雪が降りはじめ、「年賀状を届けてくれる郵便局の方は大変だろうなあ。」「初参賀の準備をされていた神社の方々も大変だろうなあ。」とみるみる積もっていく雪を眺めながら考えていました。 今年は、戦後70年を迎えます。世界はグローバル化の中で情報は瞬時に行き交い、いろいろな垣根はなくなってきていますが、近隣諸国と仲良く、そしてこの平和がいつまでも続きますようにと祈らずにはいられません。 アベノミクスを争点にして勝利した第3次安倍政権が始まりました。 自分たちの生活が少しでも良くなるようにと期待して投票された方がたくさんいました。残念なことに「政治になんか期待しない」と棄権された方も大勢いま した。今のところアベノミクスの効果は大企業や富裕層、株を持っている一部の人にしか表れていません。円安と物価高の中で個人消費は落ち込んでいます。非 正規で働く人々の数は増え続けています。そして、最も心配なことは、選挙の争点にしなかった集団的自衛権行使や原発再稼働、労働分野の規制緩和など、私た ちの暮らしや平和を根底から覆しかねない状況がすぐそこまで迫っているということです。そのことは戦後ずっと築いてきた民主主義が根本から揺らいでいると いうことだと考えています。 冬休みに入ると、外で遊んでいる子どもたちの姿を多く見かけるようになりました。寒い中でも友だちと縄跳びをしている子がいます。おもちゃで遊んでいる 子もいます「それサンタさんにもらったの?」と聞くと「うん!」と嬉しそうに見せてくれます。日頃は子どもの姿のない公園では、背中を押してもらいながら ブランコに乗っている光景。お父さんとキャッチボールをしている姿を見ると、心がほんわかしてきて、ついうっとりと眺めてしまいます。 この子たちに平和な未来を手渡さなければならないと心に強く誓っています。 2014年度 第4回 定例県議会報告 第4回定例県議会は、11月26日から12月12日まで開かれ、県職員の給与・退職手当条例の一部改正を含め29議案が原案通り可決されました。 県立学校の設置に関する条例の変更 ・県立山香農業高校と県立日出暘谷高校は、2013年4月か ら日出総合高校(日出町)として統合されています。二つの学校で学んでいた在校生が卒業して、学校名も変更されます。山香農業高校の農場施設は、新設校の 農業学科の生徒が使います。しかし、バスで移動しなければならず、時間的にも距離的にも不自由な授業形態が心配です。 大分県立芸術会館の設置及び管理に関する条例の廃止 ・昭和52年に建設された芸術会館は、県立美術館が設置されるため、その歴史に幕を閉じます。新美術館の収蔵環境が整わないので、8月までは、収蔵品は据え置かれます。今後、施設を利活用できないか考えていきます。 「芹川ダム水環境改善事業」について ・昨年の秋以降、大分市内の「水道水がかび臭い」という苦情を多く聞きました。 原因は・・・大分川に水を供給している芹川ダム湖内にアオコが毎日大量発生。1年を通じて、上流域(牧場や温泉も多い)から栄養塩素類の流入が多く、水の入れ替わりが少ないため、ダム湖内の富栄養化(光合成により植物プランクトンが大量発生)が原因でした。 対策として・・・栄養塩類の流入を防ぐため「循環装置」(1億1千万円)「送水管」「分画フェンス」(5千万円)を組み合わせて改善します。 質問しました! 政治のリーダーシップについて (質)この2年間の安倍政権は、国論を二分する課題(特定秘密保護法・原発再稼働・集団的自衛権行使容認)をまるで全権委任されたかのように進めてきました。民意とかけ離れてしまっています。 4選出馬を表明された知事は、政治に求められる真のリーダーシップをどの様に考えていますか。 <知事答弁> 県政を担っていくうえで心がけてきたことは、3点です。一つは、県民中心ということ。二つ目は、現場主義の徹底。三つめは、時代の潮流をとらえることで す。国を挙げて、まち・ひと・しごと創世の動きが始まりました。「人と仕事の好循環」を創出し、地域を活性化していくことが大切です。 女性が活躍する社会づくりについて (質)女性労働のM字型雇用が続いています。結婚・出産・育児・介護の後、再就職する際も多くが非正規労働という状況です。特に母子家庭の労働実態は厳しく、短時間の仕事を組み合わせている多くの女性がいます。 女性が活躍できる社会の構築に向け、これまでの成果を踏まえ、今後どのような施策を行っていくのかお聞かせください。 <商工労働部長答弁> 就労の継続については、セミナーを開催しています。キャリアアップでは、女性管理職の交流会を3回実施しました。就職活動時の無料託児サービスを202名が利用しています。 職業訓練期間中の保育料助成を行い、92名中78名が就職しました。 企業での就業体験を通じて、子育て中の女性の仕事復帰では、54名のうち35名が就職しています。今後とも、関係各部と連携しながら環境整備の充実を図ります。 男性の働き方も見直さなければなりません。