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高崎山登山道の入り口付近
右上の山が山頂になります
登山道は、ゆるやかな傾斜の道



注意書きを記した看板
ハイキング感覚の山登り
樹林から大分市が見える



久住の山並みを遠望




竪堀(たてぼり)と呼ばれる
戦国時代の石垣が続く
山頂にある石組み



山城の跡といわれています
高崎山登山駐車場からの遠望



【ご注意】登山道駐車場の手前で、T字路に出くわします。
この道は、左に曲がってください。するとお寺がありその横
道を進みます。「NPO法人・人と緑の遊学舎 親子でふれ
あう自然林調査事業」の看板が出てきます。目的地は、そ
の奥になります。
 右に曲がると、高崎山ニホンザル自然公園、海たまごの
ほうに、出てしまいます



*細字が読みにくい時は、印刷してみるのも方法かもしれません


登山も楽しい高崎山
(2008.1)

 高崎山は、別府湾に面した海側には 、ニホンザルの高崎山自然公園があり、毎日多くの観光客で賑わっています。そこの駐車場の横には、最新鋭の設備をそなえた 水族館『うみたまご』もあり、こちらにも多くの来館者で、ひっきりなしです。
 海側から見る高崎山は、急峻な山容をしていて、人の立ち入りを拒むようです。事実、ニホンザルの研究をしたり、猿の世話をする市の職員の人 たちでさえ、容易に立ち入ることはできないと話しています。
高崎山登山
 高崎山には、2つの人気スポットの外に、知られていないもう一つの楽しみがあります。インターネットにも、紹介するページは、今のところ ないようですから、今回ご紹介してみましょう。それは、高崎山登山です。
 高崎山は、大分市からも、別府市からも、近い位置にあります。それにもかかわらず、よほどの登山好き意外、だれに聞いても、”え、 登山ができるの…?”、”知らなかった”と言われます。
 高崎山の高さは、625mです。登山と言うより、山登りと言ったほうが正しいのかもしれません。町のほんの近くに位置していますから、 ハイキング感覚で上がることができます。きっと、どなたにでもお勧めできそうです。
登山の方法
 海側の峻しい山の姿に比べて、裏側に回ると、そこはなだらかな坂面が広がっています。登山口は、柞原(ゆすはら)神社をめざしましょう。
 神社のわき道を進むと、裏側に”高崎山登山口”と書いた看板があります。その道は、自動車でも進むことができます。山道に沿って前進すると、 行き止りが駐車場になっています。そこには、20台は停めることのできる広さがあります。
 早速、登山を始めてみましょう。写真の上から4枚が、その山登り風景です。比較的広い道が整備してあり、ゆるやかな上りになっていますから 苦労はありません。広葉樹が、一面に広がり、私たちが行った1月は、すっかり落葉していました。でも、3月過ぎから春の季節になると、緑に被 われた樹林が、想像されます。
 天気のよい日には、右手側にに久住の山並みを、遠くまで見渡すことができます。都会のそばにあるのに、空気 が澄んでいて、さわやかな風の中を行くと、そこは別世界です。
登山の見所など
 しばらく進むと左手の山側に、自然の造形とも、人工の構築物のようにも思える石垣が続きます。これは、戦国時代に高崎山の山城を防衛するため に構築された”竪堀(たてぼり)”と呼ばれるものです。石の壁は、その遺構とされるもので、余りにも古いためにその形さえ判断できなくなってしま っています。道に沿って長い場所は、400mくらい続いています。
 山城の遺跡は、山頂に着くと、今度はそこにも見ることができます(写真の7と8番)。城の全容は、知るべくもなく完全に無くなっています。山頂の 奥に円形の石垣で囲んだ井戸の跡のようなストーンサークルがあります。山頂ですから井戸跡ではないようです。その石組みの上に、何か構築していた のかもしれません。遠い昔に思いをはせるのも、ロマンを感じます。
 大分からも、別府からも、30分もあれば行くことができます。散歩がてらに上っても3時間もあれば、ゆっくり往復できますから、 機会があれば、どうぞ挑戦してみてください。
登山の注意
@、登山靴でなく運動靴で充分ですが、滑り止めのある靴を履きましょう
A、天然記念物のニホンザルの生息地です。注意書きを必ず読んでください
B、ゴミや飲食物などの残りは、持ち帰りましょう

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