いつでも残業でき、どこにでも転勤できる男性が求められていては、女性にも厳しい実態となります。さらに妊娠が 祝福される世の中でなければならないと願いますが、現実には、「マタニティハラスメント」が起こっています。事業者の意識や職場環境の見直しの取り組みが 求められます。 性暴力被害者支援について (質)前回、性暴力にあった被害者が、必要な治療、カウンセリング、告訴の手助けを一カ所で受けられる「ワンストップ支援センター」を提案しました。「本県に合った支援体制を研究していく」と答弁されています。研究の成果をお知らせください。 <生活環境部長答弁> 県では、警察、医師会、公的相談機関、民間支援団体等からなる検討会を立ち上げ、他府県の先行事例も参考に、現状把握や課題を抽出しています。 被害者に寄り添った支援を行うため、関係機関と協議を重ねながら、性犯罪・性暴力被害者へのワンストップ化に向け、課題を整理しています。 性暴力被害者もDV被害者も暴力から逃れて救済された後、様々な支援が必要ですが、孤独感の解消も必要になってきます。「その後の不自由」を支えていく体制を強く求めます。 教育課題:人材育成方針の見直しについて (質)各市町村の教育長にお会いして、様々な意見を伺ってきま した。大量退職を迎えて、広域人事や若年層の多様な経験も大切だと理解しています。ただ、「概ね10年3人事地域」が一律に運用されています。採用される 人が大学を出たばかりとは限りません。39歳で採用される人もいます。年齢が上がるほど生活への配慮も必要ですし、学校の年代構成もバランスよくなければ なりません。そこで、該当者の生活と学校運営を配慮したものとするため、臨時講師や他県での学校勤務経験を考慮すべきではないでしょうか。また、人材育成 方針は3年が経ち見直しが必要です。今後のスケジュール的なことを教えてください。 <教育長答弁> 新規採用者の中には、相当な実務経験を有している教員がいるため、採用前の臨時講師としての長年の経験や他県における教員歴や採用後の勤務成績などを考慮した人事を検討したいと考えています。 人材育成方針の見直しについては、来年度中に行いたいと考えています。 若年層教員の状況については、職員調書や学校長の意見などにより、健康状況、家族の状況などを把握するとともに、県教委職員が学校を訪問し、若手教員の声を直接聞いています。 教員として、最も幸せな気分になれるのは、子どもが今「分かった」「変わった」「乗り越えた」瞬間を見られるときです。子どもと向き合うより事務的な仕事に追われるという実情はやはりおかしいです。 夏以降、数々の調査が現場に下りてきました。管理職からも「この調査をして県教委は何がしたいんだ?」と質問されました。ここに現場とのかい離があると感じます。県教委は、政治的圧力に屈せず、子どもを中心とした教育を守っていただきたいと切に願います。 子どもの貧困対策:養育費における支援策について (質)県の調査では、母子家庭で養育費を受け取っていない世帯 は65%に上ると聞いています。明石市では、離婚時などの夫婦間協議の支援として、「子ども養育支援ネットワーク」を設置し、相談体制の充実、参考書式の 配布、関係機関との連携を柱にした支援を行っています。大分でも「明石モデル」のような支援策が考えられないでしょうか。 <福祉保健部長答弁> 養育費は、ひとり親家庭にとって大切な収入源であるとともに、別居している親とのつながりを感じる事ができる、子どもの成長には大切なものです。 県では、弁護士による無料相談を年15回行っているほか、養育費相談会の開催や、市の母子・父子自立支援員の研修も行っています。 明石市のような取り 組みも先般、各市に紹介したところです。今後も、明石市の取り組みなども参考にしながら、養育費の確保などひとり親家庭への支援に努めます。 大分都市圏域における交通対策について (質)旧郡部の小規模集落における地域公共交通の維持再生、活 性化は人口減少社会を見据えた地域づくりを進めていくうえでとても重要です。大分市内においても野津原・佐賀関など、地域によっては今後同様な問題が生じ てくるのではないでしょうか。県は、昨年秋にパーソントリップ調査を実施し、結果を公表しました。30年前の調査結果と比較して、自動車依存度が高くなっ ています。今後は、これまで以上に子どもや高齢者など、交通弱者をはじめとした公共交通機関の利用者の視点に立った計画が必要だと思います。どのような方 針で進められるのでしょうか。 <土木建築部長答弁> 総合都市交通計画は、利便性向上や自動車交通の円滑化と効果的に組み合わせながら今年度中に策定します。 高齢者や学生など交通弱者の移動を支えるため、生活に密着するバス路線の確保に加え、鉄道とバスのスムーズな乗継や大分駅南北を循環するバスの導入などを盛り込みます。また、渋滞緩和に向けた幹線道路の拡幅やバイパス整備などを検討しています。 (質)来春オープンする大分駅ビルや県立美術館、さらには中央通りの車線減少など、人の流れやまちづくりとも連携がとれたものにする必要があります。車より人を中心とした都市空間を作り出すべきだと考えますが。 <土木建築部長答弁> 来春には、県立美術館など魅力ある施設が開設するとともに、東九州自動車道の県内区間も全線開通することから、人だけでなく、「車の量や流れ」も大きく 変化します。県都大分市の活気あるまちづくりのためには、この状況をしっかりと捉え、人と車のバランスの取れた都市空間をめざしていきます。 何年も前、私の住んでいる賀来地区で、地域の中を走るバス路線が廃止されました。採算が取れなかったからです。高齢者は、幹線道路までバスに乗るために遠 距離を歩かなければならなくなりました。バス会社や市に随分と要望しましたが、願いは届きませんでした。すべての地域に配慮したバスの運行は難しいかもし れませんが、高齢者が厳しい状況に置かれないような施策を是非考えてください。 週のはじめに大分駅前で、街宣活動をしています。1週間ごとに駅が変わっている様子がわかります。今週は大きな時計がお目見えしました。どうぞ、夢と活気あふれる新しい大分をつくっていってください。 純 子 日 誌 10月 4日…県立別府青山高等学校50周年式典・同窓会 6日…民主教育をすすめる県民会議 7日…都市政策審議会 8日…大分県精神保健福祉大会 お出かけ市長室 10日…警察逮捕術大会 11日…8の日行動 11日…東野台竹彩夜 「おでんづくり」 17日…定時制・通信制生徒体験発表 21日…アイ女性会議 22日…臼津支部母と女性教職員の会 23〜24日…連合部局長交渉 24日…一時保護所運動会 25日…光の園・チェチェリア祭 「パン食い競争」 11月 4日…九州横断長崎・熊本・大分観光 振興議員連盟総会(佐世保市) 7日…新生支援学校・玉沢祭 8日…大分県教育研究集会 車いすマラソン出場選手激励会 11日…稙田地区老人クラブ連合会グランドゴルフ大会 15日…アイ女性会議 九州ブロック大会(別府市) 17日…自治体議員団総会 18〜19日…県政共闘会議 22日…後援会総会 26日…飲酒運転根絶県民大会 28日…道路コミュニケーション講演会 30日…賀来校区健康づくりウォーキング大会 12月 7日…大分市消防団第4方面隊内点検 19日…賀来小・中学校出前講座 28日…安東ふさよし市議餅つき大会 「出前講座」 編集後記 去年のお正月は、施設に入っていた母が我が家に帰って来て過ごしました。施設で夜中に何度もトイレに行っていた母が、娘のところで安心したのか、1度も起 きずにすやすやと寝息をたてていたことを思い出しています。お父さん、お母さんがご存命の方どうぞ大事にされてください。 39号 2014年9月30日発行 ●平岩純子の巻頭エッセイ 「千春さん」 「いのちが大切にされる世の中に」 車いすに乗っている女性は、宮下千春さんです。 (ご家族の許可を得て掲載しています) 3年前に初めてお会いした時より、ずっと落ち着いてこられたように見えます。 20年前、千春さんの初めてのお産は、帝王切開でした。出産後にエコノミー症候群により血栓ができ、血管が詰まり、脳に酸素が行かない状態が2時間続い たそうです。それ以後、植物状態になりました。千春さんは、全面介護のまま、胃ろうで生きてこられました。ご家族の懸命な看護もあり、口からものが食べら れるようになり、7年目に車いすでの生活ができるようになったそうです。 交通事故や心肺停止など何らかの事故が理由で、脳に損傷を受け、後天的に「障害」を持つようになった人のうち、18歳以上65歳未満の人は、若年脳損傷者とされています。 脳がダメージを受けた結果、意識障害、麻痺、失語症など、日常生活をするうえで困難をもたらす様々な症状が現れます。この症状の多様さと「障害」と共に生きる時間の長さが、若年脳損傷者の特色です。 生活するうえでも多くの支援が必要になりますが、現在の国の制度では、18歳以後に「障害」を持つようになった人には、児童福祉法の適応はありません。 そのため、他の人が1割負担なのに全額自分で負担しなければなりません。また、65歳未満なので介護保険法にも適用されていません。おむつの支給もありま せん。医療や福祉サービスから外れてしまう、いわゆる「法のはざま」に置かれています。脳損傷による後遺「障害」を年齢や疾病で区別する体系の改善が求め られます。 県の調査によると65歳未満の重症脳損傷者の9割以上の方が移動、食事、排せつに介助が必要であり、7割以上の方が意思の伝達が困難であるなど、当事者や家族の厳しい生活実態が明らかになっています。 千春さんは、デイサービスに通い、ヘルパーさんも来て、介護を受けていますが、高齢者の支援をするヘルパーさんは多くても、「障害」者の支援をする専門 のヘルパーさんは少なく、また継続的な段階を踏んだ研修の機会も少ないとのことです。「法のはざま」にいる人たちへの支援にしっかりと目を向けていかなけ ればならないと考えています。 2014年度 第3回定例県議会報告 (9月2日〜9月18日) 【知事提案理由から】 芸術文化・スポーツ振興について いよいよ県立美術館が10月末に完成します。完成に合わせて、「OPAM 誕生祭」を11月23日から1週間かけて開催します。来年4月24日の開館記念展では、ターナーやルソー、ミロ、ダリなどの欧州モダン巨匠作家の名画と県出身巨匠の作品を展示します。 2019年ラグビーワールドカップ日本大会では、県内での大会誘致に向け、検討していきます。 人口減少社会を見据えた地域づくりについて 人口減少社会への対応が、国でも地方でも強く求められています。誰もが住んで良かった。住んでみたいと思うような地域をつくっていくことが大事です。県 内一円に仕事の場をつくっていくという意味で、農林水産業は重要です。これまで通り、県内生産者の育成・強化、企業誘致での雇用機会の拡大、高性能機械の 導入やリース制度の活用に力を入れていきます。 企業誘致によりこれまで15478人の新規雇用を創出してきました。地元中小企業の支援と合わせてやっていきます。 おんせん県おおいたとしては、観光を積極的に展開し、交流人口を増やし、関連産業を振興させていきます。 25年度決算について 九州北部豪雨災害からの復旧・復興、景気・雇用対策に力を注いできました。 その結果、歳出全体では、4年ぶりに増加しました。 企業業績の回復などで県税の増収や行革実践により、単年度収支は、2年ぶりに黒字となりました。財政調整用基金残高443億円を確保し、県債残高は、1 兆539億円となりましたが、臨時財政対策債を除くと12年連続で着実に減少させています。地方財政を巡る環境は、厳しいものがありますが、新たな時代に 対応できるよう、財政基盤の強化につとめてまいります。 補正予算(27億9432万1千円)の概要 ■国際航空路線拡充・定着促進事業(780万2千円) 韓国LCC(ティーウェイ航空)が9月から新たに運航するソウル〜大分線の定着を図るため、大分空港着陸料、大分空港ビル施設使用料に助成する。 ■国内航空路線拡充・定着化促進事業(1505万1千円) 国内LCC(ジョットスター・ジャパン)の路線定着を図るため、搭乗者数に応じた奨励金の交付、大分空港着陸料に対し助成する。 ■中核食品加工企業育成事業(5千万円) 6次産業化を推進するため、県産牛生産企業が行う設備整備に助成する。 ■芸術文化創造発信事業(8千万円) 決算余剰金の一部を芸術文化基金に積み立てる。 ■スーパーグローバルハイスクール推進事業(1600万円) APUや企業と連携し、グローバル人材育成を図る。(大分上野丘高校) 一般質問から明らかになったこと 1.土砂災害について 日本の国土は、およそ7割を山地が占めています。土砂災害の危険か所は、全国に約52万5千か所もあるそうです。大分県内の土砂災害危険個所は、約2万 か所、全国で5番目に多くなっていますが土砂災害警戒区域は、3442か所。指定率は17.5%になっていて、九州平均(57.0%)、全国平均(67. 5%)と比較しても大きく下回っています。 警戒区域に指定されると資産価値が下がるとの住民の懸念もあって、指定が容易に進まないという側面もあるそうですが、県民の安心・安全のためには、速やかに指定を進めていくことが必要だと思います。 2.東九州自動車道の開通では 今年度内に県内の全区間が開通見込みです。しかし、大分松岡から宮崎県の川南区間約150kmには、サービスエリアやパーキングエリアがありません。佐 伯インターから延岡南インター間は無料で乗り降りできるようですから、最寄りの休憩施設を使うようになるのかもしれませんが、150kmトイレなしでは、 厳しいと感じています。 3.東九州新幹線構想 九州新幹線鹿児島ルートが完成し、熊本まで行くのも博多経由で移動するほうが早いようですが、大分県は九州の東側を通る東九州新幹線構想について明らか にしました。現在の日豊本線に沿うルートで整備すると、大分―博多間が50分。大分―大阪間は2時間40分となるそうです。なんと短い時間で行くことがで きるのかと驚きました。しかし、国の計画の格上げには、まだまだ長い時間がかかることでしょう。 純 子 日 誌 8月 2日/学力問題を考えるシンポジュウム 5日/国道210号改修促進協議会 定時制・通信制振興会 18・19日/特別委員会県外調査 (愛媛県) 特別委員会調査 21日/アイ女性会議 24日/全日通労働組合定期総会 「全日通労働組合定期総会」 27日/国民教育要求実現集会 「要請行動」 9月 2〜18日/第3回定例県議会 防災スキルアップ研修会 5日/大分県戦没者追悼式 6日/賀来神社献幣使参向式典 8日/街頭宣伝 「街宣活動」 10日/生協との学習会 14日/東野台敬老会 20日/二豊学園スポーツ大会 「二豊学園スポーツ大会」 22日/街頭宣伝 24日/アイ女性会議 29日/街頭宣伝 教育公務員の在り方を考える会 30日/決算特別委員会 調査レポート (広域行政・行財政改革特別委員会) 8月18日朝、別府港から宇和島運輸フェリー「あかつき丸」に乗船しました。9時15分に出発して、八幡浜に12時30分に着きます。愛媛県庁でお話を伺い、帰りは、翌日の12時45分発、九四オレンジフェリーを利用しました。 乗船する自動車は、愛媛ナンバーが最も多いのですが、九州ナンバー、そして四国・関西ナンバーさらには関東ナンバーの車もありました。 四国と大分の間をおよそ3時間で行き来することができます。 宇和島運輸は、創業130年。高速道路の割引は、フェリー会社に打撃を与えていましたが、割引変更により徐々に回復しているそうです。東九州自動車道の 開通により 、観光客や物流のトラック輸送を期待しています。トラックは、コストの面から見ると、陸上の方が安くつくのだそうですが、フェリーには、運転 手専用の仮眠室が設けられています。お風呂もついていますので、労働安全の面からはこちらの方が恵まれています。 大分―大阪間では、時間は、フェリーの方が短く、距離も300km短縮されるようです。車いす利用の人は、2階から直接自家用車から階段を使わずに乗船、下船ができます。もちろん、エスカレーターもついています。 九四オレンジフェリーは、大分の臼杵と愛媛の八幡浜を結ぶ航路です。2隻で1日に7往復しています。 豊予海峡には、関西汽船、宿毛フェリー、国道九四フェリーを含め、1日に39便が行きかう状況ですが、一番の悩みは、燃油の高騰です。船の油は、C重油 という一番安いものが使われています。C重油は通常固まっているので、これを温めて使います。1リットル当たり75円だそうです。安かった時は、1リット ル20円の時代もあったそうですから、経営は大変な様子でした。離島航路に対する国の助成はありますが、フェリーに対する助成はありません。 船の寿命は、長くて20年だそうです。古くなった船は、東南アジアの国々に売られていきます。インドネシアが多いようです。 どちらの会社も船員不足で採用に苦労されているようです。津久見の海洋科学高校からも年に10名くらい採用していた時期もありますが、学科の関係で新卒 者が減っています。少子化の影響は、農業、林業だけではなく、この職場にも大きく影を落としていることを知りました。調査レポート 操舵室にも入れていた だきました。舵を切っている船員さんも双眼鏡で見張りをしている船員さんも若い方でした。関アジ・関サバを採っている漁船団が見えました。 四国と大分は、海を隔てて隣同士です。私は、以前、四国を経由して神戸に行く際に岡山まで新幹線で行き、そこでレンタカーを借りて香川に入り、淡路島を 通って大阪に抜けたことがありますが、どうして別府か臼杵からフェリーに乗り、四国を経由して関西に行く方法を思いつかなかったのかしらと振り返っていま す。 佐賀関と愛媛県の三崎を結ぶフェリーはわずか70分です。豊予海峡にトンネルを掘るか橋を架けるかが、両町の長い間の悲願でした、県は、そのための 調査費を保っていますが、私が議員になって12年間、その話はありませんでした。しかし、国土強靭化計画の中で話題になっています。もし、トンネルや橋を 架けるとしたら、2兆円くらいかかるそうです。費用は莫大なものですから、すぐに実現できるものではないと思いますが、船会社にしてみると死活問題となり ます。 働く人にとって、生活する人にとって、抱える課題の相違を感じます。ただ「四国に行きましょう!」「フェリーの旅もいいものですよ!」と自信をもって言えます。 7月に福島の子どもたちを湯布院に連れてくる時は、サンフラワーを使いました。あれは、さらに大きな船でしたが、船旅の良さは、ひとたび乗ってしまう と、ゆったりとした中で時間が過ぎていくことです。時速37qくらいだそうです。新しいフェリーには「女性専用室」が設けられていて、気兼ねなく横になる ことができます。 東九州自動車道の開通により、九州と四国の人やモノの移動が増えていくような提案をしていかなければならないと考えます。 編集後記 秋の夜長に虫の鳴き声が響きます。虫の音はどこか物悲しさを感じます。 議会では、教育に関する質問が多く出されます。多くの議員が関心を持ち、そのことで教育条件整備につながればと願います。しかし、残念なことに教職員団 体に対する非難も行われます。事実確認もなく、戦後みんなで築いてきた民主的な教育を真っ向から否定するような発言には「どうして、そんなに執拗に?」と 胸を痛めています。 38号 2014年8月8日発行 ●平岩純子の巻頭エッセイ 「後援会の研修旅行:佐伯市平和記念館」 「今、行動しなければ、きっと後悔する」 厳しい暑さが続いています。皆様、お元気でしょうか。 7月1日「集団的自衛権の解釈変更」が閣議決定されました。 集団的自衛権とは、日本が攻撃されていなくても、日本と仲の良い国が攻撃されたとき、一緒に戦うことを意味しています。 歴代内閣は、憲法九条に違反するので絶対に許されないとしてきました。ところが、安倍政権は、決して許されないとしてきた集団的自衛権行使を容認する動きを展開してきました。 集団的自衛権を持つ、持たないについては、国民の意見も分かれているところですが、本来なら、憲法改正を行ってから取り組むべきことを、一内閣の意向だ けで勝手に解釈するようなことは、立憲主義を否定してしまうことだと思います。米艦船に乗った赤ちゃんを抱くお母さんの絵を使って、首相がどんなに「国民 の命と平和を守るため」と訴えても、この矛盾は払しょくされず、多くの国民は不安を募らせています。 県民クラブで提案した意見書は、残念なことに1票差(20対21)で通すことができませんでした。 閣議決定前後は、多くのマスメディアがこの問題を取り上げていました。今でも、国会を取り巻き、意見表明している人たちが大勢います。でも、ひと月たつ とマスコミの扱いも小さくなってしまいました。私も、仲間と街頭活動をしていますが、県民の方の反応はさほど大きくはありません。 でも、考えてください。歴史を振り返る時、仲の良い国を助けるという名目で「侵略戦争」「非人道的な戦争協力」が繰り返されてきました。戦後60年、自衛隊の人たちが他国の人を傷つけることはありませんでした。自衛隊の人が戦争で命を落とすこともありませんでした。 集団的であれ、個別的であれ自衛権を行使して戦いが始まってからでは遅いのです。「教え子を再び戦場に送るな」先輩方が守り続けてきた言葉です。 私は、地方議員として草の根の運動を展開していかなければと考えています。 「抗議声明7月1日」 2014年第2回定例県議会報告 定 例県議会は、6月17日に開会し、7月2日に閉会しました。知事から議案10件、報告8件が提案されました。それを本会議、常任委員会で慎重審議を行い、 原案通り可決しました。今議会では、補正予算2億2309万6千円が提案されました。これにより、今年度予算の累計は、5920億円4309万6千円にな ります。 知事提案理由から 1 景気・雇用の動向について 国が行った金融緩和や思い切った財政出動により、県でも独自の対策を強化したところ、24年ぶりに「業況が良くなった」と言う割合が「悪くなった」を上回り、ようやく回復の兆しが現れてきた。 消費税率引き上げによる影響を心配していたが、緩やかな持ち直しの動きが広がっている。 有効求人倍率は、0.88と全国レベルには上がっていないが、徐々に上昇しつつあると思う。 2 人口減少社会について 大分県の人口は、2040年には、915万5千人と今より2割減少するとされている。中でも15歳から64歳の生産年齢人口や20歳から39歳の若年女性 人口は、3割以上減少するとされ、深刻な問題になっている。いかに歯止めをかけていくかが大きな課題。そのため、ライフステージに応じた人口の自然増や首 都圏などへの社会移動を食い止めるための生活環境改善や安定した収入を得られる産業振興、雇用改善などに総合的に取り組む必要がある。 3 新たな政策展開について 長期総合計画「安心・活力・発展プラン」に基づき夢と希望あふれる大分県の実現をめざしてきた。仕上げの年として、昨年度、県民アンケートを実施した。 20代30代の若者は、子育て環境の充実、買い物の便利さ、所得の増加の意識が高く、心の豊かさや精神的ゆとりなどを求める傾向にある。40代50代の世 代は、景気・雇用対策や医療の充実、豊かな自然環境への意識が高く、60代以上の方は、高齢者福祉や医療の充実、若者の定住対策などへの意識が高かった。 政策県庁としてこのようなニーズを捉え、プランの仕上げに取り組んで行く。このため、県立美術館を契機とした芸術文化ゾーンの創造や東九州自動車道開通後の新たな展開及び人口減少社会を見据えた特徴ある地域づくりについての研究会を設け、様々な観点から検討する。 基地問題の調査(6月2日〜4日・沖縄県) 「沖縄の痛みを分かち合いましょう」と基地の分散化が言われ、日出生台での米海兵隊の演習も継続的に行われています。「オスプレイが日出生台にやって来るのでは」と言う不安もありました。そこで、沖縄の基地対策と現地調査に行ってきました。 普天間飛行場 基地を取り囲むように民家や公共施設があります。周囲には、15の小・中・高・大学が建っています。ラムズフェルド元国防長官が「よくこんなところで事 故が起きないな」と以前言われていますが、沖縄国際大学に米軍の飛行機が落ちた記憶は、私たちの中に残っています。事故は、いつも基地外で起こります。 現在、12機のオスプレイが配備されています。配備後低周波の問題も起きています。オスプレイは、垂直飛行時と並行飛行時にプロペラを変換させ、一度に多くの人員を輸送できるのだそうですが、離発着時の事故が多く、別名「未亡人製造機」とも呼ばれています。 嘉手納基地 4000メートル滑走路が12本あります。極東最大の軍事基地です。24時間整備していて、いつでも出動できるように、そして訓練のためエンジン音が台 風の時以外鳴り響いています。騒音計で測ってみると、最高85デシベルを示しました。年間、206万回の離発着があるそうです。爆音被害だけではなく、嘉 手納では、米海兵隊が起こすあらゆる犯罪が戦後続いています。 爆音の中で、生活しているので、悲しいくらいの生活環境です。沖縄防衛局は「防音工事をしています」と言われます。確かに窓を閉め切るためのクーラー設置をしていますが、住民が払う電気代は、月8万円にもなるそうです。 「嘉手納は、抑止力のための基地ではなく、訓練のための基地」だと感じました。 子どもたちは、生まれてからずっとこの騒音の中で生活しています。この街を出て、初めて静かな生活があることを知ります。堪えられない気持ちになりました。 辺野古の海 4年前に来た時には、存在していなかった頑丈なフェンスが浜に設置されていました。その上には有刺鉄線が張り巡らされ、監視カメラも設置されていまし た。フェンスの向こうは、米軍基地です。海から水陸両用車が、サンゴ礁を踏み潰しながら上陸し、訓練を行っているそうです。 ボーリング調査を7月から始めると政府は発表していますが、「18年間、まだ海には手を出させていない。世論が止めてきている。」とおじいが言いました。 ここにX字滑走路を造ることは、移設ではなく軍事基地化だと感じました。 7月12日に辺野古の海から続いている森には、米軍の大きな施設が建設されると報道がありました。7月15日にはオスプレイが初めて首都圏を飛来しました。 「一度、依存してしまうとそこから抜けられなくなる。基地の問題は、政府がお金を出してくれるから抜けられなくなる。法外な賄賂から抜け出せない状況 を国がつくってきた。」と沖縄国際大学の前泊教授は言われました。それは、原発が誘致された地域も同じです。振興策と言う名目で、貧しいところだから、そ れがないとやっていけないと思わされてしまう。 米軍は、世界中の兵隊をグァムやハワイに撤収しているのに、沖縄の基地は、少しも少なくなっていません。むしろ、日本中に基地を拡大しているように私には見えました。 稲嶺名護市長は、「辺野古の問題は、喫緊の課題。これができたら100年は、負担を子や孫に課すことになる。でも、それを決めるのはわたしたち。次の世代に引き渡す責任がある。」と伝えてくれました。 純 子 日 誌 4月 6日 国分新町総会 東野台総会 10日 大分支援学校入学式 11日 賀来小学校入学式 12日 I女性会議 16日 認知症の人と家族の会集い 20日 442号期成会総会 23日 認知症の人と家族の会集い 24〜26日 情報連絡センター総会(福島県) 6月2〜4日 基地問題調査(沖縄県) 5日 文教警察委員会調査(大分・別府) 7日 連合男女共生フォーラム 13日 大分県警柔道・剣道大会 28日 後援会ボーリング大会 「442号道路清掃」 5月10日 8の日街宣 11日 スペシャル・オリンピクス夏季大会 12日 伊方原発再稼働反対大分県申し入れ 14〜15日 文教警察委員会調査(豊肥・県南) 「戴星学園授業参観」 18日 後援会研修旅行 「地域課航空隊」 20・21日 文教警察委員会調査(国東・高田・大分) 24日 賀来小・中学校豊賀祭 27〜28日 文教警察委員会調査(県北・久大) 「日田高校定時制・給食室」 29日 子ども女性相談支援センター調査 7月 1日 民主教育を進める県民会議 2日 原水禁要請 2日 集団的自衛権解釈変更を許さない集会 12日 8の日街宣 14日 愛育園はばたき新築工事着工式 19日 高教組女性部学習会 24〜30日 福島の子どもたちを湯布院で保養プログラム 26日 火群祭り 東野台祭り 福島を忘れない (福島の子どもたち・保養プログラム)7月25日〜31日 2011年に始まった福島の子どもたちを湯布院へ呼び、自然の中で羽目を外して思いっきり遊ばせる(ゆふわく)4回目を実施しました。 震災から3年と4か月が過ぎ、津波の傷跡は、少しずつ修復されています。しかし、福島の放射能問題は、より深刻さを増しているのに、忘れ去られようとしているような気がしてなりません。補償問題は経済や生活面で同じ福島に住む人の間に大きな亀裂を生じさせています。 親が「福島で生きる」と決めた子どもたち。3年の間に大きくなりました。震災後に生まれた子どももいます。 飛行機と新幹線を乗り継いで、郡山まで迎えに行きました。今年は、22名の子どもと4名の保護者の参加です。初めての新幹線、初めてのフェリー、初め ての九州。24時間の旅は、ワクワク、ドキドキの子どもたちでしたが、たくさんのスタッフに囲まれ、周到な準備をされた活動の中で少しずつ心を開放してい きました。 メインは滝遊びです。湯布院と宇佐の間に「福貴野の滝」があります。落差63メートルで滝壺も大きく、遊泳禁止にはなっていません。訪れる人も少なく、穴 場です。直前まで降っていた雨もやみ、「滝に行こう!」とテンションは上がります。安全プログラムを受け、ライフジャケットをつけ、張られたロープを伝 わって滝壺まで行ったり、ボートを浮かべたり、箱眼鏡で魚を見つけたりと思う存分遊びました。水は、ちょっと冷たかったので、上がってきた子からたき火を して体を温めました。福島の学校のプールは、再開しているようですが、子どもたちは、海に行ったりましてや滝で遊んだりすることはできません。 滝遊びの後は、「スイカ割り」です。「もっと右!」「違う。違う。行き過ぎた!」「そうそこ!」友達の声援の中、大きなスイカを4つ割りました。 食事も就寝も遊びもお寺の本堂と境内です。常時、45食分くらい必要になりますが、真宗大谷派のお寺さんの坊守さんと檀家の皆さんが、手分けして作って くださいます。子どもたちの好きなメニューも並びますが、毎回、湯布院で採れた新鮮な野菜が食欲をそそります。食事の前には、自然と子どもが台ふきんをか け、お箸を並べています。 「朝、せみをみつけました。」 グループに分かれて、湯布院探索、湯布院小学校の学童保育との交流、辻馬車、初めての経験ですが、ものおじしない子どもたち。入浴もスタッフが車4台でピストン移送です。 最終日の夜は、お別れ会。APUの学生や卒業生も加わり、スリランカの民族舞踊を見ました。ノルウェー、韓国、ベトナム、タイ、メキシコの衣装を着けた 外国のお兄さん、お姉さんの母国語に興味津々。遊びの合間におぼえたトーンチャイムで子どもたちも日本の童謡を披露しました。有名旅館からオードブルの差 し入れをいただき、最後は、「ビリーブ」をみんなで合唱。この時すでに大人の目は、うるうる。 翌日は、高崎山、うみたまご、地獄巡りをして乗ってきたフェリーに18時乗船です。 荷物を置いた子どもたちは、デッキに出てきました。雨のために紙テープは使えませんでしたが、船の上と岸壁でエール交換をし、ウェーブを見せました。段々 小さくなっていくフェリーを見送りながら、子どもたちの様子は見えませんでしたが、家に帰りついた保護者の方からの連絡で、泣きじゃくっていたと知らされ ました。 「これから先、いろんなことがあるでしょう。でも、あなたたちのことを無条件で大切に思う大人がいることを覚えていてほしい。」「大きくなっていく過程で、あの時、楽しかったなあと思い出すことができる人生であってほしい と願いました。管理しないでいると、子どもの素顔が見えてきます。いろいろなことを抱えている様子もうかがえます。でも、子どもが自分の殻を破ったり、何かを克服したりする姿も見ることができました。そんな感動を味あわせてくれたことに感謝しました。 今後経済優先で、原発が再稼働されることがない様願っています。福島の教訓を忘れてはならないと思います。そんな考えを持つ人が、日本中に点として増え続けていくことを願いこれから活動していかなければと考えています。 今回も「ゆふわく」を成功させるために多くの方々の協力がありました。また、ご寄付もいただきました。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 政務活動費について 号泣県議で話題になった「政務活動費」についてお知らせします。 私たちは、報酬とは別に調査・研修をするための活動費をいただいています。 一人につき月に30万円で、会派に振り込まれます。そのうち20万円が私に使うことを許される金額になります。この活動費を使って県外や県内の調査にも出 かけています。政務活動のすべてに領収書の添付が義務付けられています。県外に出る時は、計画書、報告書、写真を添えて報告しています。政務活動費の使途 が毎朝、マスコミをにぎわしていますが、大分県議会のチェック機能は、どこの議会よりも厳しくしていますし、私たちも公私の区別をきちんとして正確な会計 処理に心掛けています。。 私の昨年度の支出は、176万7986円(政務調査費35万6074円、研修費17万7648円、広聴広報費105万2054円、資料購入費7万6841円、事務費10万5369円)でした。使用しなかった63万2014円を返還しました。 報酬でも、政務活動費でも「これは、大切な税金からいただいている。」と言うことを念頭に置き活動しています。 編集後記 お盆が近づいてきました。私は、義父と実母の初盆です。でも2カ所に分かれていては、身動きが取れないので、悩んだ末に我が家に二つ並べて行うことにしま した。「わがままですみません。」と仏壇に手を合わせます。二人とも優しい人だったので「いいよ。」と言ってくれている気がします。 暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。
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